こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
ドイツでの自転車ライフを始めるにあたり、日本との違いに戸惑うことが多い私。
特にアラフォーにとっては、初めての経験で新しいことに挑戦することが勇気がいるかもしれません。
クリスマスに、義理両親から「Eバイク」(電動アシスト自転車)をプレゼントしてもらい、そんな高価なものをもらえるとは知らずに、とても感激して目がウルウルしてしまいました。
私はEバイクに乗り、はねうさ夫は通常の自転車に乗って2人でサイクリングへ出かけました。
この記事では、ドイツでの自転車の乗り方について学び、自信を持って街を駆け巡るためのヒントを提供します。
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悲劇が!怪我して初めて知った正しい自転車の乗り方
せっかくEバイクに乗っているので、坂道をたくさんこいで、はねうさ夫をぎゃふんと言わせて見せよう・・・ムフフ!
な~んて思ったのは束の間。
悲劇が起きました!
坂の途中で道が2手に分かれており、どちらに行って良いのか迷ってしまったので、坂道の真ん中で止まってしましました。
ここまではまだいいのですが、はねうさ夫が私を追い越して右側へ行ったので、仕方なく登坂気味の道を「よいしょ!」と漕ぎ出してみたものの・・・ファーストステップの漕ぎだしが上手くいかずに転倒してしまい、小石が散らばっていたアスファルトの坂道にバーーーン!と倒れるミドルエイジの40代おばさん。
倒れて行く時は、まるでスローモーション・・・・気づけば坂道に倒れこんで動けないという情けない始末でした。
はねうさ夫が駆け寄ってきて、起こしてもらいましたが、肘と手の平の皮がむけ、血が出ていました・・・・。
膝も痛かったのですが、その時は長いパンツ(長ズボンっていう?)を履いていたので、痛みしか感じず、ズボン履いてるから大丈夫かな~なんて思いましたが、家に帰ってみたら、がっつり皮がむけて出血してました。
40代にしてチャリで転ぶなんて・・・・私のイケイケ40代ライフが!なんだかあまり想像できない・・・(個人のイメージです)。
そもそも、東京生活ウン十年では、自転車を持ってもいなかったし、あまり乗る事はありませんでした。
高校までは両親の住む実家暮らしだったので、自転車は乗っていましたが、もうすかり自転車に乗ると言いう行為自体を忘れていたかもしれません。
そんな環境に加えて、もう体がアクティブに動かないこの年齢になって、まさか自転車をこぐことになるとは思ってもみませんでした。。。だから怪我したのかな?
そして、ずっと、自分がなぜ怪我してしまったのか、考えていました。
そう、実はこのEバイク、足が完全に届かない・・・orz
足のつま先がかろうじて地面に着くくらいで、とても危険!
でも、ドイツ人仕様なのか、私の短い脚では、サドルを一番下に下げてもつかないので、どうしたものか・・・とは思っていました。
欧米と日本で自転車の乗り方に差を発見!
実は、かなり以前から、はねうさ夫から「自転車をこいでいるときに足が曲がってる。本来こいだ足が一番下に来た時に、足が一直線になるのが理想なんだよ。そのやり方だと、こぐ力がペダルに完全にいきわたらないから疲れてしまうよ」と言われていました。
そんなこと言われても、足がつかないんだからしょうがないじゃない?
私は、自転車をこぐときに、足が曲がらないようにする事よりも、足が地面につく方を優先していたのです。
そう、日本では、子供のころから「止まった時に足がつかないと危険だから足が付くサイズ(高さ)の自転車を調達しましょう」と言うのがスタンダードですよね?
でも、例えば、東京都内を自転車でさっそうと駆け抜ける外国人を見て、なんだか「カッコイイ!」と思ったことありませんか?
そう、足がまっすぐなんですよね。曲がってない。
日本人は、自転車を選ぶ時の基準が「止まった時に足の裏が地面にきちんとつく=安全」、なので、どうしてもこぐときに足が曲がってしまい、こぐ姿が美しくないんですよね。蟹股でチャリこいでる女性のなんと多い事か!
でも、これって、美しさだけの問題ではありません。
夫に言われたように、力の伝達経路を考えてみれば当然です。
そう!実は、怪我してからと言うモノ、自転車に乗っている他のドイツ人をよ~~~く見て観察してみました。
ペダルを一番下まで踏み込んだ時に足がまっすぐになるという事は、足が地面に着くわけがありません。
だから、ドイツ人達も、止まった時には足が完全にはつかないのです!
日本とドイツそもそも教わった自転車の乗り方が全く違っていた
実は、驚いたのですが、ドイツでは小学校で「自転車の乗り方授業」と言うものがあります。
多くのドイツ人の子供たちは、小学校に上がる前から補助輪無しで上手に自転車に乗っていますが、これは、家族でサイクリングをする文化があることも理由のひとつです。
とっても小さな子供たちも、上手に自転車を乗っています(補助輪無し!でどんどん行く)。
さて、「小学校で自転車の乗り方?そんなのなんか意味あるの?ドイツって変なの~」と思っていました。
でも、ドイツで自転車に乗り始めると、この授業の効果が凄くわかるのです。
私はドイツで自転車の乗り方を教わったわけではありませんが、自転車レーンが無い一般車道を走る時にこれを実感します。
車道を自転車で走る場合は危険が伴うので、ある一定のルールを皆で学んでいると、車を運転している人も自転車が出すサインや乗り方に気をつけながら運転しているのがわかりますし(サインの共通認識)、日本の場合のように、自転車が歩道や車道を行き来してうろうろと危険な運転をすることもありません。
とは言え、ビビリィな私は、自転車専用レーンが配置されている場所や、人出がとても少ない場所で自転車を運転するようにしています。
車道は・・・そう、足がしっかり地面につかないから、信号待ちで停止するのが怖いのです。(高校時代に車に引かれて救急車で運ばれた経験あり・・・)
自転車の正しい乗り方を分析してみた
皆さんは子供の頃、どのようにして自転車に乗る練習をしたか覚えていますか?
私は、幼稚園の頃は補助輪付きの自転車に乗っていました。
小学校に上がる少し前か上がったばかり位の時に、近所に住む2歳年上の従妹と一緒に自転車に乗る練習をしました。
この時に両親は誰もついておらず・・・・完全に従妹にまかせっきりでした!おいおい!
気づいたら自転車に乗れていたのですが、実は先日Eバイクで怪我をしてからというもの、自分の自転車の乗り方について考え、検証してみたのです。
その時に分かったのが、私はいわゆる「けんけん乗り」をしていたということ。
ネットで調べてみると、これはとても危険な乗り方であるという事がわかりました。
例えば、こちらの以下のリンクを参照にしていただければわかるのですが、ドイツの自転車は、通常の自転車でも、日本でいう「スポーツタイプ」のものが多いです。
ですから、ママチャリや女性の自転車のように、ハンドルとサドルの間の空間が凄く開いているわけでは無いので、どうしても右足をあげて後ろから回してまたぐ形になります。
また、何度もこちら以下の動画を見て、自分の自転車の乗り方と比較しました。
そうです。自転車を傾けたときに足が付くくらいで良いということなので、現時点の「つま先しか足がつかない状態」と言うのは、まんざら間違ているわけでは無いのです。
乗る時の方法もそうですが、止まり方が一番重要だと思うので、少しずつ練習しながら正しく安全な自転車ライフを送ろうと思います。
もし、自転車に興味がある方、ドイツやヨーロッパに引っ越してから自転車に乗るようになった方は、ぜひ一度自分の自転車と乗り方を検証してみてくださいね!
ちなみに、私のけがは結構根が深かったため、未だに完治はしていません><
ぜひ、安全で楽しい自転車ライフをお過ごしください!
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