こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
だんだん寒くなってきたドイツ。
10月25日の来週末には夏時間が終わり、グレーで長く寒い冬がやってきます(泣)
今年は新型コロナウイルスの影響もアリ、「こんな時には温かい場所へ旅行しようぜい!」とも言いにくいのが現状。
こんな時は、お家で体の芯から温まるお料理に没頭するのも一つの手ですね!
今日は、秋の味覚のカボチャを丸ごと使ってオーブンで焼き上げるカレー風味のカボチャのグラタンをご紹介します!
皮も食べることができるので、栄養価も高いです。
>>あわせて読む
ドイツのカボチャは「HOKKAIDO」北海道?カボチャについてのうんちく
カボチャのうんちくにお付き合いください(笑)
日本のかぼっちゃって、ほくほくしていて甘みがあり、美味しいのに栄養価も高くて素晴らしいですよね。
アメリカに住んでいた時、スクアッシュ(squash)というウリ型のカボチャを茹でてマッシュにしたものをお肉の付け合わせにしたり、パイなどにしたものが良く食べられていた記憶があるのですが、ドイツでカボチャと言うと「HOKKAIDO」という種類?のカボチャを良くスーパーで見かけます。
なんで北海道!!?(でもカボチャって北海道産が多いイメージ)
ちなみに、余談ですが、「英語でカボチャはパンプキン(pumpkin)じゃないの?!」と、思う方もいらっしゃると思いますが、Pumpkinは、Squashの一種です。
ネットで調べると「A pumpkin is a type of squash.」と出てきます。
スクアッシュは、カボチャよりもウリっぽい食感で、水っぽくべしゃっとした感じで甘みもあまりありません。でもこれが付け合わせとして出てくるのが結構好きでした!
ちなみに、カボチャ全般、つまり英語のスクアッシュのことをドイツ語でKürbisseと言います。(クュ~ァビスみたいな発音)
ところが!
ドイツのスーパーに行くと「HOKKAIDO」の文字を良く見かけます。
調べてないのでいきさつは不明ですが、「ドイツで売っているHOKKAIDOというカボチャは、Kürbisseの一種で、日本のほくほくカボチャの様な美味しい品種なんだろうな~」と思って買っています。
しかし、さすが日本のお名前がついているだけあって?!甘みも風味もアリ、なかなか美味しいカボチャです!
今回は、このHOKKAIDOと言うカボチャを丸ごと使用します。
日本にお住まいの方は小ぶりのものを用意するか、材料の分量を調節して作ってみてくださいね!
おもてなしやハロウィーンにも!簡単な丸ごとカボチャのグラタンを準備しよう
カボチャが美味しい季節。
10月と言えばハロウィーンというイベントがありますので、このレシピは、ホームパーティにもお勧めです。
では、材料を準備しましょう~!
【材料】4人分(ただし、我が家はデカいドイツ人1人+私の大人2人で完食)
- カボチャ 1個
- ひき肉(お好きなものを)250グラム
- 玉ねぎ 大サイズ 半個
- ニンニク 1かけ
- とろけるチーズ(グラタンチーズ、ピザチーズ等お好きなチーズ)適量(たっぷりめ)
- コンソメ 小さじ1
- 赤ワイン 適量
- 塩コショウ 適宜
- オリーブオイル(普通の菜種油などでも)大さじ1
- トマトケチャップ 大さじ1
- はちみつ 大さじ1
- お醤油 隠し味程度 小1くらい
- カレーパウダー 大さじ1 (塩分など入っていない純粋にパウダーだけのものを使用)
- ナツメグ お好みで適宜(苦手な方は無くてもOK)
- クミンシード 小さじ1 お好みで(苦手な方は無くてもOK)
- チリ(辛い物が好きな方用) お好みで適宜(苦手な方は無くてもOK)
- 飾り用にパセリのみじん切り 適宜
- 飾り用に削ったパルメザンチーズ 適宜
簡単なのに見た目ヨシ!カレー風味まるごとカボチャのグラタンの作り方
【作り方】
※カボチャの準備の仕方は、レンジでチンして柔らかくなったカボチャを切るのと、生の段階でカボチャを切るのと2つやり方がありますので、お好きな方でやってみてください。
私は、生のカボチャから準備したので、今回はそのやり方を掲載します。
1. カボチャをたわしで良く洗う。皮の部分も食べることができるので奇麗に洗いましょう
2. カボチャの頭の部分2センチくらいと切り落とし、底の部分が安定するように薄く平らに切り、中の種の部分をスプーンなどを使って取り除く。皮に傷などがある場所は、そぎ落とす。
※カボチャはとても固くてすべりやすいので、カボチャに包丁を入れるときには細心の注意を払いましょう!指を切らないように!
3. カボチャにラップをぐるぐる巻いて700Wレンジで3分、その後様子を見てさらに2~3分かける
※カボチャが熱くなるので、レンジから取り出すときは気を付けましょう!
4. 玉ねぎとニンニクをみじん切りにし、フライパンを熱してオリーブオイルを入れる
5. 玉ねぎがしんなりして透き通ってきたら、ひき肉を入れて炒める
※今回は、豚と牛の合いびき肉を使用しました。
6. ひき肉に半分ほど火が通ったら、ナツメグを入れ、塩コショウをする
7. ひき肉に火が通ったら、赤ワイン、トマトケチャップ、コンソメ、はちみつ、お醤油、クミンを入れて中火で煮込む
8. 水分が煮詰まってきたら、カレーパウダー、(お好みの)チリを入れ、火を止める
※今回私は、生のチリ唐辛子を使用しましたが、分量で辛さは調節しましょう
9. レンチンしておいたカボチャの中の空洞部分に、作っておいたひき肉を詰める。半分詰めたらピザチーズを入れ、残り半分のひき肉を詰めて上にさらにチーズをかける
10. 耐熱皿に乗せ(なければアルミホイルなどを引いて)、200度のオーブン(またはトースター)で約30分焼く
※オーブンの温度や時間はチーズの焼け具合などを見て調整つして下さい。基本的にカボチャにもひき肉にも火が通っていますので、お好みの焼き具合に調節してください。
11. カボチャの頭の部分はすぐに焼けるので、15~20分で投入して焼いてください
12. オーブンから取り出して、パルメザンチーズを削ってふりかけ、パセリのみじん切りで飾りつけたらできあがり!!!
>>あわせて読む
簡単にアレンジもできるよ!カレー風味まるごとカボチャのグラタン
今回は、カレーパウダーとスパイス(クミン、ナツメグ、チリ)を使用しましたが、お子さんがいる方や、あまりスパイスが効いたものが得意でない方には、いつも作るカレーの残りを使って、ひき肉と一緒に炒め、カボチャに入れても簡単にアレンジメニューとして作ることができます。
カレーのスパイシーさと、カボチャの甘さが凄く良く合うので、ぜひ試してみてください!
また、カレーの様なスパイス系のグラタンでは無くて、クリーミーなのが好きなんだ!!という方は、ひき肉にクリームシチューの元を使ってミルキーかつクリーミーなカボチャのグラタンにアレンジも可能です。
色々なバージョンを作ってみて、自分好みのカボチャのグラタンを作ってみてください!
うちは辛い食べ物が好きなので、普通にドイツのスーパーで売っている生の唐辛子(グリーンチリ)を1本使いましたが、少し辛すぎかなあと思ったので、風味を保つためには少量だけ入れるのが良いと思います。
カボチャをちょっとオリエンタルな味にしてみたかったので、カレーパウダーとスパイス、お醤油を使ってみました。
ご飯にも合うと思いますが、のんべ~な我が家は、赤ワインと一緒にいただきました^^
赤ワインとの相性もバッチリです!
ぜひお試しあれ!!
>>あわせて読む
コメント