こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
皆さん、日本から海外への送金、またはドイツ(他海外)から日本への送金はどのようにしていますか?
実は昨日、日本の銀行口座をオンラインで確認してみると、なんと預金金額がたったの5円!!(おいおい!)
焦ってすぐに「トランスファーワイズ」で送金し、本日見事に日本の口座に送金が完了しました。
「え?!たったのいち営業日で到着しちゃうの?」と思う方、すぐに(トランスファー)ワイズを使いましょう!
また、トランスファーワイズは「ワイズ(Wise)」に社名変更しており、超便利なマルチカレンシー口座に関しては別に記事を書いていますので、以下参考にしてください。
>>あわせて読む
https://www.haneusagi.com/haneusa-diary-my-german-life-wise-multi-currency-account
N26ネットバンキングに関しては、以前の「N26バンクの記事」を参考にしてくださいね。
N26口座は、ドイツ在住、欧州在住、海外旅行大好きなら絶対に持っていたほうが良い銀行口座です。(英国での事業は、EU離脱による不確実性のため、2020年4月から停止されています。)
まだWiseのアカウントをお持ちでない方は、ぜひアカウント登録してみてくださいね^^
>>あわせて読む
知らないと損!トランスファーワイズ(TransferWise)のメリット
Wise(旧トランスファーワイズTransferWise)は、海外送金・国際送金をより安く、公正で、よりシンプルにすることをミッションとして、2011年に設立されました。
本社はロンドンにあるのですが、創設者の2人はエストニア出身。
1人はSkypeの創業当時のメンバーで、2人の実体験に基づいて海外送金サービスが開発されました。
トランスファーワイズのメリットは、銀行などの海外送金システムよりも圧倒的に早く、安く、簡単に送金することが可能なことです。
メリット1: 他送金システムに比べたときの手数料の安さ!
毎月海外送金が必要な場合には手数料や為替手数料、他コストが気になるところですが、「隠れコスト」までも省略しています。アカウントの開設、アカウントの維持費ももちろん無料!
※ホームページによると銀行の8倍安い手数料との事。
例えば、三菱UFJ銀行で5万円をユーロ換算してドイツへ送金した場合、1回あたり6000円以上の手数料がかかりますが、トランスファーワイズなら約400円。楽天銀行、ペイパルでも2000円以上の手数料です(銀行手数料+為替手数料)
メリット2: 銀行へ行く必要が無く、スマホやPCを使ってインターネットで送金完了!
しかも送金先への想定到着日時も表示されるので、送金にかかる日数も明確。
メリット3: マルチカレンシー口座を開設することができる。
これは何かといいますと、ボーダレスで複数通貨の口座を持つ事ができるのです。
例えば、ドイツでフリーランスで仕事をしているけど、取引先が日本だったりアメリカだったりした場合、日本の仕事は日本円、アメリカの仕事は米ドルでトランスファーワイズの口座へ振り込みしてもらえば、多額の手数料がかからない、という優れものなのです。
多国間で資金を受け取ったり、トランスファーワイズ・デビッドカードで現地通貨決済を行う事が可能なのです!スゴイ!
そして、とにかく、手数料が圧倒的に安いです。
日本法人も設立されましたので、日本語でサービスを受けることもできますし、日本から留学費用をドイツへ送金したい・・・なんて時にとても役立ちます。
ドイツ(ユーロ)だけでなく、アメリカ、カナダ、オーストラリア、中国、タイ、シンガポール、エジプトなどなど、送金可能な国や通貨はたくさんあります!(ホームページで確認しましょう)
私は、自分の日本の銀行口座から個人年金や日本のクレジットカードの引き落としなどの手続きをしているので、まとめて入金しておき、今回のように(本当は今年の夏に日本へ一時帰国予定でしたがコロナで断念したため)、「あれ?!残高もう5円!」なんてマンガのような出来事が起こっても、すぐに送金できるのが良いです。
※入金方法によって送金にかかる日数が短くなったり、安くなったりします。
以前はねうさ夫が、彼のドイツの銀行口座から私の日本の銀行口座へ国際送金してもらった時の面倒くささとかかる時間と手数料の高さったら・・・もう!
銀行から仕事中に電話がかかってきて「海外からの送金がありますが本人確認させてください」などという使用目的やらなにやら聞かれることも無く、サクっと手続きしてサクっと送金、サクっと受け取れるのが本当にらくちんです!
私はペイパルのアカウントも持っているのですが、すでにペイパルの手数料の高さにガクブルな私は、トランスファーワイズ一択です^^
こちらのキャンペーンリンクからアカウント登録すると€500の送金手数料が無料となりますのでお使いください。
ネットバンク取引の不安:トランスファーワイズって安全なの?
手数料も安くて、素早く送金できて、便利なのは分かったけど、安全性が気になる・・・という方もいらっしゃることでしょう。
トランスファーワイズのホームページによりますと以下です。
トランスファーワイズ・ジャパン株式会社は関東財務局により、資金移動業者として認可されています。送金時に振り込んだお金は履行保証金として法務局に保全されており、万が一の場合でも保証されています。
TransferWiseは世界中で800万人の利用者がおり、毎月の送金額は約6000億円に上ります。(2020年7月現在)
「資金移動業者として認可されています」と言うのは、YahooやLINE pay・楽天と同じ資格を持つ会社として関東財務局に認められているという事です。
私は頻度は多くありませんが、過去に何度かトランスファーワイズでドイツから日本へ送金していますのが、セキュリティ面で心配になったりトラブルがあったりといった事は一度もありません。
トランスファーワイズの使い方:ステップ・バイ・ステップ
私は、「N26」銀行口座を持っています。
N26とトランスファーワイズは提携していますので、自分のN26口座(ドイツ)から、日本の自分名義の銀行口座へトランスファーワイズを使って送金するのはとても簡単です!
私は、パソコンでトランスファーワイズの送金手続きを行い、スマホでN26口座から送金しています。
1) トランスファーワイズのホームページで自分の情報を入力し、送金金額を入力する(その日のレートで、ユーロ=>円の金額が表示されます)
2)送金金額を入力し、送金先を選択します(私の場合は日本の自分のアカウントなのでそれ以上の手間は無し)
3)送金先、自分のドイツの銀行口座からの振り込みである事、手数料が最も安いベーシック送金であることを選択し、送金手続きを完了させる
4)すると、「ドイツの口座から振り込み手続きをしてください」と表示されるので・・・
5)N26のドイツ口座から、ドイツ側での送金先であるトランスファーワイズヨーロッパ(Transferwise Europe SA)のIBAN(BE 28 9670 0517 5520)を選択する(初期の場合は直接入力、2回目以降はN26にデータとして保存されます)
6)送金金額をN26口座に入力し、Transferwise Europe SAに送金完了
7)送金完了したことをトランスファーワイズの画面上でボタンをクリックして完了
8)あとは待つだけ・・・今回は翌朝に日本の銀行口座に振り込み完了のお知らせを受理
※Wise経由で送金されたお金を受け取るだけの際は、Wiseアカウントを開設する必要はありません。
以下のステップバイステップは、トランスファーワイズ・ジャパンのホームページを参照して説明しています。
始めのアカウント登録は少し時間がかかりますが、一度アカウントを開設しておけば、急に送金が必要になった場合にとても簡単に海外送金ができますので、始めだけ我慢して登録しておきましょう!
※日本在住の方の場合には、マイナンバーカードなどの身分証明書(顔写真付)が必要です。
(1)口座(アカウント)を開設する
【ウェブサイトもしくはアプリでホーム を開く】
PCの場合、Wiseのウェブサイトへアクセスし、日本語に設定。
右上の「会員登録」ボタンをクリックします。
すると、メール登録画面へ移動しますので、アカウントで使用するメールアドレスを登録します。
すると、確認メールが届きますので、メール内の承認ボタンを押します。
(2)個人アカウント・居住地・電話番号などの情報を入力
次に、個人アカウントを開設するのか法人アカウントを開設するのか選択する画面に移りますので「個人アカウント」を選択。
その後、居住地を選択。
その後、電話番号を入力し、本人確認のためにSMSで6桁のコードが送られてきます。そのコードを画面に入力。
すると、以下のように仮登録が完了しますので、Eメールで登録を完了させます。
(3)本人確認のための書類をアップロードする
送金には本人確認の書類が必要となります。
本人確認書類は登録時には不要なのですが、初めて送金する時に確認書類をアップロードする必要があります。
また、本人確認が承認されないと送金はできません。以下を写メして保存し、準備しておきましょう!
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(5)写真を撮るための準備を進める
スマートフォンで手続きを進める場合、画面上のQRコードをスキャン、またはhtts://wi.se/jpy-verifyにアクセスしましょう。
スマートフォン以外のデバイス(パソコンなど)で手続きを進める場合、画面上の「こちら」をクリックしましょう。
(6)アップロードする本人確認書類を選択する
以下から、アップロードする本人確認書類を選択しましょう。
(7)4桁の認証コードを紙に書く
認証コードを紙などにメモしておきましょう。
(8)4桁の認証コードを書いた紙と本人確認書類の表面を一緒に写真に撮る
次に、「続行」をクリックして、その紙と一緒に本人確認書類の表面の写真を撮りましょう。本人確認書類と紙を別々で撮るのではなく、写真1枚に収めます。
(9)本人確認書類の厚みがわかるように撮影
再び、「続行」をクリックして、本人確認書類の厚みがわかるような写真を撮影します。表面の情報と厚みがわかるように、本人確認書類を手で少し傾けて撮影しましょう。
(10)本人確認書類の裏面を撮影
最後に、同じように「続行」をクリックして、本人確認書類の裏面を撮影します。
(11)「3つの写真を撮影しました」をクリック
全ての写真の撮影が終わったら、「3つの写真を撮影しました」をクリックします。
(12)4桁の認証コードを書いた紙とともに自撮り画像を撮影
「続行」をクリックし、先ほど準備した4桁の認証コードを書いた紙を持ちながら、セルフィーを撮ります。
(13)マイナンバー関連書類を選択する
※日本に居住していない場合
現在日本に居住していない場合は、マイナンバーの提出をスキップできます。ただし、TransferWiseの日本口座開設には、日本の住所が必須です。
(14)「続行」をクリックし、マイナンバー関連書類を提出する
選択したマイナンバー関連書類(例:マイナンバーが記載されている住民票)の写真を撮り、アップロードしましょう。
これでオンラインでの本人確認手続きが終了しました!引き続き、送金の手続きを進めましょう。
(15)送金の目的を選択
送金の目的を選択します。
(16)送金内容の確認
送金内容に間違いがないか、しっかり確認しましょう。
(17)利用規約を確認する
(18)入金方法を選択
相手への入金方法を「銀行振込」または「デビットカード」から選択します。
なお、デビットカードを利用した入金の場合、送金手続きが迅速に済むというメリットがある一方で、カード手数料がかかることに注意です。
より安く済ませたい場合は、銀行振込を選択するといいでしょう。
(19)Wise Japan(ワイズ ジャパン)の銀行口座に振り込む
Wise Japan(ワイズ ジャパン)の日本口座(三菱東京UFJ銀行の恵比寿支店)に送金したい金額を振り込みます。
「Wiseの口座に振り込みするってどういうこと?」と思われる方もいるかもしれません。
Wiseは国内での銀行間の送金を活用した仕組みになっています。
自分の口座→WiseJapanの銀行口座への振り込みが済んで初めて、Wiseの海外口座→受取人の口座へと振り込まれます。
つまり、お金自体は物理的に移動していません(国内送金同士=>海外の送金先のトランスファーワイズから海外の送金先の口座へ振り込まれる)。
だから、手数料を安くする事ができているのですね。
そして、上の画面が出てきたら、そのまま他タブ・ウィンドウで自分の銀行のオンラインバンキングを開いて送金を済ますこともできますし、「後で振り込む」を選んで、その場ではなく後でATMへ行って振り込むこともできます。
ここでお分かりの方がいらっしゃると思うのですが、わざわざ銀行まで行く必要がない方が良い(特にドイツの場合は、日本のようにあまりATMが沢山なかったり休日は閉まっている場所も・・・><)のは、オンラインバンキングですので、銀行のオンラインアカウントを持っていた方が良いですね!
私は、日本では、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、ドイツでは、PostbankとN26をオンラン上で手続きすることができます。
「後で振り込む」を選択すると、「できるだけお早めにお支払いください」という画面が出てきます。
(20)あとは、受取人の口座に振り込まれるのを待つだけ
WiseJapanの口座に送金が済んだら、Wiseから受取人の口座に指定した通貨で振り込まれます。
初めてWiseを利用する場合、本人確認が認証されるには平均で3営業日程度かかります。
本人確認が完了次第、送金手続きは自動的に再開され、メールでお知らせが届きます。
2回目以降は、すぐに送金できます。
以上、Wiseを使った海外送金の方法を詳しく見ていきました。Wiseは、オンライン上でアカウント作成・本人確認・送金手続きが完了する便利なサービスです。
イイコトずくめのWise(ワイズ)を賢く使ってお金と仲良く付き合おう
「これから海外赴任が決まっている」
「海外旅行が大好きだ」
「子供が留学する予定になっている」
「これから海外留学やワーキングホリデーを検討している」
「いろんな国で活躍したい」
このような方は、ぜひWiseワイズで口座(アカウント)を作って、お金とうまく付き合っていきましょう!
まだWiseのアカウントをお持ちでない方は、ぜひアカウント登録してみてくださいね^^
>>あわせて読む
https://www.haneusagi.com/haneusa-diary-my-german-life-wise-multi-currency-account
コメント
コメント一覧 (4件)
初めてコメントさせていただきます。
とてもわかりやすく説明してくださっていて、難しそうと躊躇していた
のですがいっぽ踏み出すことができました。ありがとうございます。
そこで一つ質問させて頂いて良いですか?
はねうさぎさんは日本の住所で登録をされて、ドイツから日本に
日本からドイツにと送金をする事が出来るのでしょうか?
それともドイツの住所で登録されていますか?
本日、非居住者で日本の住所で登録した後に、送金手続きの手前まで
試してみましたら残高から送金してください。との赤文字がありまして、
ふっと日本の住所で登録したらドイツから日本に
送金出来ないの?と不安になりとつぜん質問をしてしまいました。
休日に書き込みしてしまいすみません。
差し支えない範囲で教えていただけたら嬉しいです。
突然のコメントで教えてくださいばかりで申し訳ありません。
今日は私の住まう地域はコロコロとした空模様です。
はねうさぎさん、素敵な休日をお過ごしくださいね。
カメさん、
初めまして。数多くのブログから私の記事を読んでいただきありがとうございます。
コメントも嬉しいです^^
ご質問に対する回答ですが、私はドイツの住所で登録しています。
送金先を選ぶ画面で、「自分自身」「その他」「法人」と選べるはず。
私は自分自身にしか送ったことがありません。一度登録した口座情報は、次回から送り先候補として表示されます。
別記事にもあるのですが、私はN26という銀行口座を持っており、こちらの口座の残高からオンライン決算で「トランスファーワイズ・ヨーロッパ」の口座へ送金し、
トランスファーワイズ上の画面で「送金完了済み」を押すと、私の日本の銀行口座へ送金される仕組みになっています。
N26とトランスファーワイズの相互性がすごく良いのでオススメです。
https://www.haneusagi.com/diary-my-german-life-must-have-n26bank-card
一番初めの送金の時は、トランスファーワイズの口座情報を直接入力する必要があります。
また、送金ごとに、割り当てられたPIN番号(会員番号?)を入力する必要があります。
ドイツから送金する場合は、送金の際に決済方法を選ぶ画面が表示されます(自分の口座から手動で、デビットカード、クレジットカード、自分の口座からなど)
日本の登録住所でも自分の銀行口座から、三菱UFJのトランスファーワイズジャパン口座へ送金することになるので、
お持ちの日本の口座がオンライン送金に対応していればパソコン画面上ですぐに送金できると思います。
(確か日本からだとATMで入金する・・・とかそんなオプションがあったような・・・汗)
私は、N26口座はスマホのアプリで、トランスファーワイズはパソコン画面で確認しています。
スマホもパソコンも英語表記で使用しているので日本語表記が不明ですが、流れは同じはずです!
最近は1日で送金完了するのですごく助かっています。
はねうさぎさん、
おやすみなのに有難うございます。
そしてとってもわかりやすく
あらためて説明をしていただき、
自分の中で絡まっていた図式に気がつきました。
ありがとうございます。
きちんと記事にも書いてくださってるのに何度もすみません。
コロナでなかなか一時帰国できない為自分宛に送金をしたいなと思い、
躓いて悶々としていたんですが、
はねうさぎさんに助けていただき
ました。
N26も相互関係で利用したら便利ですね。チャレンジしてみます。
はねうさぎさん休日なのにお返事
ありがとうございました。
一方的なお願いでしたのに、
本当に嬉しかったです。
カメさん、
説明長かったかな?と思いましたが少しでもお役に立ったようで良かったです。
ブログは趣味なのでお休みは気にしないでください。
もし、N26口座の開設を検討しているようでしたら別途Eメールでお問い合わせいただければ
お互いに30ユーロがもらえる紹介キャンペーンがあるのでご検討ください^^
では、良い日曜日を!