こんにちは!はねうさぎです。
久しぶりの【我が家deごはん】の更新です。
家で過ごす時間が長い、ドイツの冬。
今回は、そんあドイツの冬での家庭料理でも、ゲストを迎えたときのメニューでも大活躍な「マグロステーキ・アボカドクリーム添え」をご紹介します。
ネーミングは私が勝手につけました!私の完全オリジナルレシピで、どなたでもおいしく作ることができます。
このレシピはドイツに来たばかりのころ、おいしくて新鮮、リーズナブルなお魚をなかなか食べることができなかった時に考案したもので、マグロ大好きなはねうさ夫にも大好評、かつドイツに住む日本人の友人達にも好評をいただいたレシピです。
大人からお子様までおいしく頂けるレシピで、簡単かつドイツのスーパーで販売されている食材のみで作れるのに、レストラン並み?!のお味になるのが特徴ですので、ぜひご自宅で作ってみてくださいね。
【マグロステーキ・アボカドクリーム添え】まずは準備しよう!
まず、準備するものとして重要なものがあります。
フードプロセッサーです。
ミキサーやフードプロセッサーをお持ちでない方は、柔らかく熟したアボカドを購入し、フォークやマッシャーでペースト状になるまで潰すことが必須となります。
クリーム状にはなりませんが、タルタルのような感じに仕上がり、それはそれで美味しいので、潰すだけでも良いのですが、玉ねぎを少量入れますので、滑らかな食感にするためにも、フードプロセッサーを使用することを強くお勧めします!
また、冷凍マグロは「ズケ」のようにマリネしますので、バットがあると良いですよ!
【マグロステーキ・アボカドクリーム添え】材料をそろえよう!
まずは、「ドイツのどこで安いマグロを調達するのか?」という疑問にお答えしますと、私はドイツのスーパー「EDEKA」の冷凍コーナーに売っている「EDEKA Thunfischsteaks」を使用しています。
1箱4ユーロくらいかな。
たっぷり250g有りますので、大きすぎる!と思う方は半分に切ってもいいかも。
我が家はこのメニューの時には白米を炊きませんので、ご飯のおかずのひとつとして召し上がる場合に、は半分に切ってみてもいいかもしれません。
また、このEDEKAブランド以外にもTegutやBIO系スーパーでも冷凍のマグロステーキが箱で売られていますので、お好みのモノを購入してください。
EDEKAのモノは以下のパッケージが目安です。
【材料:2人分】
●マグロステーキ
・冷凍マグロステーキ(1パックに2切れ入りのもの)
【調味料】
・醤油 大匙3
・酒またはみりん(なければ白ワインで代用)大匙3
・はちみつ(なんでも。苦手な方は砂糖でもOK)大匙1
・食用油 大匙1~2(ソテー用。サラダ油でもオリーブオイルでもお好きなものを。私はアマニ油を使っています。香りがあまりない油が良いと思います)
調味料は、醤油とお酒同量、と覚えておくと便利です。分量はお好みで調節してください。
私はいつも目分量で作っていますが、測ればこのくらいかな?と言う量を書いてみました。甘めがお好きな方は、ハチミツやお砂糖を少しだけ多めにしてください。ハチミツは甘みが強いので、入れすぎに注意です。
バットの大きさによるのですが、私は調味料がもったいないので、表面が浸かる程度にしていますw(以下イメージ)
© haneusagi.com
●アボカドクリームソース
・アボカド 1個(個人的には1/2で充分だと思いますが、面倒くさいので1個使用)
・レモン汁(1/2個分)
・玉ねぎみじん切り 大匙1~2(お好みで調節してください)
・にんにく 1/2かけ(パワフルにしたい方は1かけ入れてください)
・ヨーグルト 大匙1/2~1(お好みで調節してください)
・マヨネーズ 大匙1/2~1(お好みで調節してください)
・醤油 小匙1/2
・塩・胡椒(お好みで)
●飾り用にミニトマトがあると色どりがきれいです
【ご注意】
今回、この写真(ブログのトップ写真)では、キヌアサラダを付け合わせにしていますが、今回は付け合わせのレシピは無しで、純粋にマグロステーキとアボカドクリームのレシピをご紹介しています。
とっても簡単!マグロソテー・アボカドクリーム添えを作ってみよう!
【作り方】
1. 調理の30分ほど前から準備する。
バットに、マグロステーキ【調味料】をすべて入れ、ハチミツまたは砂糖が解けるまでよく混ぜ合わせる。(私は指でぐりぐりしながら溶かして終了)
2. マグロステーキをパックから取り出し、冷凍のまま調味料に漬け込む。20~30分後にマグロをひっくり返し、マグロの表面にまんべんなく調味料が染み渡るようにする。
3. マグロを漬けている間に、アボカドソースの準備をする。
4. アボカドは皮と種を取り除き、スプーンや包丁でざっくり切る。玉ねぎ、にんにくは皮を取り除いて粗みじん切りにしてフードプロセッサーにかける。
アボカドの熟し具合によってクリームの方さが変わるので、少しプロセッサーを稼働させた後に、ヨーグルト、マヨネーズ、醤油を加えて、さらにクリーム状になるまでフードプロセッサーを回す。
レモンはあらかじめ絞っておいてもいいですが、私はプロセッサーに直接絞っています。
5. 塩コショウで味を調えてください(私はお塩は使いません)
●ポイント!
味見した時点で「酸っぱいかな?」と思うかもしれませんが、マグロをズケにした調味料を後でソースにしますので、私はアボカドクリームは少し酸っぱいくらいが美味しく頂けると思っており、お塩は入れません。気になる方はご自分のジャストミートな配合を見つけてみてくださいね。
6. フライパンに食用油を入れ良く熱し、そこへズケにしたマグロステーキを素早く投入する。この時にまだ半解凍気味でも大丈夫です。(この時点で強火)
7. 表面がしっかり焼けたら火加減を中火にし、裏返す。魚は表面にしっかりと焼き面がついていないとひっくり返すときに身がほぐれてしまうので、注意する。焼き色がついたくらいでOK。
8. ひっくり返してもう片方の面を焼く。焼いている途中でマグロを漬けた【調味料】をフライパンに投入し、蓋をする。(焼きすぎ注意!蓋をした後2~3分でOK)
9. もう片面のマグロが焼けたらマグロを取り出し、調味料を煮詰めでアメ状にする
10.調味料が煮詰まりソースができたらマグロの上にかけます
11.アボカドクリームを添えたら出来上がりです!
最後につけの調味料を煮詰めると、照り焼きソースのようなしょうゆベースの甘辛いソースに仕上がりますので、マグロはもちろんのこと、アボカドにもとてもよく合います。
ご飯のお供にも良いと思いますが、私達はいつもワインとペアリングしています。
●ポイント!
まぐろはステーキとは言え、焼きすぎるとぱさっとして美味しくなくなりますので、80%くらい中が焼けている状態が美味しいと思います。
冷凍の魚の切り身がどのくらいの火加減でどのくらいの時間焼いたら自分好みの焼き加減になるかは、ご自宅のコンロや火力によります。
はねうさ夫は半生くらいでもおいしいと言いますが、私はちょっと冷凍っぽい味の仕上がりになるので、できるだけ火は通しつつ、ぱさぱさにならない仕上がりが良いと思っています。何度も作ってお好みの焼き方を見つけてみてください。
このレシピには、ドイツのシャンパーニュ方式で作られたゼクトや、ロゼ、シュペートブルグンダー(ピノノワールのドイツ語呼び)の赤ワインがとてもよく合いますのでぜひ試してみてくださいね。
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