日本一時帰国から戻ってから変化アリ?!夫と1か月離れて良かったと思う3つの事

こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。

昨年末に日本へ一時帰国していたことはこのブログでも書きました。

事情を把握していない方はこちらも合わせて読んでみてくださいね。

日本へ一時帰国中もそうですし、ドイツへ戻る前もそうですし、戻ってきてからも、そして戻って1か月たった今でも思う事があります。

「日本へ帰って本当に良かった!!!」

理由の第一位は、もちろん自分の精神状態が通常になり、心の平穏を保てた事や、家族友人に会って日本で「ある程度普通の生活」をすることができたことが大きかったのですが(日本はたとえ緊急事態宣言中でも、お店、レストラン、学校、ホテル、コンビニなどなどは開いていますので一般人にはあまり生活の影響はないかなと思っています)、ドイツへ戻ってからもその「効果」を実感することができました。

それは、夫の様子に変化があった事です。

今回はそのビッグ3をご紹介します。

ちなみに、はねうさ夫が家事を何もできないことは、以前ブログに書きましたので、ぜひ読んでくださいね。

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/haneusa-couple-haneusa-husband-cant-cook

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目次

1. ドイツの自宅に戻ったらキッチンのお湯が出るようになっていた!

ん?キッチンのお湯?

何のこと!?

と思う方がいることでしょう。

よーくわかりますよ!

実は、私がドイツへ引っ越してきた2017年の時点で、我が家のキッチンのお湯が出ていませんでした。

恐らく理由は、はねうさ夫が、全くキッチンを使っていなかったからです。(まな板も包丁も持っていませんでした・・・おい!)

夏はまだマシですが、冬は冷たい水で食器洗いをする必要がありました。(ドイツに来てなぜかおしんの世界)

因みに、ほとんどのドイツ家庭では食器洗浄機がありますが、我が家にはありませんので全て手洗いをしています。

私がドイツへ越してきたときに、キッチンを買い替えるかどうするかという議論があったのですが・・・

「はねうさぎがドイツで仕事を見つければ、すぐに引っ越すからキッチンはこのままにしよう。僕が食器洗いを手伝うよ!」

と、意気揚々と言い放っていたはねうさ夫ですが、現状は、食事の準備から片付け、食器洗いまでは私がすべてやっていました。

そして現状、ドイツの会社で仕事は見つからず、普通の会社員ではないフリーランスとなった私は、同じ家に住み続けているのです。

始めのロックダウンで手荒れがひどくなり、はねうさ夫も少しは食器洗いを手伝ってくれていましたが、彼にとっては、お箸などは洗い方がわからないのか、半分くらいはシンクに放置されていた状態で、結局私が半分洗っていました。(わからなかったら人に聞きましょう!大人よ!)

冬には、油汚れの落ち具合も良くないので、電気ポットでお湯を沸かしてお皿にかけ、その後洗うという・・・お前、おしんの時代か?!っていう状態でした。(っていうか私がおしんだよ)

「お湯でなくても、はねうさぎちゃんはおいしいご飯を作ってくれるから問題ないんじゃない?」と、3年間スルーされっぱなしだったのです!!

ある意味、これ完全にイジメじゃないか?!苦笑

で、今回、私は1人で日本へ一時帰国していたので、1か月の間、はねうさ夫は、サンドイッチを作ったり、ソーセージを茹でたり、義理両親のところへご飯食べに行ったりしていたわけです。

なんと独身時代は、ほぼ毎日レストランで食べていたというツワモノ・・・ロックダウン中でレストランはすべて閉鎖していたので(お持ち帰り、ピックアップは食事の質が落ちるからと絶対にしていなかった)、彼は自炊するしかありません。

で、やっと気づいたんでしょうね・・・、食器洗う時に水が冷たいな?!と。(←遅いよ!)

はねうさ夫は、ホームセンターなどの「Baumarkt(バウマルクト)」が大嫌い。

ホームセンターへ行くのも嫌だし、商品を見るのも大嫌いです。

その夫が、新しいサーモ機械とパーツを買ってきて、自分で温水が出るように設定したのだとか!!!(いったい何が起こった?!)

ついでに、お風呂のシャワーヘッドも新しいものに取り換えられていまして・・・驚きました!!

ちなみに、この「キッチンの温水装置を取り替えた武勇伝」を、義理両親に話しました。

「嬉しかったのは、日本から戻ったらキッチンの温水装置が直っていたことです。夫が取り替えてくれてたんですよー^^」と義理母に言ったら、

「なんとまあ!!ちょっと、お父さん、私たちの息子が自分で温水装置を取り替えたって!!!(驚)あの息子が!!」

と義理母も興奮していました。

どんだけ何もできない息子っていうお墨付きなのか・・・(ちーん)。

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/diary-international-marriage-5-things-to-do-before-moving-to-germany

2. ドイツの自宅に戻ったら以前よりも家事を手伝ってくれるようになった!

馬鹿正直に自分の気持ちを言うと、「あ~、ドイツに戻ってきちゃったー(悲)もっと日本に居たかったなー」

というところではありますが、個人的には「やはり夫婦って、長い間離れ離れになっているのは良くないよなあ」と思っているので、色々あるとしてもドイツに戻ってきたわけであります。

まだ戻ってきて1か月なので、今後どうなるかはわかりませんが、夫が以前にも増して「優しい」わけですw

一応、断っておきますが・・・ブログ内では、はねうさ夫がちょっと変な人(いや、本当に変なんだけど)として登場するわけですが、通常は温厚でスイートな人間です。

ただ、コロナ禍においては私が彼にイラっとすることが増えていて、自分の自由な時間が欲しかったし何と言ってもやはり、日本が恋しいホームシックだったのだと思います。

で、こんな夫ですが、ドイツへ戻ったら、以前よりパワーアップして優しくなっておりましたー(笑)

いいぞいいぞ!

まず、お皿はほぼ全部洗ってくれるようになりました!(喜)

お掃除や片付けも、お願いすれば少しは手伝ってくれるようになりました!(喜)

マスクが嫌だからと行きたがっていなかったスーパーへの買い物も、率先していてくれるようになりました!(喜)

考え方によっては、いたってフツーーの事ではありますが、その普通ができていなかったので、私は嬉しいです!(笑)

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/haneusa-couple-couple-culture-in-germany

3. ドイツへ戻ったらコロナやマスクの話はほぼしなくなった

きっと誰かに言われたんじゃないかな?と思っていますが、今までは「マスクが嫌だ」「政府の方針に疑問がある」「コロナの数字はインチキだ」「XXでデモが行われているから興味がある」等・・・まー、私にとっては全く興味のない話題をわざわざ持ちかけてきて自分で怒り、自滅するというパターンを繰り返していましたが、それがぱったりとなくなりました!(平和)

私がいない間、何をやっていたのか少し聞いてみると・・・

・大好きな投資の話を、オーストリアにいる投資友人と2時間電話でしゃべる(←女子高生か?!)

・大学の友人が遊びに来て、投資の話で盛り上がった(←なるほど・・・)

・子供ができてからあまり会えていなかった友人と投資と旅行の話で盛り上がった(←はあ・・・なるほど)

つまり、いつも私に必死で話し、私からは煙たがられていた自分の大好物の投資や経済のストーリーを心置きなく他人とたくさんお喋りすることができてうれしい!すっきり!という事らしいです(笑)

彼も彼なりにちょっとした独身時代のような生活に戻って、ストレス発散できたのではないかな?と感じました。

また、私が日本へ一時帰国する前は、コロナやマスクの話が出てきて「この話はお互いに時間の無駄だからやめようよ」と促してもおさまらなかったのですが、ドイツへ戻ってからそのような話の流れになると、はねうさ夫が自ら話の方向性を変えるようになり、少しは大人になった(気分は完全にお母さん)のかなあと感じます。

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/diary-german-culture-covid19-x-factor

【夫婦の危機を解決】少し距離を置いてみたら殊の外うまくいった

コロナで、お互いが家にいる時間が長くなり、人にもなかなか会えないし、大好きな外食や旅行も思うようにできない状態が続いていて、些細な事でイライラしたり、運動不足でストレスがたまったり、暴飲暴食になってしまったりしている人も多いように思います。(周囲でそのような話をたくさん聞く為)

だから、ちょっとした夫婦の危機?も、私が日本へ一時帰国したことで、かなり改善されました。

今回の一時帰国は、私達夫婦のあり方を考え直すいい機会になったことは明らかですが、個人的にも今まで深く話したことが無かった友人達と、コロナ、政治、宗教、仕事、子供や家族の事、老後についてなどを深く意見交換する機会に恵まれ、改めて人間の出会いのめぐり逢いって不思議だなあと感じました。

自分の一時帰国が成り立ったのも、これら友人のおかげでもあります。

夫は自分にとって家族ではありますが、改めて自分の置かれている状況に感謝しつつ、今後も自分の周りにいる人たちを大切にしよう!と強く思った出来事となりました。

私の場合は、夫婦が少しの間離れたことが良い気分転換になったと思いますが、イライラしたりフラストレーションがたまっていると、気分転換やモチベーションを自ら高める気持ちになりにくいと思うので、もし何か困っている方は、まずは話せる相手をみつけて自分の精神状態や夫婦関係の状況が悪化する前に、一歩ずつでも、まずは解決策をみつけて欲しいと思います。

私の住んでいる地域では、今日からまたさらに厳しい規制のロックダウンが施行となりした。

今、こんな状況でもポジティブでいられるのは、日本へ一時帰国してリフレッシュできたことが自分にとっては、とても大きいです。

「そんなこと言ったって簡単には日本へ戻れないよ」と思う方もいることでしょう。

それぞれの方がそれぞれのベストな方法を見出し、この困難な状況を乗り切っていくことを祈るばかりです。

よくよく考えたら、私は行く場所も無いから、はねうさ夫を追い出すって言う手もあったなあ・・・なーんて思うこの頃です。

いつもでこの状況が続くかわかりませんが、新年ですし、気持ち新たにポジティブに!ゆる~く頑張って行こうと思います。

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/haneusa-couple-haneusa-husband

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