こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。
デンマークはアートやデザイン、建築を巡る観光スポットが沢山あり、多くの驚きや感動が待っています。
その中でも、特に注目すべき場所の一つがルイジアナ美術館です。
北欧の美しい自然に囲まれたこの美術館は、現代アートの素晴らしいコレクションを誇り、訪れる人々を魅了しています。
この記事では、2016年にデンマークのルイジアナ美術館へ行った内容をリライトしてお届けしています。
ルイジアナ美術館への行き方:コペンハーゲン中央駅のインフォメーションセンターで情報収集する
コペンハーゲン中央駅のインフォメーションセンターで、美術館前での行き方やパンフレットをもらうことができます。
チケットは駅に備え付けてあるマシンで買いましたが、これがちょっと厄介なマシンできちんと作動するものとしないものがあったので、注意が必要です。(2016年現在)
チケットが発券されない場合には別のマシンで試すことをお勧めします。
私たちは前日にインフォメーションセンターに行き、休刊日や開館時間、駅からは歩けるがバスの時間なども事前に調べてから行きました。
電車は頻繁には出ていないので、余裕を持ったスケジュールを立てると良いと思います。
ルイジアナ美術館へ行くには、コペンハーゲン中央駅から電車を利用して35分程で最寄り駅であるフムレベック駅「Humlebaek」で下車し、そこから徒歩で約15分程です。
コペンハーゲン中央駅からHelsingør St行きの電車に乗りましょう。
当日、朝、コペンハーゲンは晴れていたのに、最寄り駅に到着してからはどんよりしており、徐々にあいにくの雨に。。。おかしいな、完全に晴れ女なはずなのに。
ルイジアナ駅から歩くこと、およそ10分。
正直、看板が無ければ(道しるべが無ければ)たどり着くことはできないであろう場所に位置しています。
10時半ごろ到着、当然開園していると思いきや、まだ空いていなかった・・・・薄暗い雨の中、外で待たされます。驚くことに、ちょっとした入館前の行列ができている状態でした。
ぴったり11時に開館。こういうところはきっちりなのね。
待ちに待った館内へ!
チケット料金(2024年)
- 大人(18歳以上):145デンマーククローネ
- 学生:125デンマーククローネ
「世界一美しい美術館」と言われるルイジアナ美術館
デンマークのルイジアナ近代美術館 (Louisiana Museum of Modern Art)は、コペンハーゲン中央駅から、北に向かう郊外電車に乗ること約30分、住宅街を進んで行った先にある邸宅を改築して作られた美術館です。
「世界一美しい美術館」と称賛されているため、どんなに大きく近代的なすんごい建築の美術館なのか?と妄想を張り巡らせていた私は、「え?ここが美術館?」と一瞬驚いてしまいました。
ルイジアナ近代美術館は、デンマークのフレデリクスボー市に位置し、1958年に開館しました。
年間60万人以上の来館者を集め、デンマークで最も訪れられる美術館の一つです。
美術館の創設者であるクヌード・W・ジェンセンは、環境とアートの相互作用を重視し、美術館の魅力を高めるために別荘を取得しました。
コレクションには、デンマークのモダニズムから国際的な現代美術まで、4000点以上の様々な作品が収蔵されています。
館内は、アンディ・ウォーホルやピカソ、ムンクなど世界中の主要アーティストの現代美術作品が集められ、展示されています。
古典アートも好きですが、モダンアート大好きな私は、コペンハーゲンに行くことが決まってから、ルイジアナ美術館に行かずには死ぬに死ねない!と行く気持ちで行ってきました。
景観を配慮された設計も素晴らしく、見ごたえがあります。
また、素敵なアートポスターやインテリアグッズが買えるミュージアムショップも人気があります。
ルイジアナ未術間の館内はすべての人がアートを堪能できる工夫がされている
ルイジアナ美術館の館内は、訪れる人々がアートを存分に楽しめるように工夫されています。
大興奮のモダンアートはもちろんの事、海外の美術館に行くとよく見かける光景の、学生や子供たちを対象にした展示ツアーや、ワークショップでの解説場面に遭遇。
小さいうちからこういったホンモノのアートに触れる機会が多いのは、本当に微笑ましく羨ましい。
展示とは別に、キッズ専用のスペースが設けられており、様々なワークショップが開催できるようになっていました。
私が行ったときは時間的な問題なのか、使用されていませんでした。
そして、ジャコメッティーの展示ルーム。
この空間は、本当に特別で、思わずシャッターを切らずにはいられませんでした。
もはや、外景もアートの一部になっていて、この空間を非常に厳かで特別なものにしていました。
あいにくの雨のため、お庭や、外で展示されている彫刻などはじっくり見ることができませんでしたが、晴れていたら、海を臨める最高のロケーションです。
おそらく、この周囲環境、地形もすべて計算ずくで設計された美術館なのだと感じました。感激。
ちょうどランチくらいの時間になり、館内のカフェレストランはにぎわっていましたが、私は夕方の飛行機に乗らなければいけず、急ぎ足で回らなくては行けなかったため、食事は断念。
丸一日ゆっくりと居心地の良い空間でアートを堪能できる場所だと思ったので、残念でしたが泣く泣くコペンハーゲンに戻りました。
作品以外のちょっとしたインテリアや照明、空間の作り方も非常に素敵で、北欧らしさを実感できるものでした。
ピクトグラムもかわいい。
実は、こちらのルイジアナ美術館では、草間彌生のインスタレーションの展示もあり、美術書籍の販売もしています。
詳細は、公式ホームページをチェックしてみてください。
●ルイジアナ美術館公式ホームページ
https://en.louisiana.dk/
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