リガのレストラン・グルメ情報!実際に行ってみたレビュー&ラトビア人在住者からのおススメリスト

リガ観光レストラン情報

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

ラトビアの首都リガへ弾丸旅行へ行ってきました。

もともと、ラトビアではなくリトアニアをじっくり旅行したかったのですが、日時と予算、フライトの関係で、リガを追加して1日観光することにしたのです。

最近仲良くなった同じ建物に住む女性がラトビア出身。

色々と質問しているうちに、ラトビアのリガ在住の友人を紹介してくれ、その方がWordファイル2枚にわたるリガの観光情報を送ってくれてビックリしました(笑)

ラトビア人はおせっかいなくらい親切❣

今回は、リガのレストラン情報、実際にリガ在住のラトビア人から紹介してもらったリストの中から自分で選んで行ってみたお店の感想、そしてリガのグルメ情報をご紹介します。

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目次

リガで本格的なラーメンを!日本食レストラン「Shōyu」

リガのお店の入り口 ©haneusagi.com

私が実際にリガのランチで行った、おススメする本格的なラーメンのお店をご紹介します。

ラーメンだけでなく、混ぜそばや、焼き鳥、餃子などの一品料理もあり、地元っ子からすると「本格的な日本食レストラン」とみなされている様で、ランチでもワインを飲みながらおつまみを食べて、ラーメン!という人も見ました。

日本酒、ウイスキー、梅酒、日本のビール、ラムネなどの日本の飲料も取り揃えがあります。

©haneusagi.com

「ラーメンなんて日本で食べればいい」と言う方はここはスキップしてくださいね。

実際、2023年現在は円安で、ラーメンに15ユーロ(約2300円)出すなんて考えられない!と思う方がいると思われることはとても良くわかります。

ただ、「欧州在住で日本クオリティのラーメンが食べたい!(←これ私)」

または、「海外のラーメン屋さんや日本食レストランがどんなものなのか気になる」、「海外旅行でも日本の食べ物が恋しい」と言う方にはお勧めですので、ぜひ行ってみてください。

お店は日本人経営と言うわけではなさそうで、キッチンの中もサービスの方も皆地元の方の様でした。

ですので、メニューに日本語はありません。

リガ大聖堂からタクシーなら約6分、徒歩で22分、トラムも近くまで走っていますが、私は徒歩で行きました。途中に公園や、ラトビア国立劇場(Latvian National Theatre)などもあるので、歩くことが苦でない方はぜひ。

「Shōyu」に到着した頃には、13:00前で遅めのランチにぴったりの時間。

外にはテラス席もあります。私は中のテーブル席が空いていたのでカウンター近くのテーブル席に座りました。

メニューはQRコードを読み取る方式でしたが、リガへ行く前にメニューを事前にリサーチして、概ね注文するものを決めていました。

ちなみに、お店に無料Wifiがありますので、ネットへのアクセスは問題ありません。

私は、札幌味噌ラーメン(15ユーロ)とお水を注文(欧州の多くの場所ではお水は有料ですが、ラトビアやリトアニアでは水道水も無料でくれるお店も多くありました)

お水とラーメンで合計23ユーロ(約3600円:2023年10月時点)を支払いました。

©haneusagi.com

ちなみにお品書きの詳細には「札幌味噌タレ、手打ち麺、鶏と出汁のダブルスープ、味玉、ダブルチャーシュー、キクラゲ、メンマ、コーン、ネギ、バター」とのこと。

他のトリュフ風味や、かんぴょうがトッピングに乗っていたりと言ったヒネリがきいたラーメンではなく、ベーシックな日本のラーメンに限りなく近いであろうと予測できるラーメンが食べたかったので、こちらにしました。

Shōyuのメニューはこちらからご覧いただけます。

©haneusagi.com

このダブルスープがとても美味しく、味噌も濃すぎずまるっとした味わい。

味玉も完ぺき♪(そしておそらくオーガニック玉子)

もっと感動したのが、分厚いチャーシューが4枚乗っていたのですが、普段はあまりチャーシューには興味が無い私が唸ってしまったくらい美味しかったです。

炙りチャーシューというのかな・・・バラ肉を使っているようですが、厚みがあるのにとても柔らかく、脂の嫌な臭みや触感も無く、お口の中でとろけました♪

このチャーシューは日本のラーメン屋さんでもなかなか味わえないかなあと思います。

感動しました。

お店の方に「実は私は日本人なんだけど、日本のラーメンに匹敵するくらいとても美味しかったです」と言ったら、めちゃくちゃ喜んでいました。

以下の写真、店員さん曰く「日本から物が納品されるときに沢山新聞紙が入っているのでお会計用の小箱に貼って再利用したの」との事(笑) 読めちゃうよw

テーブル会計のヨーロッパ。お会計用の小箱 ©haneusagi.com

正直に言うと、ドイツの都会(ベルリン、フランクフルト、ミュンヘンなど)で日本のラーメンを食べたことは何度かありますが、やはり若干ドイツ人フォーカスな部分(スープがしょっぱすぎる、ぬるい、麺がボソボソしてる、クリエイティブすぎてシンプルさが無いなど)が否めない仕上がりなんですよね。

もしかして、ドイツに住んで自分の舌がおかしくなってしまったのかどうかは定かではありませんが、まさかラトビアのリガで、こんなにおいしいラーメンをいただけるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。

他の日本の方でこのレストランで食事したことがある方の感想も聞いてみたいです♪

Shōyu

営業時間:

日曜日~火曜日12:00~21:00

水曜日~土曜日12:00~22:00

Tel:+37122009996

レストランHP:https://www.shoyu.lv/

リガの旧市街地にあるリトアニアの伝統料理レストラン「ROZENGRĀLS」

©haneusagi.com

レストラン「ROZENGRĀLS」は、リガ旧市街の中心、ロゼナ通りにあります。このレストランの建物は1293年の文献に、最も古いワイン貯蔵庫(ワインセラー)とリガ市議会の祭礼場として記載されています。

高さ4メートルのアーチを持つレストランの一番大きなホールには、リガで唯一の井戸と1201年に建設された中世の最初の防御壁の断片が残っているとのこと。

まず、入り口に立っている方や、うウェイターさん達が、中世の民族衣装的なコスチュームを着てサービスしてくれるので、とっとしたコンセプトレストラン的なイメージを持っていただいて良いと思います。

レストランの中はワインセラーを改装したと分かる構造で、照明は最低限、テーブルはキャンドルの明かりのみ!で食事をすると言う中世の雰囲気満点のレストランです。

©haneusagi.com

中世の文献に記載されていたレシピをそのまま再現した料理などもメニューに多くあり、どれを注文するか迷ってしまいます。

私は1人だったこともあり、ヤギのチーズ入りのサラダと、ここでしか飲めないというビールを注文。

サラダは当然、何の変哲もなくおいしくいただきましたが、こちらの自慢の一つとも言われたビールは、とてもおいしかったです!

ラトビアのビールも美味しいとは聞いていたので、ビールがお好きな方はぜひ試してみてください。

ビール1杯とサラダで20ユーロ(約3,130円)を支払いました。ちょっと割高なイメージですがビールのサイズは大きめです。グラスも可愛かった❤

ラッキーにも予約なしで突撃し、席を用意していただけたのですが、人気店なので予約してから行くのをお勧めします。

【Rozengrals】

LIDO Alus sēta/LIDO Atpūtas centrs(ラトビアレストラン)

参照:LIDO website

リガ市内に数店舗を構える「LIDO」というラトビア・バルト海・北欧・東ヨーロッパ系料理のチェーンレストラン。

ビュッフェ形式でスープやサラダ、煮込み料理などの色々なお料理の好きなものを食べれるシステムで、比較的高評価のレストランです。

「ラトビア料理」と一言で言っても、歴史的にドイツやロシアおよび近隣国の食文化の影響を受けてきた地域なので、一概にこの料理!とも言い難いですが、リガ在住の地元民からおススメされたのはこのLIDO。

実は、市庁舎の横というか裏にあるLIDO Alus sētaではトイレを貸していただいたのですが、とてもフレンドリーでした(笑)

お勧めされた方の店舗は旧市街地からは離れているので、LIDOに行ってみたい方は、旧市街地のLIDO Alus sētaか、または大学のある地域の店舗に行ってみるのをお勧めします。

LIDO Alus sēta

営業時間:毎日10:00~21:00

Milda(ラトビアレストラン)

参照:Tripadvisorギャラリー

実は、ROZENGRĀLSに行く前にこのMildaというレストランの前を通りかかり、中で食事している人などを見て「ここなら落ち着いた雰囲気だし一人でも入れるな」と感じましたが、別の場所へ行く途中だったので入るのを断念。

ネットのレビューを見たらとても良かったし、後日トリップアドバイザーでもリガのレストランTOP10に入ってました。

価格も比較的良心的なので、もし次回リガに行くことがあれば行ってみたいです。

Milda

営業時間:
火曜日~土曜日:12:00~23:00
日曜日:12時00分~22時00分
月曜日定休日

Tel: +371 25 71 3287

レストランHP:https://restoransmilda.lv/

Alaverdi Riga(ジョージア料理レストラン)

参照:http://alaverdi.info/en/gallery

リガ在住地元民おススメのオシャレな中級ジョージア料理レストラン。

ジョージアレストランではありながら、ラトビアの地元でとれた季節の新鮮食材のみを使用した食事を提供すると言うコンセプト。同じ旧ソ仲間の…と言ったら怒られちゃうかな?!

赤ワイン好きの方はぜひ♪

ただ、個人的にジョージア大好き(国も料理も)人間としては、せっかくリガに来たのに一人旅でここだけに行くのは勿体ないなあと思い、行きませんでした。

リガに何泊かして、そのうちの1回をこちらで食べるのはアリだと思います。

Alaverdi, gruzīnu restorāns

営業時間:毎日12:00~22:00

Tel:+37166119677

レストランHP:http://alaverdi.info/en

リガ中央市場をチェック!レストラン以外でもグルメを堪能できる

©haneusagi.com

リガは、リトアニアの首都という事、旧市街地が観光客相手の商売が多い事、ここ近年の高いインフレ率、海の幸と山の幸の両方を堪能できる利点もあり、レストランでの食事価格は比較的高いな、と感じました(個人的には、ユーロを導入したことによる利点が地元民には薄いのだと分析しています)。

ビールやワインなどは、ドイツの方が安いか同等の価格帯です。

そんなお財布にやさしくないリガの旧市街地での飲食を避け、観光名所ともなっている「リガ中央市場」のフードコートエリアで食事をするもの一つの手です。

©haneusagi.com

旧市街地からリガ中央駅を挟んで反対側に位置しているリガ中央市場へは、旧市街地からも徒歩で(例えば、聖ペトロ教会から徒歩12分)アクセス可能なかまぼこ型の建物が並んでいる場所なので、わかりやすいです。

リガ中央市場では、地元の農家さんが屋外で果物や野菜、自家製はちみつ等を販売しているコーナーもありますが、屋内で地ビールやハム、チーズ、パン、ケーキ、軽食などを買ってイートインのようにイスとテーブルのある場所で食べることもできます。

市場内のチョコレートショップ ©haneusagi.com

数10種類の地ビールをペットボトル販売(リフィル式w)しているお店も見かけ、こちらは比較的リーズナブルですし、スイーツとお茶を買って一休みしている人も見かけました。

ビールをペットボトルで買う事が可能なお店 ©haneusagi.com

ただし、リガ中央市場は18:00が閉店で、17:00に店じまいの支度をするお店も多いのだと聞いたので、夜も旧市街地を散策したかった自分としては、ちょっとビールを飲むには時間が早すぎました(残念!)

市場で何かを買って、ホテルで食べるのもアリだと思います!

私はフルーツを買って翌朝食べました。

リガ中央市場

営業時間:毎日7:30~18:00

市場周辺も散策の価値があります。

夕方になると現れるトラックでの農作物を販売するファーマーズマーケットや、「モスクワ・ディストリクト(Moscow District)」と呼ばれる界隈には、旧ソの残り香がプンプンする恐らくリガでもっとお貧しいエリアもあり(治安OK)、現地の人たちの生活の様子を歩きながら垣間見れたのは楽しかったです。

このエリアは、再開発が急ピッチで進められていて、Spīķēriと呼ばれるダウガバ川沿いにある倉庫街には、カフェやショップ、ギャラリーなどがあり、美しい遊歩道もあるので観光や散策にも最適です。

ちょっと昔の再開発中の横浜の赤レンガ倉庫のエリアを彷彿とさせます。

将来的にはリガ空港から電車が通る予定にもなっているようで、かなり変化がありそうだな・・・と思いを馳せました。この新旧のミックスがたまらない❣

と言うわけで小腹がすいたら、ぜひリガ中央市場と遊歩道のあるSpīķēriへ行ってみてください!

見ているだけでも楽しいです♪

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/travel-europe-georgia-kutaisi-top-restaurant

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