こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
ドイツに引っ越してきて早くも4か月が経ちました。
海外に引っ越して4か月と言うとどういうイメージでしょうか。
実は、ドイツに来て初めて「ホームシック」という感覚を体験しています。
一番気になるのは語学レベルか?!ドイツ語はどこまで上達した?
今でも覚えていますが、アメリカに引っ越した時の半年間(約6か月)は厳しいものでした。
友達は語学学校で知り合った人ばかりですし、会話が弾む人とはずまない人がいるのは事実です。
また、英語は学校で勉強しているのでベースができていますが、ドイツ語はアルファベット~数字~時間等の初心者レベルからのスタートです。
また、「日本人」というくくりで仲良くなる場合もあるのですが、「日本だったら友達にならないよね~」という日本人と知り合ったりもするわけです。
よって、選択肢は狭まりますし、たくさんの人が思うほどの「快適移住ライフ」を送っているわけでもありません。
その地域に馴染む一番の手法としては、その土地の言語をどれだけ流ちょうに話せるか、ということも挙げられると思います。
以前も書きましたが、ドイツ語コースに通い始めて今日で丸一か月が経ちました。
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自己判断としてのドイツ語はまったく進歩はしていないのですが、日々少しずつドイツ語を学んでいることで、点と点とが線になっている場合もあります。
まだまだまったく「会話」というレベルには達していませんが、クラスメート同士で頑張って伝えようとする心は伝わっているのかなあと思います。(はあ、、、やっぱり英語は簡単ですね)
英語が通じないクラスメートと会話をするときはすごく緊張しますし、必死です(笑)
ジェスチャー&イラスト描きを交えて必死に会話します。
英語ができないスラスメートは、もちろんドイツ語も私と同じ初心者なので、ドイツ語でも苦労するのです。
初めて感じた「ホームシック」という感覚
ホームシックって何でしょうか。
私は10代で上京した時も、アメリカに移り住んだときも一度も「ホームシック」を実感したことはありませんでした。
むしろ、「帰りたくないくらい移住先が気に入った!」くらいの感じです。
でも、この高揚感って、やっぱり「自分が希望した場所に移り住んだとき」にのみ適用されるんだなあと最近感じています。
と、いうのもドイツに来て2か月目くらいに、やはりホームシックになってしまったのです。
まあ、そりゃー、そうですよね、ドイツ語会話ゼロな上にドイツに来たくて来たわけでもなく、日本での大好きな仕事もあきらめ(辞めて)、日本にいる友達に会う事さえできず、ドイツに友達がいるわけでもない・・・。
はねうさ夫は、私を何度も外に連れ出し、友達に会わせたり、パーティーに誘ったりして、私をドイツ社会に馴染ませようと努力しましたが、それが逆に私にはつらかったです。
新生活に慣れるまでの間は、あまり何もせずに「生活のルーティーンを作る」ことに集中した方が良い気がします。
そんなこともあって、ストレスが溜まり・・・
最近までは、私ははねうさ夫に、何かあるごとに「私は東京に帰る!」と言っていました。(笑)
(実家に帰らさせていただきます!!!的な…)
なぜかというと、私が理解しているのは、日本とアメリカ社会であって、ドイツ(またはヨーロッパ社会)ではないということ。
彼から「英語が話せる友達がいる」と言われて出かけても、ドイツ人の友人は皆シャイで結局誰も私と話してくれなかったり、はねうさ夫は私をほおおっておいてパーティーで友達と楽しんだり・・・と、本来自分が東京でしている生活は、ここでは何も起こり得ないから、自分と孤独との戦いになる他ありません。
だからこうしてブログで発散です!(笑)
ホームシックにかかってしまった場合は、少し時間が必要です。
人によっては、外出することが改善策になる場合も多いですが、個人的にはそれは母国語が通じる場合に限ると考えています。
私の場合は、結局、出かけてもコミュニケーションとれないですからね・・・例えば大阪から上京した大学生が、東京都内で阪神タイガース居酒屋に行くとかなら良い対策かも・・・(変な例えかな?!)
自分がその場所に来た理由を心に刻み込む、没頭できる趣味を見つけたり作業に打ち込む、家にいる時間を短くする、など様々な対処法があるので実際にホームシックになった場合は自分にあった方法を試してみてください。
私の場合は、逆に一人になりたかったです。。。
こちらに来てから常にだれかと一緒にいたので疲れたのかもしれません。
また、いくら夫と言えども、今まで華のシングル生活を謳歌していた自分としては、夫にスケジュールを合わせ、夫のお金を使って買い物をし、専業主婦として家業をこなすこともストレスの一部でした。
また、その土地の言語が違うとかなり大きなギャップがあります。
ホームシックのリカバリーにも結構時間を要します。
と、いうのも、言語というのはそもそもその国(土地)の習慣や文化、考え方に大きく関りがあるのですよね。
言語を学ぶ上でその土地の人たちの生活習慣や考え方、文化を学ぶことは重要だと考えていますが、ホームシックとなると、頭でそのことを理解していても、心は違うモノなのです。
おそらく、問題は、「私は、ドイツ人、ドイツ文化、ドイツ言語に全く興味ない」のですよね・・・・(旦那には申し訳ないが)まさしく、生きるために言語を習得している、という感じです。
こんなネガティブな文章で申し訳ないと思いつつ、事実なのでしょうがないです。
あー、今から年末年始の日本一時帰国が待ち遠しい!!!
海外に引っ越してから4か月ってどんな感じ?
とはいえ、移住して4か月というのは、若干慣れてきた時期でもあるのです。
ドイツ語学校に通っている効果なのか、若干ですが、人々が話していることをピックアップできるようになってきました。
例えば、来た頃は、名前すら言う事(聞き取る事)ができなかったバス停の名前を言えるようになってきました。
いつも駅から自宅近くまでバスを利用しているのですが、スーパーで買い物をしたい場合には、自宅より前のバス停で下車する必要があります。
ただ、このバス停の名前が覚えられない!(あーんど、もちろん、聞き取れない!!)
始めのころは、名前が似ていることから「テスラ(自動車メーカーの)ストラーセ(Straße:
ドイツ語でストリート(通り)の意味)」と、覚えてていたのですが、最近、実は「Kestlerstraße」だと聞き取れるようになってきました。
テスラじゃなかったのね!(笑)
また、ほぼ毎日行っているスーパーには、精肉・ハム・チーズ、魚のコーナーがあり、注文に応じてお肉屋チーズなどを切り分けてくれます。
ここは対面販売ということもあって、移住初心者には超難関です。
また、注文は出来ても、何か質問や聞き返されるとそれに対応できないという自分の語学力の低さ。自尊心はコパみじんに砕け散ります。
なので、パックに入ったお肉を買うことがよくあったのですが、最近は、ドイツ語で頑張っての対面販売でチーズを薄く切ってもらったり、サラミを選んだりできるようになってきました。
また、こののんびり田舎生活にも慣れてきたかなあと思うところです。
この生活に慣れてきたのかな、と思うようになったのは、日本にいる友人などのSNSでの投稿写真やコメントを見たり読んだりして、若干の違和感を感じてきたことでしょうか。
いい意味でも悪い意味でも。
始めのころは、この田舎生活が目新しくて、「緑がいっぱい!ブドウ畑が!馬がいる!お花がキレイ!」とか思っていましたが、フランクフルトなど都会に行くと「やっぱり都会は良いよね~、歩いている人も違うーー!」などと感じていました。
面白いもので、東京にいたときには「フランクフルトなんて田舎で、見る価値もない」って思ってたんですよね。(笑)
年末年始に日本に一時帰国する予定なのですが、今から楽しみです。
もちろん、都内での行きたい美容室や、マッサージ、エステ、ショッピング、おいしいレストランの数々はもちろんなのですが、自分が東京に戻ってどう思うのか?ということに少し興味があります。
実は、興味深いことに、アメリカから帰国した時は、しばらくの間「東京ってバーチャルリアリティの街みたい!」って思ってました。
自分がゲームかなんかの中にいる感覚です。
今回は、果たしてどのように感じるのか自分で自分に興味があります。
>>あわせて読む(ホームシックな方へお勧めのデュッセルドルフ訪問)
https://www.haneusagi.com/travel-germany-dusseldorf-japanese-restaurant-guide2020
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