アゼルバイジャンのヘイダル・アリエフ・センターに行ってきた

アゼルバイジャンのヘイダルアリフセンター美術館

こんにちは!はねうさぎです。

皆さま、お久しぶりです!

約2週間音さたナシだったのは、旅行に行っていたから(笑)

今回は、ウクライナのキエフ~アゼルバイジャン~ジョージア、という三か国周遊のプランでした。

また後日粛々とアップしていきたいと思っておりますが、まずは、アゼルバイジャンの首都・バクーにある「ヘイダル・アリエフ・センター」についてお伝えしたいと思います。

バクーのシンボルのひとつ「ヘイダル・アリエフ・センター」

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©haneusagi.com

オイルマネーで急成長中のアゼルバイジャン。

国家の成長を示すものとして、アゼルバイジャンの首都・バクーには、いくつかの奇抜な建築物があります。もちろん、近代的なホテルやビルもたくさん建設中でした。

その奇抜な建築物のひとつ、ヘイダル・アリエフ・センターは、総面積57519平方メートルの広大な総合カルチャーセンター。

センター内には、アート作品の展示のほか、アーティストの作品展や企画展、展示スペース、カフェ、アゼルバイジャンの歴史や文化を知ることのできる展示エリア、ヘイダル・アリエフ前大統領の個人史を紹介するエリアのほかに、コンサートホールなど、さまざまな文化施設が設けられています。

日本人にはなかなか馴染みのないアゼルバイジャンですが、この歴史展示はとても興味深かったです。(英語のアナウンスと映像を歴史を追ってみることができる展示方式でした)

歴代大統領が使用してきたメルセデスベンツ車などもいくつか展示されていました。

ちなみにアゼルバイジャンは、旧ソビエト連邦の形成国だったひとつ。

ヘイダル・アリエフ・センターは、ソビエト連邦式デザインの建造物がいまだに沢山残っている中で、ソ連式デザインからの脱却を目指し、アゼルバイジャンの文化の感情および未来指向という国の楽観さを示す、という目的があったと言われています。

「ヘイダル・アリエフ」という名前の由来は、第3代アゼルバイジャン大統領を務めた前大統領(1993年から10年間)から付けられていて、現在のイルハム・アリエフ大統領はヘイダル・アリエフ前大統領の長男にあたります。

建築、アート、写真好きにはたまらないヘイダル・アリエフ・センター

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©haneusagi.com

このヘイダル・アリエフ・センターは、奇抜な建築デザインで有名なザハ・ハディッド。

ザハ・ハディドは、イラクにバックグラウンドがあるイギリスの建築家で、2002年に大英帝国勲章コマンダー を受章し、2004年には建築界のアカデミー賞と言われるプリツカー賞を女性で初めて受賞するなど、現代建築において多くの功績とインパクトを残した現代建築の女王。

2016年3月に亡くなっていますが、世界各地に斬新な建築物の数々を残しました。

日本では、新国立競技場のコンペで勝ち抜いたものの、莫大な建築費用の問題で建設計画が白紙撤回されたいわくつきの建築家として知る人も多いことでしょう。

実際に、日本の新国立競技場の案件だけでなく、デザインが奇抜すぎるため建築費用や技術が追い付かず、コンペで優勝しても建設には至らなかった作品も多く、「アンビルド(建たず)の女王」の異名も持っていました。

さて、このザハ・ハディドの才能を120%堪能できるこのヘイダル・アリエフ・センター。

何がスゴイかと言うと、単に奇抜な設計ではなく、とても念入りに計算し尽くされた設計であることがうかがえます。

なぜかと言うと、この建物は、見る位置や角度によって、全く異なる表情を見せてくれるのです。

どこから見ても、どこを切り取っても絵になるということです!

外観のみならず、有料でチケットが必要(1人15マナートでした:2019年4月現在)ではありましたが、内観のデザインも素晴らしかった・・・・実際に、センターの敷地の一部となっている公園で、イランから旅行で来ているというカップルと知り合ったのですが、彼らは2人とも建築家で、バクーの建築物を見に来ることが目的で旅行しているとのことでした。

アートな空気を肌で感じることができ、大満足!
日本の巨匠草間彌生の作品も
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©haneusagi.com

「I love Baku」のオブジェで記念撮影しよう

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©haneusagi.com

ヘイダル・アリエフ・センターの正面は、芝生で覆われた公園のようなスペースになっており、ここにもアート作品が点在していて、センター建物を背景に写真を撮るのも楽しいです。

階段またはエスカレーターで下へ下っていくと、「I love Baku」のオブジェがあり、観光客に人気の写真撮影スポットになっています。(写真は私とはねうさ夫のもので恐縮ですが・・・)

「I loveBaku」のハートの部分が「love」と「Baku」の「B」の両方をオーバーラップして表現されているのも、とっても粋です。

バクー、なかなかやるな~って感じです!

ヘイダル・アリエフ・センターへの行き方

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©haneusagi.com

地下鉄「NarimanNarimanov」駅から歩いて10分程。

私達は、地下鉄の出口が2か所あり、地図も説明もないので人に聞きながら歩いて到着しました。

地下鉄に乗る時には「バクーカード」を購入します。

結構モダンなシステム。

タクシーでも行けますが、市内中心部からは結構離れていますし、渋滞などもあるので地下鉄がオススメです。

ちなみに、ヘイダル・アリエフ・センターからフレームタワーまで帰りにタクシーに乗りましたが、20マナト(4月9日現在レートで約1300円)でした。ご参考まで。

名称:ヘイダル・アリエフ・センター
【所在地】
1 Heydar Aliyev prospekti, Bakı AZ1033 , Azerbaijan

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