こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
2022年、今年も「はねうさぎドットコム」をどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は、父の突然入院から始まり、介護・再入院・お葬式・相続手続きなどで追われた一年で、2021年の半分以上を日本で過ごしました。
父の年金や保険、銀行口座などの個人的な手続きは勿論なのですが、父が世帯主だったため、様々な契約・相続書類の手続きに関わったため、バタバタの年末でした。
その契約変更手続きのひとつとして、NHKがあります。
NHKの名義変更はオンラインでも手続きができるため簡単でしたが、その時ついでに「NHKプラス」の手続きも行いました。
今回は、日本滞在時にハマった「NHK朝の連続ドラマ小説」をドイツでも見たくなったので、お勧めのVPNとNHKプラスについてご紹介します。
NHKプラスとは?NHKプラスのメリットは?TVerと何が違うの?
NHKプラスのホームページからの抜粋になりますが、「NHKプラス」は、NHKの地上放送の番組をインターネットで視聴できるようにしたサービスです。
放送中の番組を視聴できる「常時同時配信」と、放送後の番組を視聴できる「見逃し番組配信」があります。
受信料を財源とする放送を補完するサービスで、利用申込みと認証の手続きをすれば、受信契約者本人のほか、本人と生計を同一にする方が追加負担なく利用できるサービスです。
つまり、NHKと受信契約があればNHKプラスは無料で利用が可能なのです。
このNHKプラスの凄いところは、通常ならば『TVer』などの見逃し配信サービスとは違い、見逃し配信に加えてリアルタイム配信でも番組を楽しむことができるのです。
正直、そんなに日本のテレビ番組を常に見たいわけでは無いのですが、NHK英語ラジオ放送100周年を記念して制作された現在の朝ドラ『カムカムエブリバディ』にハマってしまい、「最後まで見たい!」と思ったのがきっかけ(笑)
いや~、第二世代ヒロインの深津絵里さん(1973年生まれ)は昔から好きなんですが、同年代、いやむしろ私より年上とは思えない透明感でオバちゃんビックリ状態です!w
話はそれましたが、コロナ禍になって、家にいる時間が増えた事と、ドイツのテレビ番組はつまらない(あまり好みなものが無いし言葉がわからない為w)ので、ドイツでもNHKをオンラインで見ることができれば、日本のニュースをリアルタイムで観れるし、視聴番組の幅が広がるし、何と言っても私の大好物のオリンピックだって見れちゃう!
子供向けの番組は勿論、今は『進撃の巨人』一気見や、クローズアップ現代などのドキュメンタリーも見ることができるため、子供から大人まで楽しめるコンテンツがあることろが魅力ですね。
PCは勿論ですが、タブレットやスマホでも視聴できます。
NHKプラスを視聴するには利用登録を済ませよう
NHKプラスを利用するには、まず登録手続きをする必要があります。
- NHKプラスのトップページ から「設定」→「NHKプラスID利用申込み」→「登録手続きへ」の順に進み、メールアドレスを入力。
- 届いたメールにあるURLから、24時間以内に登録手続きを行います。登録に必要な情報は、NHK放送受信契約者の氏名・住所・電話番号などを入力する必要があります。
- 登録した直後からネット上で視聴が可能ですが、仮登録の状態です。後日、NHKから契約住所宛に「確認コード」が記載されたハガキが届きます。
- ハガキにある「確認コード」を「マイページ」で入力すると正規にな利用登録が完了。
NHKプラスのご利用は、受信契約の状況を確認させていただくために、受信契約者ご本人にインターネットのウェブページに必要な情報をご入力いただき、利用申し込みをしていただきます。
利用申し込みは、こちらから行うことができます。その際に、ご利用に必要なIDを登録していただきます。
利用申し込みをまだされていない場合や受信契約が確認できない場合は、同時配信の画面上に、受信契約を確認するための情報のご提供をお願いするメッセージを表示します。また、その場合、見逃し番組配信は視聴することができません。
ちなみに、NHKプラスは海外から視聴することはできないとされています。
そして当然ですが、日本の住所でNHK契約していることが前提となります。
海外からNHKプラス・日本の番組を見るにはVPN接続という選択肢
VPNとは、一般的なインターネット回線を利用して作られる仮想のプライベートネットワーク「Virtual Private Network」の略で、日本語に直訳すると仮想の専用線という意味。
例えば、無料Wi-Fiなどの公衆のインターネットを利用する場合、個人情報を盗み見されたりデータが改ざんされたりといったセキュリティ上のリスクがあります。
そこで、VPN接続でインターネット上に仮想の専用線を設定し、特定の人のみが利用できる専用ネットワークを利用すれば、接続したい拠点や支社などに専用のルーターを設置し、相互通信をおこなうことができます。
また、トンネリング、暗号化、承認を設定することで、セキュリティ上安全にデータのやり取りを行うことができるという仕組みです。
海外在住の日本人友達でVPNを利用している人もいるんですが、調べてみたところ、色々なプロバイダーがあり、価格も様々です。
「毎月VPNの使用料金払うのかあ」と思っていましたが、日本に住むオーストラリア人の友人もVPN契約をしてOZのテレビ番組を見ているのだとかw・・・皆やりたいことは一緒なんですね(笑)
私は始め、有料VPNを申し込むつもりでしたが、色々調べるうちに日本へのアクセスに限れば無料のVPNサービスを見つけました。
それが、「Proton VPN」サービスです。
ProtonVPNは、スイスに拠点を置く2017年から運営されているVPNサービスで、VPNサーバーまでの通信経路の暗号化、ユーザーのIPアドレスの秘匿、インターネット検閲の回避などのプライバシー保護機能を提供しています。
ProtonVPNは、2014年から暗号化電子メールサービスProtonMailを提供しているProton Technologies AGと同じ開発元によって2017年から運営されているVPNサービスである。主にプライバシー保護、セキュリティ保護、検閲への対抗を目標に掲げたサービスであり、一部サーバーは無料で利用できる。
by Wikipedia
Proton VPNの特徴は
- ログを残さない厳格なポリシー
- すべてのアプリはオープンソースであり、監査済み
- 高速接続(最大10Gbps)
- プライバシー保護法が強力なスイスを拠点
- 無料プランでも使用データ量に上限が無い
- 30日間返金保証
そして、なんと!「日本・アメリカ・オランダの3か国へのVPN接続ならば無料プラン」で可能という事です!
凄くないですか?!
無料プランでは、使用できるデバイスは1アカウントに対して1台のみ、接続サーバーは日本、アメリカ、オランダの3カ国のみ、速度は「中度」、セキュリティも中程度とされていますが、たまに日本へ接続したい方には逆に嬉しい無料プラン!
正直、なぜこの3ヵ国へは無料なのか謎ではありますが、日本へのアクセスだけなら問題ないという事になりますよね。
ちなみにホームページからのカンタン意訳となりますが
「プライバシーとセキュリティは基本的人権であると考え、無料版のProtonVPNも公開しています。他社の無料VPNとは異なり、広告を配信したり、閲覧履歴を密かに販売したりすることはありません。ProtonVPN Freeは、ProtonVPN有料ユーザーから補填運営されています。より高度なオンラインプライバシー、より速いスピードとより多くの機能をお使いになりたい場合は、有料プランへのアップグレードをご検討ください」
とのことです。
無料プランよりセキュリティの高いベーシックプランでも4ユーロ/月、ストリーミングサービスサポートとより高度なセキュリティのあるプラスプランでも8ユーロ/月なので悪くないですね。
日本への接続は無料!Proton VPNへの接続の仕方・利用方法
この記事を書いている2022年1月現在では、Proton VPNのホームページ及びアプリは日本語対応していません。
ギリシャ語やペルシャ語等他言語対応しているものの、日本語が無いので、私は英語版を使用しています。(ドイツ語も有)
初期登録を済ませ、アプリを起動して日本へ接続するだけでNHKプラスやTVer(接続確認済み)が楽しめますよ。
Proton VPNへの新規登録方法
- Proton VPNアプリダウンロードページ からアプリ(PC版 or スマホ版)をダウンロードする。
- アプリを起動し「Create new account」をクリックする。
- Choose a plan – プラン選択画面で「Free」を選択する。
- 「Sing up(新規登録)」の画面で任意のユーザーネームとパスワードを設定し、メールアドレスを入力する。
- 確認コードの受取先をメールアドレスまたはSMSから選択する。
- 受け取った確認コードを「6-digit code」に入力し「Verify」をクリック。
- Proton VPNアプリにユーザーネームとパスワードを入力してログイン(LOGIN)する。
Proton VPNアプリの使用方法
アプリをダウンロードしてログインしたら実際に使ってみましょう。
新規登録(SIGNUP)が上手く完了していない場合はログイン(LOGIN)ができないので注意です。
使い方はとっても簡単ですが、不安な方のために私のPCアプリ画面でご説明します。
以下がProton VPNのPCアプリを起動した状態のホーム画面。無料プランで接続できる「日本」「オランダ」「アメリカ」の3か国が左側に表示されているので、日本を選択して「Connect」をクリックするだけです。
VPN接続が不要の時は「Disconnect」をクリックして接続を終了しておきましょう。
このアプリで「CONNECT」する前のNHKプラスは以下のような画面が表示されますが・・・
VPNで接続したあとは、NHKプラスも、TVerも楽しむことができます❣
海外でも日本の番組を楽しむにはVPNで解決!
今回ご紹介したProton VPNはいかがでしたでしょうか。
以前友人が『マツコの知らない世界』という番組に出演して、それをどうしても見たかったので、無料の「VPNネコ」とTVerをつないだことがあるのですが、Proton VPNはPCバージョンのアプリもあるし、広告出ないし、使用データ量も制限無いので、無料のVPNをお探しの方や、海外出張などで一時的に海外から日本の回線に接続したい人、海外赴任者の方にはオススメです。
もちろん、無料プランはセキュリティは最高レベルではないので、その辺が気になる方は他のプロバイダーなども含め、有料VPNプランを契約すると良いでしょう。
この記事が、「コロナ禍でなかなか日本に帰りたくても帰れない!」、「お家時間が増えて日本の番組を楽しみたい!」、「見逃し放送ってどんなのがあるの?」と言う方など、海外生活に少し色どりを加えたい方のご参考になれば幸いです。
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