【わが家deごはん】市販生地で簡単!フラムクーヘンを作ってみよう

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

最近、ドイツ人男性と結婚を控えている若い日本人女性と知り合う機会があり、彼女から「いつもごはんは何を作っていますか?彼があまり日本食が好きじゃないみたいで困っているんです・・・」という話になったので、私のブログで自分が何を作っているか書いていこうと思い立ちました!

その名も「我が家deごはん」でーーす!

「de」はドイツを意識してみました・・・(笑)

私は、お料理が上手とは思っていませんが、いつも楽しく作っている方なので、我が家のレパートリー等を紹介すると同時に、ドイツで暮らしながら和食やアジアンテイストをどのように取り入れているかも書いてみたいと思っています。

ちなみに、私にはありがたいことに、はねうさ夫は和食は大好き!おまけに、彼自身が料理できないからなのか、今のところ私の料理に対して不満を言ったことは一度もありません。(逆切れが怖いだけかな・・w)

自分の備忘録に加えて、私のレパートリーが少しでも海外在住の方への食事のヒントになれば良いなあ、という思いと、日本に住んでいながらも「それ作ってみたい」と思っていただけるようなコンテンツにできたらなあと思います。

では、さっそく今週のある一日の夕ご飯の献立「フラムクーヘン」からご紹介しましょう!

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目次

フラムクーヘン(Flammkuchen)の歴史と由来

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©haneusagi.com

先日、ドイツ人のお友達の家に行った時に、彼女が「フラムクーヘン」を作ってくれたのですが、市販の生地を使えば簡単で、おまけにお好みの具材を切って乗せるだけなので好きなものを食べることができる!という話になりました。

フラムクーヘンとは、フランスのアルザス地方発祥の「ドイツのピザ風の食べ物」と言えばイメージできるかもしれません。

フラムクーヘン(Flammkuchen)は、ドイツやフランスのアルザス地域に起源を持つ伝統的な料理です。

アルザス地方は大昔はドイツ領だった時代もあり、ドイツで見かけるような木組みの家が並ぶ街並みやドイツ語が話せるフランス人が多いことでも知られている地域です。

フラムクーヘンの起源と歴史:
フラムクーヘンは、フランスのアルザス地方やロレーヌ地方で古くから親しまれてきた料理で、特に農村部で作られていました。元々は休息日の昼食として牧夫たちに提供されていたと言われています。

フランス語では、タルト・フランベ(フランス語: tarte flambée)と言いますが、かつては村のパン焼き窯を使用して焼かれていました。

材料と調理法:
フラムクーヘンのベースは、薄く伸ばした生地で、伝統的には小麦粉、水、塩から作られます。

生地の上には、クレーム・フレーシュ(酸味のあるフレッシュクリーム)が塗られ、玉ねぎとベーコンのトッピングが基本的な具材になります。

近年は色々なバリエーションがあり、チーズやハーブ、アスパラガスなどの野菜が加えられることもありますが、ピザとの大きな違いは生地に卵を使用しない事とトマトソースやピザチーズなどを使用しない事だと思います。

焼き方:
フラムクーヘンは通常、非常に高温のオーブンで短時間焼いてサクサクとした食感の生地に仕上がります。生地は薄くてサクッとしており、脂っぽくありません。

一切れを手で折りながら食べることが一般的で、軽食やおつまみとして親しまれています。

Wikipediaによりますと、

フラムクーヘン(ドイツ語: flammkuchen)は、アルザス地方(ドイツ南西部、フランス北東部)で生まれた郷土料理である。フラムクーヘンは、フラム(炎)、クーヘン(ケーキ)「熱い炎で焼いたケーキ」という意味である。「Alemannisch Flammekueche 」「 Flammwaie」「 Elsässisch Flammekueche」「 Lothringisch Flammkuche」など様々な呼び方がある。フランス語ではタルト・フランベと呼ばれる。

もちろん、ドイツでは、レストランでも注文できる定番アイテム。

だけど、家庭で作ってみよう、と思ったことはありませんでした。

個人的には、イタリアのピザよりフラムクーヘンの方が好きかもしれません。

ピザよりうす~~くてカリッとしていておなかにずし~~んと溜まるハイカロリーなダブルパンチ感が少ないというか(笑)

フラムクーヘンは「ドイツ料理」と言ってもいいような気がしますw

フラムクーヘンの生地はスーパーで入手できるので簡単・リーズナブル

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ドイツのスーパーに行くと、パイシートやピザ生地のシートなど、日本だと冷凍で販売されていることが多い、「粉ものねって生地にしましたアイテム」の半生または生生地が冷蔵で販売されています。

日本でいう、生うどんや生そばがスーパーで売られている・・・というようなイメージでしょうか。

ドイツでは、生パスタ(ロングからショート、ニョッキまで)が冷蔵で売られているので、割とそのパスタコーナーの近くにパイ生地やピザ生地と並んで、フラムクーヘン生地が売られています。

サイズも、中サイズから大サイズまであります。うちの近くのスーパーでは、サイズは2種類ありました。

もちろん、冷凍のフラムクーヘンも販売されていますが、トッピングを乗せてオーブンで焼くだけなので、自作した方がおいしいし、ヘルシーです。

ブランドはいろいろあるかと思いますが、私は「Tanke Fanny」(ファニーおばさんブランド)の「Frischer Flammkuchenteig」をチョイス!(っていうかこれしかなかったw)
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●こちらがTanke Fannyの公式サイト。
https://www.tantefanny.at/frischteige/

パッケージにTanteの顔の絵がかいてあるので見つけやすいかも。

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自宅でフラムクーヘン作り!好きな具をのせてオーブンで15分焼くだけ

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フラムクーヘンのトッピングですが、王道は、サワークリーム(クレームフレーシュ)、玉ねぎ、ベーコンの3種類だけのシンプルなモノ。

レストランでは、モッツァレラチーズ、トマト、バジルといった、「ピザ・マルゲリータ」のトッピングの組み合わせだったり、「ズッキーニ、ナス、トマト」、「アスパラガスとルッコラ」などのベジタリアンだったり、「BBQチキン」だったりと、組み合わせはイロイロあります。

私は、まずは王道系を作ってみたいと思い、以下を準備しました。

【材料】

・ヨーグルトまたはクレームフレーシュ(またはサワークリーム)
・玉ねぎ
・シンケン(生ハム)or ベーコンでもOK!
・ミニトマト
・モッツアレラチーズ

個人的に、サワークリームよりヨーグルトの方がヘルシーだと思ったのと、ヨーグルトであれば必ず冷蔵庫に常備してあるので、わざわざサワークリームを買う必要が無いと思い、私はヨーグルトを使ったレシピにしています。

ヨーグルトだと、仕上がりの味もさわやかになり、お勧めです!

Shinkenを選んだのは、ベーコンより脂肪分が少ないかなあと思ったためです。

簡単にできる!フラムクーヘンの準備と作り方

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作り方は、パッケージにも書いてありますが、まず一番初めに、オーブンを150度に熱しておきましょう。

【作り方】

1.玉ねぎ(1/2個)を薄切りに、ミニトマトも5mmほどの厚さにスライスする(難しければ縦半分に)

2.Shinken(生ハム)またはベーコンを食べやすい大きさにカットする(1cm~2cm幅:焼くと縮むので、小さくしすぎないように)

3.モッツァレラチーズを半分にカット=>スライスする

4.フラムクーヘンの生生地をパッケージから取り出し、オーブンのプレートに敷く

※フラムクーヘンにはすでにうすい紙がついてロールされた状態でパッケージに入っているので、紙ははがさずにそのまま紙を下にしてオーブンの天板に広げます

5. ヨーグルトを生地にまんべんなく伸ばす

6. その上に切っておいた具材を、玉ねぎ、Shinken(またはベーコン)、モッツァレラチーズ、ミニトマトの順にトッピングする

7. お好みで塩コショウを少々ふる

8. オーブンに入れて15分焼けば出来上がり

9. 焼けたら、オーブンから取り出し、食べやすい大きさにカットする

※余熱の時間によって、パリッとした感じが変化するので、お好みで調整してください。

私は、2種類のフレーバーが楽しめるように、生地の半分には、ヨーグルトを塗った後、バジルソースを少し垂らしてみました。

一回焼くだけですが、自宅でならば、1シート上で簡単にハーフ&ハーフもできるので、トッピングにバリエーションを付けることもできます。

このフラムクーヘンの生地は、広げると四角い形状になりますが、生地を手作りする場合には、ピザのように丸くすることもできます。

今回は、市販の生地を使って簡単にフラムクーヘンを作る手順のご紹介なので、材料を切ってトッピングして焼くだけ!それもさほど時間もかからないし、洗い物も少なくなりますね。

お料理が苦手な方でも、この焼いている15分の間に出来合いのサラダなどを準備しておけば、ハードル低く2品を作ることができます。

生地は薄いですが、意外と食べ応えがあり、お腹いっぱいになりました。

スパークリングワインやロゼワインとの相性も抜群な上、オシャレで簡単なので、パーティーにも良さそうです。

ぜひ、ご自宅で作ってみてくださいね。

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