ついに、ドイツへ入国!新生活がスタートしました!

こんにちは!はねうさぎです。

「ドイツへの引っ越しまで、まだまだあるな~」と思っていましたが、あっという間にその日がやってきて、あっという間に完了しました。

事前に準備しておこうと思っていた引っ越しも、結局平日のお休みも取れず、なかなか郵便局に行けなかったため、最終的に荷物を全部フライト搭乗手続きと共に済ませることにしたのです。

東京からドイツへのチケットも、ギリギリ1か月前くらいにようやく予約したのと、忙しすぎて内容まで確認していませんでした。

そう。

今回も一番安くて早いという理由で、アエロフロートの片道切符をGETです。

初の預入荷物3個!超過料金には気を付けよう!

出発の10日ほど前、MBAのクラスメートが起業するということでお祝いを兼ねて数人で飲みに行きました。

その時に、私の引っ越しが近い話になり「段ボール箱を手荷物預け入れにしようと思うんだけど、段ボールでチェックインしたことある?」と聞いてみました。

すると、「何度もあるよ!中国から洗濯機を段ボールで運んだことがある!でもチェックインしたら、その段ボールがチェックイン荷物の受け取りターンテーブルに流れてくるってことだから、それも考えて梱包した方が良いよ」とアドバイスを受けました。

中国から洗濯機・・・・さすがです!(笑)

これを聞いて安心した私は、確かに超過料金を払った方が、郵送するよりも安いかもしれないし、何と言ってもめんどくさい発送手続きやインボイスの記入をしなくて済むし、(船便の場合)2か月も待たなくていいなあ…と思い、今回は、超過料金を払って最低限の荷物を運ぶことに決めました。

しかし!

通常、預入手荷物は2個までが無料だと思っていたので、スーツケースと段ボール箱で合計2個、機内に持ち込み出来るサイズの小さいスーツケースと、バックバックを準備しました。

最悪機内持ち込み可能なスーツケースを預け入れたとしても、1個分の超過なので何とか2~3万円でイケるか?と予測していました。

案の定、小さいサイズのスーツケースは、10Kgまでしか機内持ち込みができないということで、重すぎるのでチェックインするように言われ、しぶしぶ手荷物預け入れにすることに。

大きいスーツケースは運ぶのもやっとの重さだったので、必ず超課徴金を払うことになるのは予測できていたのですが、なんと34Kgもあったので、この大きなスーツケースだけで22,000円も超過料金を取られてしまいました。

結局、請求されて超過料金は、なんと56,000円!!

下手すりゃ、フライト代金とほぼ同じになってしまうかと思うくらいの痛手でした…orz

考えようによっては、直行便や、等級の高いクラスの席のチケットで、手荷物を預けた方が同等の価格で大変な思いをしなくて済んだかもしれません。

沢山荷物を運びたい場合には、フライト選びは要注意です!

手荷物に段ボールがあると、入国時の関税申告で引っかかる

おそらく、多国間を移動していて荷物を沢山運びたい、または運んでいる方は、必ず経験があると思いますが、スーツケースを何個も購入して使用するよりも、段ボールで移動した方がメリットがあります。

例えば、海外に住んでいて、日本に帰国する時は、お土産を沢山持ってきたり、日本から買って帰りたいものが沢山あったりする場合等は、スーツケース1つでは足りないことがあるかと思います。

こんな時に、段ボールを使うと、家でのスーツケース収納場所に困らないし、軽くて1度限りなら段ボールでも耐久性があり、スーツケースの代わりに使用するメリットはあると思うのです。

中国の方などが、チェックインの時に段ボールで荷物を運んでいるのを見かけたことも多いと思いますが、私はずっと「段ボールで荷物を運ぶ人ってどんな人(またはどんな理由がある)なんだろう?!」と思っていました。

今回、私は初めて段ボールで荷物を運びましたが、「どんな人なんだろう?!」と思っていたその当事者になったわけです。

そう!こんな人です(笑)

そして、予測はしていましたが、段ボールだと、必ずと言って良いほど、入国の関税審査のところで引っかかるという噂。

ターンテーブルで無事に私の3つの預入荷物を見たときには安心しましたが、なんとフランクフルト空港では、カートの利用に1ユーロの料金が取られます!

成田空港は無料なので、びっくりしました!

お金を払ってカートをゲットし荷物を出口まで運ぶ途中に「関税申告物がある」「関税申告物が無い」という窓口に分かれており、もちろん「関税申告物が無い」窓口を通過しようとしたのですが、お兄さんが満面の笑顔で近づいてきて「ちょっと、こちらへどうぞ~!」と別部屋に連れていかれました。

不思議なのは、いつもぶっきらぼうで不愛想なドイツ人ですが、この関税チェックマンは満面の笑顔で手続きをスムーズにしようとしているに違いない!と思いましたね。

ま、いいのですが、ちょっと面白かったです。

別部屋にはX線の手荷物検査のレーンがいくつかあり、その時は稼働していなかったのですが、私が案内されたので、別の担当者が手荷物検査レーンのスイッチを入れる準備をし始めました。

私はめんどくさくて嫌だったので「絶対、私をチェックしたいはずだと予測していました」と、私も満面の笑顔で話してみると、「そう!だって、この段ボールがね…」と、お兄さん。

やはり。

まず、パスポートを見せてくれと言われ、段ボールの中身は何か?タバコなんかは入っていないか?ドイツへは何しに来たんだ?(ビジネスか観光か?)所持金はいくら持っている?などなどいくつかの質問を受けました。

私は、ドイツ人と結婚し、今日ドイツへ引っ越してきたんだよ!だからこの荷物があって、全部私物(洋服、食器、靴やブーツなど)で、所持金もわずか700ユーロ(それしか持ってないんかい)だと説明しました。

もちろん笑顔でね!(これ重要)

ラッキーなことに、苗字をドイツ名に変更していたので、明らかなドイツ人の名前が記載されている新しい日本のパスポートを見た検査員は、X線検査をやらなくてよいと言ってくれて、何事もなく関税検査を通過することができました。

ドイツ名、強し!!

フライトで疲れていたので、若干面倒くさかったですが、思い返すと面白いエピソードですね。(笑)

全くもって悪いことをしていない私のような凡人には少し面倒くさいですが、最近はテロの心配もありますし、あまりにも入国審査が簡単すぎるのではないかと不安になる場面でもあります。

まずは、無事にドイツへ入国できたし、荷物もすべてスーツケースと段ボールから取り出し、新しい生活が始まりました。

5万円越えの超過料金はイタかったですが、到着してすぐに自分のものに囲まれて生活できることへの安心感を実感しています。

これは、お金には代えられない価値があると思いますので、移住してすぐの生活に不安がある方にはお勧めです。

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