梅雨入り前の京都は穴場シーズン!緑もきれいな京都弾丸一日観光

こんにちは!はねうさぎです。

京都に1日だけ行って来ました。

1日しか時間が無いのはもったいない気もしましたが、海外からのゲストのアテンドで、この日しか時間が取れなかったので仕方ありません。

1日でめぐることができる観光コースやバスツアーは様々なルートや組み合わせがあると思いますが、今日は、1日で京都のどんな観光が可能なのかお伝えしたいと思います。

朝からアクティブに観光!まずは銀閣寺へ

京都の観光と言えば、やはり神社や仏閣です。

世界遺産に登録されている神社仏閣はもとより、国宝指定されている名所もたくさんありますから、1日ではどこへいったらいいのか悩むところです。

おそらく、日本人に一番人気があるのは、清水寺や八坂神社などの祇園周辺でしょう。

美しい古都京都にタイムスリップした気分になれる石畳が風情を織り成す【ねねの道~八坂神社から高台寺・清水寺~東山花灯路】あたりが王道ルートです。

だた、今回は海外からのゲストと一緒だったので、駅から近くてわかりやすい祇園周辺はあえて省き、翌日各自自力で行っていただくことにしました。

ですので、京都駅からは少し遠い、「銀閣寺~金閣寺~龍安寺~仁和寺~先斗町でディナー」というコースを考えました。

特に、金閣寺~龍安寺~仁和寺は、「きぬかけの路」と呼ばれ、世界遺産をめぐる散歩路としても知られています。

私は個人的に最後の仁和寺が大好きで、ここは必ずゲストをお連れしたいと思っていました。

皆さんご存知の通り、金閣寺は世界にも知れ渡っている金箔張りのお寺で、世界的に見た京都のランドマークと言ってもよいのと、龍安寺も「Zen Garden」を見ることができるということで英語のガイドブックにも特記されているお寺です。

ただ、時間的なこともあって、仁和寺には立ち寄らずに帰る方が多いようで、言い方は悪いですが、いつも中国からの団体様でごった返している金閣寺に比べたらとてもピースフルで美しいお庭を縁側に座ってゆっくりと眺めることができますし、ここは建築様式・内装(ふすまや天井の絵や細工)共に美しく、金閣寺~龍安寺~仁和寺のルートで訪れると、各お寺のコントラストを最後の仁和寺で感じることができる場所なのです。

前置きが長くなりました。

京都駅に朝9時ごろ到着。

駅のコインロッカーに荷物を預けて、いざ出発!

京都駅から銀閣寺までの行き方

京都駅から銀閣寺までの行き方には、いつくか方法があります。

○バスを利用する
○地下鉄とバスを組み合わせて利用する
○タクシーを利用する
○自転車を利用する

バスはわかりやすいのですが、時間がかかってしまうので、私達は地下鉄とバスを組み合わせて行くことにしました。

ここで、オススメですが、バスの1日乗車券を買いましょう!

市バスは1回乗車で230円かかりますが、1日乗車券を購入すれば500円で終日何度でも乗ることができます。

ただし、JRバスはこの1日乗車券が使えませんのでご注意ください!!!

私は1度間違えて乗ってしまい、お金を払うことになってしまいました。

実は、私の弟が以前京都に住んでいたことがあり、家族で何度も京都に遊びに行ったことがあるのですが、車だったり、タクシーを1日貸しきり利用したりしていたので、京都の公共交通機関には疎い私です。

今回は、ゲストがお金をセーブしたいと言うことでしたので、頑張って電車とバスのみで1日観光を決行でしました。

また、タクシーでも意外と道が込んでいたりすると時間がかかりますので、電車をうまく利用すると時間を節約できます。

具体的なルートは、【京都駅→今出川駅/バス停「烏丸今出川」→バス停「銀閣寺道」→銀閣寺】です。

もちろん、東京よりは、バスや電車の待ち時間はあるものの、日中であればさほど待つことはありません。

銀閣寺には10時半前に到着しました。

お店やレストラン等もまだ開店したばかりか開店準備をしていたところで、混雑した感じはありませんでした。

個人的には金閣寺よりも銀閣寺が好きです。特にお庭は最高。

九歳にして家督を、十五歳にして将軍職を継いだ足利義政は、生涯をかけて自らの美意識のすべてを投影し、東山文化の真髄たる簡素枯淡の美を映す一大山荘を作り上げたのです。

彼の世界観をすごく感じることのできる銀閣寺は、いつ、何度訪れても2度と同じ景色は無く、あの場所が500年前に作られた(または使用されていた)と考えると、本当にすごいことだなあと実感します。

ロマンを感じます!

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©haneusagi.com

銀閣寺から金閣寺へバスで移動

銀閣寺を見学した後は、哲学の道を散策しました。

春であれば桜並木がピンクのラインを作る美しい遊歩道ですが、ここ数年は、花見と言うより「人見」のような状態らしく、込みこみでせわしないらしいです。

もちろん桜はもう咲いていませんが、新緑が美しく、とても静かな散策の時間をとることができました。

ところどころ、かわいいお土産屋さんや、ギャラリー、カフェなどが点在しており、途中で立ち寄るのも楽しいですね。

哲学の道沿いにはレストランがあまり無かったので、参道近くまで戻り、おそば屋さんでランチをいただきました。

その後バス停まで歩き、102系のエクスプレスバスがあるとうことでそれを待つことに。

ただ、この102系のバスは30分に1本しか運行していませんので注意が必要です。

私達は20分ほど待ちました。

○102系統(洛バス)の北野天満宮・金閣寺方面行きだと約26分
○204系統の高野・北大路バスターミナル・金閣寺方面行きだと約27分
○204系統の丸太町通・西ノ京円町・金閣寺道方面行き(上記の逆まわり)だと約35分
※運行間隔は102系統が30分間隔、204系統が15分間隔です。

オフシーズンのためか金閣寺は思ったよりも空いていた

過去5年間の間に、日本を訪れる外国人観光客の数はうなぎのぼりです。

その影響を大きく受けている観光地のひとつに京都が挙げられます。

京都は日本人にとっても特別な都市であると思うので、たくさんの海外からの観光客に着ていただきたいのはもちろんですが、日本人としてピースフルな神社仏閣が騒がしい場所になってしまうのは少し残念というか寂しい気持ちもあります。

金閣寺も、その「賑やかになってしまった」場所のひとつだと思うのですが、入り口から入ってすぐ右のベストビュースポットには警備員の方が何人かいて、人間の交通整理をしている状態でした。

警備員のおじ様が巧みに英語と中国語を操り交通整理してました!

とはいえ、過去2回来たときよりもまだマシで、やはりオフシーズンだからかなあと思いました。

金閣寺~龍安寺~仁和寺へはバスか徒歩で

金閣寺周辺は、車が入れないことでも有名です。

ですので、タクシーを使ったとしても、どこかで降りて歩く必要があります。

金閣寺から龍安寺、龍安寺から仁和寺へはバスで移動する事もできますが、時間があれば徒歩でも行ける距離です。

「きぬかけの路」自体は、全長およそ2.5Kmの観光道路です。

金閣寺から龍安寺まで徒歩約18分。 龍安寺から仁和寺まで徒歩約11分です。

また、仁和寺前から嵐電(京福電鉄北野線)に乗れば嵐山の中心まで行くことができます。

仮に、銀閣寺へ行く時間がもう少し早ければ、夕方から嵐山へ足を伸ばすこともできますし、銀閣寺は飛ばして金閣寺を出発地点とし、【金閣寺~龍安寺~仁和寺~嵐山】という1日ルートも可能だと思います。

下の写真は、私が京都でも特にお気に入りの仁和寺。

遅咲きの桜で有名ですが、仁和寺の歴史は886年、第58代光孝天皇によって「西山御願寺」と称する一寺の建立を発願されたことに始まります。

よって、建物にも天皇家ゆかりの建物と同じ建築様式が取り入れられており、もちろん菊の御紋も見ることができます。

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©haneusagi.com

京都観光でははずせない先斗町の裏路地歩き

今や京都の名物路地裏グルメスポットとなった「先斗町」。

細い裏路地にびっしりと居酒屋やおばんざいのお店、京会席のレストランまでが立ち並ぶ裏通りです。

初めて聞く方の中には、漢字が読めない人も多くいると思いますが、「ぽんとちょう」と呼ばれています。

その名前の由来は、ポルトガル語から来ているのだそうです。

先斗町のその昔は、舞子さんや芸妓さんが頻繁に行き交う花街として栄えた通りだったそうです。

もちろん今でもそのような料亭は残っています。

ちょうど初夏ということで、鴨川に面したお店は「鴨川納涼床」と呼ばれている「川床」がはじまっていて風情がありました。

天気も良かったので、お店の川床に限らず、鴨川の河川敷でマッタリしている多くの人々が各々の時間を過ごしていました。

鴨川、夏の風物詩「川床」も。

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©haneusagi.com

先斗町は、場所柄もそうですし、近年は観光客が多いので、お店の価格は若干お高めに設定されています。

私達は、「19時前に入店するとビール半額」というお誘いにつられて、おすし屋さんベースの居酒屋で食事をしました。

お通しからお造り~デザートまでの1人2,300円ほどのコースで、おいしかったし、個人的にはリーズナブルだと思ったのですが、ゲストからは「高い」と言われてしまい、ちょっと気まずかったです。

※この記事は2017年のものです

まとめ

食事の後、京都のマルイまで歩き、川原町通りから京都駅行きのバスにのって京都駅のコインロッカーまで荷物をピックアップ。

20:45の東京行き新幹線に乗り、東京駅に着いたのは夜23:00ごろ。

めちゃくちゃ疲れましたが、1日の中でもなんとか4つのお寺を回り、最後は先斗町まで行って食事もすることができました。

梅雨入り前の京都は穴場シーズンかもしれません。

割とスムーズに行動できましたし、金閣寺以外は「人が多すぎるなあ~」ともあまり感じませんでした。

また、市バスの1日券が大活躍しました!

結果的に、その日の一番初めに烏丸今出川のバス停から銀閣寺行きのバスに乗ったときに市バス1日乗車券を購入したので、とてもお得に市内を回ることができました!

ゴールデンウィークが終わった、梅雨に入る前のシーズンの京都観光はお勧めです!

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