こんにちは!はねうさぎです。
南ドイツの田舎に住んでいる主婦の私には、今回のコロナウイルスの影響は多くは感じませんが(もともと引きこもり気味で人も多く歩いていない)、バイエルン州が「外出制限令」を出したことで、私も外に出るときと言うのは、お散歩か買い物へ行く時くらいとなりました。
この外出制限令は、ドイツでは4月19日まで延長されています・・・まだ3週間ありますね。。
買い物も、はねうさ夫がほとんど行ってくるので、私は2週間に1度ほど一緒に買い物に行くくらい。
やはり、料理をする人が材料を購入する方が良いとは思うのですが、お水やビール等の重いものを買いに行くときは、夫だけが買い物へ行くため、ついでに他の物の買い物をすることが多くなっているので、自分が水から外出することが少なくなってきました。
さて、始めは中国で猛威を振るい、その後アジアのいくつかの国で流行、そしてイタリアやイランからヨーロッパ全体に広がり、今やアメリカでの感染者が広がっている、新型コロナウイルス。
日本でも徐々に感染経路の不明な感染者数が増え、有名人までもが亡くなってしまうという衝撃的な事態まで起こりました。
「日本のニュースやワイドショーはどうでもいい内容ばかり報道している」、「テレビでは専門家でもないタレントが出演し、コメントし、その辺のレストランやスーパーの状況を伝えて世間をあおっているだけで意味がない」と、日本のメディアや報道にあきれ返っている方もいることでしょう。
そんな時にお勧めなのが、英語のニュースを聞く、記事を読む、ということです。
不幸ではありますが、幸いにも?!このウイルスが、イギリスやアメリカで猛威を振るっている「恩恵」として、さまざまなリサーチ、研究、論文が上がってきています。
より信憑性の高い情報を得るためにも、日本語だけでなく、英語のニュースや記事を読んでみることをお勧めします。
そのため、今回は、新型コロナウイルスに関連する英語5選をお伝えします。
その1:Lockdown(ロックダウン)
日本でも最近「ロックダウン」という言葉が使われるようになってきました。
ロックダウンとは、都市封鎖の事です。
もともと、厳重に閉鎖される状態を意味する単語で、例えば、強盗犯が建物に入ってきたときに、入り口や窓などを完全にシャットダウンして閉じ込めることなどに使われてきました。
それを、今回の新型コロナウイルスの対策のひとつとして「都市封鎖」という意味で「Lockdown」と使われています。
ここで、注意ですが・・・RではなくLです。
日本語では「ロックダウン」とカタカナ表記ですが、英語の発音の時は、舌の先を上の歯の裏側に強く押し付けて発音する「L(エル)」から始まる単語ですので、友人と会話する時には注意しましょう。
Lockdownと関連する言葉として、
「Stay at home order」=自宅待機命令
「Shelter in place order」=自宅待機命令
「Movement control order」=外出(活動)制限
があります。
国や地域によって、使われている言葉は違うようですが、基本的な概念は一緒で、不要不急な外出はやめましょう(この場合は、order=命令なので、お願いベースではありません)ということを意味しています。
何となく、Shelter in placeの方が少し強い言葉のような気がします。
では、「不要不急」とは何を意味しているのか?という範囲ですが、英語の場合「Essential(エッセンシャル)」つまり、病院、薬局、スーパー等の、最低限生活に必要な事業だけが営業と活動を許可されている、という意味ですので、一般人の私達も、通院、薬を買いに行く、スーパーで食品を買う、ストレス解消に散歩やジョギングをする・・・と言ったこと以外は自宅に居ましょうね!ということを意味しています。
その2:Sosial distance(ソーシャルディスタンス)
ソーシャルディスタンスとは、人と人の距離をある程度取る事を意味していて、ドイツの場合、1.5メートル以上が推奨されています。
アメリカでは、6フィート(約1.8メートル)で、国によって多少違いはあるものの、欧米文化でありがちな、人との距離が近い文化(ホームパーティー、キスやハグ・握手をする、電車に乗って知らない人とお話をする、ボディタッチ等)がある国ではこの「ソーシャルディスタンス」を厳しく制限しています。
ドイツでは、スーパーに行くと、レジの前に並ぶ列のところにガムテープや印がついていて、そこに直訳で「距離」を意味する「abstand(アップシュタンド)」と、書かれています。(聞くところによると、アメリカでも6フィートごとに印がつけられているとの事です)
日本がなぜ今まで持ちこたえていたのか?という理由の一つに、もともと日本にはこの「ソーシャルディスタンス」という言葉が無い、つまり、普段から他人との距離がある程度あるので、爆発的な感染とならなかったのでは?という記事も読みました(笑)
真相は誰にもわかりませんが、着眼点が興味深いですね。
その3:Quarantine(クアランティーン)
「隔離」を意味するquarantine。
よく、SNSでも「Self-quarantine, Day 5」などとレポートしている友人もいます。
Selfをつけて「Self-quarantine」とすると、「自主隔離」つまり、自発的に自宅待機や外出制限を行っていることを指します。
ちなみに、私は、ドイツが大騒ぎし始める少し前の2月中旬ごろから「Self-quarantine」を実施しています。
また、日本の英語記事に「Isolation」が良く使われているのを見かけたのですが、根本的にquarantineとisolationは違います。
似ているのですが、どちらかというと、Quarantineは、「ウイルス感染しないための隔離」で、Isolationは、「感染してしまった人を別の場所へ隔離する」といった意味合いで使われているように思います。
なので、isolationは、自分が感染してしまって隔離されてしまった場合に(しか?)使った方が良いですね。
感染防止のために家にいる場合は、「Quarantine」です^^
その4:Stay healthy(ステイ・ヘルシー)
カタカナにするとすごく変ですが、英語圏の友人とチャットしたり、「元気?そっちの状況どう?」なんていう話をして、最後に「Stay healthy!」と言うことがあります。
直訳は、「健康でいてね」と言う事ですが、「元気でね」「気を付けてね」と言った意味合いで使っています。
「Stay safe(ステイ・セーフ)」を使う人もいますが、意味はStay healthyとほぼ一緒です。
「Stay safe」は、東日本大震災の時にも多くの友人から言われた言葉です。
今回は、ウイルスなので??「Stay healthy」や「Stay home」「Stay inside」などが広く使われています。
その5:Vaccine(ヴァクシーン)
Vaccineはご存知の方も多いと思いますが、ワクチンのとこです。
Vaccinationという場合もあります。
ちなみにドイツ語では、「Vakzin(e)とか、Impfstoff」。
なんで日本語では「ワ」クチン・・・となったのかは不明ですが、発音的にはヴァクシーンに近いです。
新型コロナウイルスは、まだワクチンが開発されていません。
この開発を巡って様々な報道がされていますが、ワクチンの開発には早くても6か月~1年と言われていますので、今後この状況がどのように変化していくか、気になるところですね。
まとめとおまけ:最近みつけた家での英語勉強法
新型コロナウイルスに関する英単語、いかがでしたか?
人類が過去100年くらいの間、経験したことのない状況が続いていますが、私も家でじっとしながら一日も早い収束を祈っています。
「せっかく家にいるから、ちょっと英単語覚え直してみようかな?」とか「各国のコロナウイルスの状況を英字新聞で読んでみたいな」なんて言う方もいると思います。
勿論、英語新聞やオンラインニュースも活用できますが、私のお気に入りのユーチューバーChikaさんのYoutubeで、ディクテーションの動画をやっていましたので、試しにやってみてはいかがでしょうか。(記事に一番下にリンクを貼っておきます)
※2020年4月追記:このディクテーションの動画の数日後に、別のいわくつき動画がアップされたのですが、その為Chikaさんのチャンネルがバズってしまい・・・まあ、色々な見方があるので私はあえてコメントしませんが、Chikaさんのチャンネルではない動画でディクテーションしてみたい方は、サマー先生と英会話 ! 【プライムイングリッシュ】の動画もご参考までに貼っておきますので、挑戦してみてください。Chikaさんの動画も過去の良いものはたくさんあるので、あえてこのブログでは削除はいたしません。
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ディクテーションは、初心者・初級者には少しハードルが高いですが、中級以上の方は、ぜひ挑戦してみてください。(もちろん、初級でも挑戦できます!)
以下の動画は、アメリカの、とあるカフェで注文をすると言った日常的な事を題材にしていますが、現地人の話し方や声のトーンで、私も100%正解はできませんでした。
書きとるのが面倒・・・と思う方は、会話のやり取りをシャドーイングするだけでも楽しいですよ!お試しあれ!!
そんなわけで、皆さん! Stay healthy and enjoying your time at home 🙂
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