フランスのコルマールはメルヘンな街並みと伝統が残る街!

こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。

ドイツに引っ越してきて翌週に、友達の結婚式に出席するため、フランスへ行ってきました。

ヨーロッパのほとんどの国は陸続きですので、車で別の国へ行くチャンスがあるのはヨーロッパのいいところですね。

私は運転に自信がありませんので、はねうさ夫が頑張って、結婚式が行われたフランスのディジョンまで片道6時間ほど運転してくれました。

そして、結婚式の帰りにフランスのアルザス地域に位置するコルマール(Colmar)に立ち寄りました。

可愛い街だったので、紹介したいと思います。

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目次

フランスのコルマールについて

ドイツとスランス国境の街であるストラスブールから南に70kmほど、スイスのバーゼルとも程近いコルマールは、ワインで有名な町です。

「アルザス・ワイン街道」のほぼ中間に位置しており、「アルザス・ワインの首都」とも呼ばれています。

フランスからは高速鉄道のTGVに乗って約3時間弱で、パリ観光から少し足を延ばしてメルヘンな町の雰囲気を味わってみても良いと思います。

第二次世界大戦前までは、コルマールはドイツ国土の一部とされていたため、街並みはフランスと言うよりは「ザ・ドイツ!」という雰囲気。

ドイツ語でも「Kolmar」(発音はコルマーみたいに聞こえる)と言います。

はねうさ夫も「ドイツよりもドイツな雰囲気な街」と言っていましたが、第二次大戦の戦火からも奇跡的に逃れたことから、コルマールの旧市街地には、中世からルネサンスの街並みがよく保存されています。

木組みの建物がたくさん並び、町中に運河があることから「フランスのベネチア」とも呼ばれているらしい。

ドイツとフランスの文化が程よく融合されており、夏は草花が咲き乱れた美しい街並みを楽しむことができ、運河でゴンドラに乗ってみることもできます。

また、冬には幻想的で美しいクリスマスマーケットを楽しむことができます。

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©haneusagi.com

日本人にも人気の「アルザス・ワイン街道」に位置することから、日本からの旅行者はもとより、世界各国からの旅行者が訪れる、可愛いメルヘンな町です。

コルマールで絶対に外せない人気の観光スポット「リトル・ベニス」

コルマールで絶対に外せないスポットとして「リトル・ベニス(Little Venice/Petite Venice)があります。

「ちいさなベネチア(ベニス)」という意味の、細い運河に沿ってパステルカラーの家々が並ぶ一帯で、メルヘン一色!

家やレストランの窓辺には花が飾られ、かわいらしい雰囲気の中、運河に沿って散策したり、運河にかかる橋の上から可愛い街並みの眺めを楽しんだりすることができます。

パステル調の家並みが運河の水に映え、とても可愛らしかったです。

もし、コルマールであまり時間が取れない場合には、まず迷わずにリトル・ベニスに行くのがオススメです。

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©haneusagi.com

見逃せない美術作品も沢山!ウンターリンデン美術館(MUSEE UNTERLINDEN)

ウンターリンデン美術館は、コルマール中心部にあり、13世紀に建てられた旧ドミニコ派修道院の中にあります。

美術館では、中世末期からルネサンス期の絵画、彫刻を中心としたコレクションを展示しています。

2015年に美術館の拡張工事が終了し、パリ以外ではフランスで来訪者第2位の有名美術館です。

煉瓦と銅を使った新館は3階建てになっており、主に近代アートと現代アートの展示に使われています。

また、企画展は3階部分で行われます。

(by フランス観光開発機構)

ウンターリンデン美術館は、西洋宗教芸術の傑作ともいわれる「イーゼンハイムの祭壇画」を所蔵しています。

「イーゼンハイムの祭壇画」は、ドイツ人画家グリューネヴァルトの傑作で、多くの人々がこの絵画を一目見ようとこの美術館にやってきます。

残念ながら私が行った時にはすでに閉館時間間近だったため、ウンターリンデン美術館に行くことができませんでしたが、次回チャンスがあればぜひゆっくりと美術作品を堪能したいと思います。

『ハウルの動く城』の舞台にもなったメルヘンな旧市街地を歩く

コルマールは、スタジオジブリのアニメーション映画『ハウルの動く城』の舞台になったことでも知られています。

アルザス地方で最も有名な邸宅の1つである「プフィスタの家」は、壁や柱などに細かな装飾が施されており、まるで家全体がアンティーク作品のような風格があります。

コルマールに行ったらぜひ見ておきたいのがこの「プフィスタの家」なのです。

中には入れないのが残念ですが、通りから見るだけでも一見の価値があると思います。

私は実は、この邸宅がそんなに有名だとは知らずに旧市街地を散策しているときに見かけて「この家はタダモノではない!」と思って調べてみました。

すると、スタジオジブリが、アルザス地方の街を「ハウルの動く城」のモデル地として参考にした場所と発表しているとのことで、この「プフィスタの家」は映画を見た方ならピンとくるほど冒頭のシーンに出てくる建物にそっくりなのです。

気になる方は、ぜひDVDで確かめてみてください。

コルマールでワインのテイスティングをしてみよう

ワインに興味のある方なら知らない人はいないであろう「アルザス・ワイン」。

アルザス地方はスランスで最も北に位置するワインの産地として知られており、南北に伸びるアルザス地方の中央にあるコルマール近郊で丘陵地帯の土壌も変わるので、コルマールにはドイツ系のぶどうを筆頭に、多くのぶどう品種のワインが集まります。

旧市街地でもワインのテイスティングができる場所がありますが、じっくりとワインを楽しみたい方は、コルマールから発着しているワイナリーツアーに参加するのが良いと思います。

半日ツアーから1日ツアーまで、いろいろなツアーがあるようです。

アルザス・ワイン街道(Alsace Wine Route)の公式サイトや、現地ツアーのサイトなどをチェックしてみてください。

◯Alsace Wine Route公式サイト
https://www.alsace-wine-route.com/en/wine-cellars-terre-et-vin-pays-colmar/
◯VELTRAコルマール発半日ワイナリーツアー
https://www.veltra.com/jp/europe/france/france_other/a/131389

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