【わが家deごはん】春が旬のベアラオホ餃子を作ってみよう

手作りベアラオホ餃子

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

今回レシピをご紹介するのは、ドイツのハーブ「ラムソン(Bärlauch)」を使った、日本の国民食ともいえる?!「餃子」です。

日本では、北海道で行者ニンニクが採れるようですが、一般的には「幻の山菜」と呼ばれているようですので、ニラを使っていただいて構いません。

ドイツではスーパーでニラが手に入りにくい(普通に売っていません)ので、ニラの代用として、丁度今の時期(春)に旬を迎えるベアラウホを使います。

スーパーではこんな感じで販売されていました。

そもそも、私が餃子をこんなに手作りするようになったのはドイツへ来てからです。

理由は、はねうさ夫の好物のひとつだからです。

日本で生活しているときは、冷凍やチルド餃子を買って家で焼いていました。

ところが!

ドイツで「味〇素」さんの冷凍ギョーザを買おうとすると、1袋1000円ほどします。

もちろん日本の冷凍ギョーザよりたくさん入っていますが、トレーに並んで入っているわけでは無くて、大袋にバラバラと入っていますので、くっついてしまっています。

何度かツイッターにも投稿していますが、外出制限令が出ており、自宅にいる時間が長いので、手作りの餃子を試行錯誤して作っています。

餃子の皮は、本来手作りできますし、その方がおいしいのですが、今回は、アジアンショップで購入した市販の冷凍の餃子皮を使い、ドイツの春にだけ店頭に並ぶ、ドイツの行者ニンニク「ラムソン(Bärlauch)」を使ったタネの作り方で餃子を作ります。

※カタカナドイツ語では、ラムソンは「ベアラオホ(Bärlauch)」と言います。

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目次

事前準備:春の味覚!ベアラオホ(Bärlauch)餃子

まず、事前に、餃子の皮をアジアンショップで買っておいてください。

ドイツのアジアンショップでは、ほとんど冷凍になっていると思いますので、こちらを前日に冷蔵庫へ移して自然解凍させておきます。

電子レンジの解凍機能を使ってもよいですが、皮がきちんと自然解凍していないと、包む時に苦労しますので、私の経験上、前日に冷蔵庫に移して自然解凍させるのが一番皮の状態が良いです。

皮はいろんなメーカーがありますのでお好きなものを選んでください。今回は韓国のものを使いました。

日本にお住まいの方の場合には、冷蔵、またはチルドの餃子の皮を使用できますが、ここでお分かりになると思いますが、餃子の皮は冷凍できますので、冷凍しておいて前日に解凍しても良いですね。

ドイツの行者ニンニク「ベアラオホ(Bärlauch)」餃子の材料

材料

・餃子の皮 1パック

・豚ミンチ 200g

<野菜>

・ベアラオホ(Bärlauch)(行者ニンニク) 半束(お好みで調節)

・玉ねぎ 1/2個

・トンガリキャベツ(日本の場合通常のキャベツ) 2~3枚

※お好みでネギを追加してもOKですが、今回はベアラウホだけにしました。

<香味野菜>

・しょうが 1/2かけ

・にんにく 4~5かけ(お好みで調節)

<調味料>

・鶏がらスープ細粒(またはウェイパー) 小匙1

・塩コショウ 適宜

・サラダ油(またはごま油) 大匙1

<うち粉>

餃子同士がくっつかないように粉を準備しておきましょう。分量は目分量、適量で構いません。

小麦粉と片栗粉を半分づつバットやお皿に混ぜて敷いておきます。私は、冷凍保存の場合にもタッパにも敷いています。

・小麦粉 適量

・片栗粉 適量

※鶏がらスープの素は、スープにして冷ましてからタネに吸わせるとよりジューシーになります。今回は手間を省いたバージョンなので、鶏がらスープをそのままタネに混ぜる方法にしています。

ドイツの行者ニンニク「ベアラオホ(Bärlauch)」餃子の作り方

©haneusagi.com

作り方

1. 豚ミンチに塩コショウ、鶏がらスープを入れて、粘りが出るまで良く手でこねておく。粘りは、これでもか!という粘りになるまでよ~くこねてくださいね。

塩は少し多めに入れると良く粘りが出ますし、焼いた時に味が締まりますので若干多めに入れましょう。

豚ミンチは冷蔵庫に入れて30分~1時間寝かす。

※よりジューシーにしたい方は、先に鶏がらスープを熱湯100ccで溶かし、冷ましておいてから「1」の後に加えてさらにこねてください。お肉がスープを吸うので大丈夫です。

2. <野菜>材料をすべてみじん切りにし、塩をふって水けが出るまで15~20分程おく。

3. 野菜から水気が出たらよく絞っておく。ここでよく水けを取っておくのがポイント!

4. <香味野菜>をみじん切りにする。

5. 寝かせておいた豚ミンチに、水分をしっかり切った<野菜>を混ぜ、みじん切りにした<香味野菜>を混ぜ、<調味料>を加えて混ぜ合わせる。

これで、餃子のタネの完成です。

6. 小皿にお水を用意し、餃子の皮の周辺に水を指でつけて、スプーンでタネをすくって皮の中央にのせ、タネを包む。

包み方はいろいろな方法があると思いますが、私は片方だけヒダを左右に3か所づつつけています。ご自由にクリエイティブに包んでみてください!

ドイツの行者ニンニク「ベアラオホ(Bärlauch)」餃子の焼き方

©haneusagi.com

フライパンを熱し、油をしいたら餃子を並べていきます。

我が家は、体の大きなドイツ人がいますので、フライパンぎゅうぎゅうに餃子を並べていきます(上記写真)。

この時に、打ち粉が付いていても全く問題ありません。

一人暮らしの方は、当然ですが、自分が食べる分だけ焼きましょう(笑)

餃子を並べたら、熱湯を餃子が1/3隠れるくらいまで注ぎ、蓋をして中火(ご家庭のコンロによって調節してください)で水分がほぼなくなるまで蒸し焼きにします。

一度水分を入れすぎて餃子がくっつきすぎてしまい、食べるときにぐちゃぐちゃになって失敗したことがあるので、熱湯の入れずぎには注意です!!

水分がほとんどなくなってきたらふたを開け、ごま油をフライパンのヘリに沿って回しかけます。

ごま油を回しかけたら、蓋はせずに少し中強火にして、餃子の表面がパリパリになるまで焼きます。

フライ返しでフライパンのヘリに沿いながら餃子がフライパンにくっつきすぎていないか、または焼き色具合を確認します。

火を止めて、大きなお皿をフライパンにかぶせ、そのままフライパンを「エイヤ!」とひっくり返して出来上がりです!(今回はあまりうまく焼けなかったですが、以下写真のような感じになりました)

ちなみに、ベアラウホは森にも自生しているらしく、野生のベアラウホを採ってきて調理する方もいるようです。

個人的には、餃子にはやっぱりニラにはかなわないなあ・・・と思っていますが、ベアラウホは、少し苦みを感じる青臭さの中にも、みじん切りにし始めるとニラのような香りがするので、この時期に沢山餃子を作っておいて冷凍しておいても良いですね!

ぜひ、春の味覚「ベアラオホ(Bärlauch)」を使って餃子を作ってみてください。

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/https-www-haneusagi-com-diary-wagaya-de-gohan-baerlauch-10recipe

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