こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。
昨年の夏のオリンピックの時に「【ニュースで学ぶ英語】オリンピックを英語で語ろう!英単語と表現‐Tokyo 2020 Olympics」という記事をアップしました。
今回は、冬季オリンピックでの競技名を単語で見ていきましょう。
「スポーツには興味あるけどウィンタースポーツの事はあまり知らない」、「日本人が良く活躍するような競技はなんとなくどんなものかわかるけどそれ以外のものは知らない」と言う方は、競技名だけでなく、どのような競技なのか、そしてどのような事で競うのか(ポイント制・ゴールした順番(速さ)など)を知っているとより理解が深まりますよ。
[toc depth=5]
冬季オリンピックの競技名を英語で言えるようになりたい!
冬季オリンピック種目の多くは英語から日本語のカタカナ表記になっている競技が多いので想像しやすいかもしれません。
ただ、当然ですが、カタカナになっている競技の場合は、英語独特の発音・イントネーションや綴りを覚えておくと、「あの競技のあの選手・・・」等と、英語で説明することができるので、会話がはずみますね!
北京オリンピック2022の公式ページでは、日本語(あいうえお順)と英語(アルファベット順)の競技ロゴを照らし合わせながら英単語の学習もできると思いますので、活用しない手はないです。
また、開催地の読み方ですが、日本語では「ペキン」ですが、英語では「Beijing(ベイジン)」となります。
冬季オリンピック競技の英語【アイスホッケー:Ice Hockey】
アイスホッケーは、『スマイルジャパン』女子日本代表チームも活躍していましたし、陸上でのホッケーもあるので、知っている方も多いことでしょう。
ゴールキーパーも含めて6人がリンク上にあがり、スケートリンクをスケート靴を履いて防具を付けて、スティックで硬質ゴムでできた扁平な円柱状のパックを打ち合い、ゴールを決めれば得点となる団体競技です。
- アイスホッケー Ice Hockey
日本語では、「ホッケー」と言っていますが、英語では「ホッキー」の様な発音になるので気を付けましょう。
北米ではNHL(National Hockey League)というプロリーグが盛んですが、北欧、ロシア、チェコ、そして私の住んでいるドイツでもプロリーグがあり、選手層が厚いです。
- NHL(アメリカ・カナダ)
- KHL(ロシア・エストニア・ラトビア・ベラルーシ・スロバキア)
- エクストラリーグ(チェコ)
- エリテセリエン(スウェーデン)
- SMリーガ(フィンランド)
- ドイツ・アイスホッケーリーガ(ドイツ)
- オーストリア・アイスホッケーリーガ(オーストリア)
- ナショナルリーグA(スイス)
冬季オリンピック競技の英語【アルペン・スキー:Alpine Skiing】
アルペンスキー は、ヨーロッパのアルプス地方で20世紀になって発展したスキーの技術・競技で、旗門を通過しながら斜面をいかに速く滑り降りるかを競う競技です。
以下は競技ごとの特徴を日本オリンピック委員会のサイトより引用しました。
【ダウンヒル(滑降)】
アルペン競技のなかでもっとコースが長く、設定されるターン弧が大きい種目。ときには時速100kmを超えるスピードで斜面を真っ直ぐに滑り降り、20〜30mを超えるジャンプを飛びます。
【スーパーG(スーパー大回転)】
ダウンヒルと合わせて高速系種目に分類され、ダウンヒルに必要なスピードへの強さと、ジャイアントスラロームのターン技術の両方が求められるタフな種目。ターン弧の設定はダウンヒルよりも小さいため、ターン中にレーサーにかかる遠心力はダウンヒル以上と言われています。ダウンヒルのような公式トレーニングは行われず、滑走本数は1本だけの一発勝負となります。
【ジャイアントスラローム(大回転)】
スラロームと合わせて技術系種目と呼ばれ、一般的なロングターンベースのターン設定で、スピードに対する強さ、卓越したターン技術やリカバリー能力、緻密なコース戦略やゲームマネージメントなど、アルペン競技で求められる要素が凝縮されている種目です。旗門セッティングが異なるコースを2本滑り、その合計タイムで順位が決まります。
【スラローム(回転)】
細かいリズムのターンテクニックが問われる技術系種目。他の種目より滑走スピードは劣りますが、他の種目はポールにフラッグがついた旗門で構成される一方、スラロームはポールだけで旗門が構成されており、そのポールをハンドガードでなぎ倒していくダイナミックさが魅力でもあります。
【アルペンコンバインド(複合)】
1日でダウンヒル(またはスーパーG)とスラロームのふたつを組み合わせて行う複合種目。高速系種目のスピード対応力、技術系種目のスキーテクニックという両極端の能力が求められるため、選手の総合力が試される種目と言えます。
【混合団体(チームイベント)】
平昌大会から採用された新種目で、各国で男女混合のチームを編成し、トーナメント方式で戦う国別対抗戦です。ジャイアントスラロームのポールセットをより細かいリズムにしたコースセットを左右にふたつ並べ、同時にスタートして先着を競うパラレル競技を、選手を入れ替えながら行います。滑走タイムが20秒程度の短いコースのため、観客も全体を見渡すことができ、抜きつ抜かれつの勝負が盛り上がりを誘う種目です。
アルペンとは、ドイツ語由来らしく「アルプスの」という意味ですが、実際ドイツ語では「アルピン」のような発音になり、英語では「アルパインスキーイン(al·pine skee·uhng)」のような発音になるので気を付けましょう。
- アルペンコンバインド Alpine Combined
- スーパーG Super-G
- 回転 Slalom ※発音はスラではなくSLAなので注意![slaa·luhm]
- 大回転 Giant Slalom
- 滑降 Downhill
- パラレル混合団体 Mixed Team Parallel ※パラレルの発音注意!動画で確認する
冬季オリンピック競技の英語【カーリング:Curling】
「氷上のチェス」とも言われるカーリング。
カーリングは、氷の上で石(ストーン)を滑らせ『ハウス』と呼ばれる円の中心に最も近い場所を確保して得点を数えるスポーツです。
北京オリンピックでも日本女子代表の4人の活躍が期待されていますね。
ストーンを投じる順番によって、それぞれ、1・2投目を投げる「リード(Lead)」、3・4投目を投げる「セカンド(Second)」、5・6投目を投げスキップが投げる時に指示を出す「サード(Third)」、そしてストーンをどこに置くかの指示、声かけを行う司令塔の「スキップ(Skip)」というポジションがあります。
「スキップ(Skip)」はチームキャプテンであることが殆どです。
- ミックスダブルス Mixed Doubles
- カーリングブラシ Curling broom
冬季オリンピック競技の英語【クロスカントリー・スキー:Cross-Country Skiing】
男子と女子で走行距離が違うので、こちらでは女子の英単語例を取り上げます。
「アスロン」は、単語にTHが入っており、歯と歯の間に舌を挟んで音を出すため日本語の「ス」にならないように気を付けましょう!
私のTH発音の失敗談はこちらからw
- 女子 10km クラシカル Classic
- 女子 7.5km + 7.5km スキーアスロン Women’s 7.5km + 7.5km Skiathlon
- 女子 30km マススタート・フリー Women’s 30km Mass Start Free
- 女子スプリント・フリー Women’s Sprint Free
- 女子団体スプリント・クラシカル Women’s Team Sprint Classic
- 女子 4 x 5km リレー Women’s 4 x 5km Relay
冬季オリンピック競技の英語【ショートトラック:Short Track Speed Skating】
スケートリンクをスケートで滑って順位を競う競技です。
なんと、今回初めて知ってお恥ずかしい限りなのですが、ショートトラックは順位を競うのに対し、スピードスケートはフィニッシュタイムを競う競技だということです。
ショートトラックとスピードスケートでは使用するスケート靴やウェアにも違いがあるのだそうです。
ショートトラックも男子と女子がありますが、距離は一緒なのでこちらでは女子の例を英単語として記載します。
ただし、男子のリレーは3000mではなく、5000mと距離が違います。
- 女子 500m Women’s 500m
- 女子 1000m Women’s 1000m
- 女子 1500m Women’s 1500m
- 女子 3000m リレー Women’s 3000m Relay
- 混合団体リレー Mixed Team Relay
冬季オリンピック競技の英語【スキージャンプ:Ski Jumping】
先日、岩手県出身の小林陵侑選手が、金メダルと銀メダルを獲得して日本に明るい空気を吹き込んでくれました。
ジャンプ台の大きさや形状、助走距離の長さ、K点までの距離などによって、ノーマルヒル(一般にK点90m)とラージヒル(一般にK点120m)と分けられています。
女子は、個人NHしか競技が無いので、ここでは男子の競技と混合団体の英単語をご紹介します。
- 男子個人LH Men’s LH Individual (Men’s Large Hill Individual)
- 男子個人NH Men’s NH Individual(Men’s Normal Hill Individual)
- 男子団体 Men’s Team
- 混合団体 Mixed Team
Teamの後に「Competition」をつけて「Men’s Team Competision」と言っても良さそうです。
冬季オリンピック競技の英語【スケルトン:Skeleton】
スケルトンは、シンプルな構造の小さなソリで氷上を滑走し、全長1300から1500メートルのコースの速さを競う競技で、滑走2回または4回の合計タイムで争います。
スケルトン、リュージュ、ボブスレーの違いが良くわからない!という方もいるかと思いますが、ボブスレーやリュージュ競技は足を前にして乗りますが、スケルトンは頭を前にして腹這いになってソリに乗るところが違っています。
ウルトラマンやスーパーマンが空を飛ぶようなイメージで、頭から下降していくんですね。
- スケルトン Skeleton
英語の発音では、「す・け・る・とん」とは発音せずに「skeh·luh·tn」ですので練習してみましょう。
今回の冬季北京オリンピックでは、6回の練習滑走の後に4回滑走(4回戦まで)し、勝敗がきまっていました。
ちなみに、この競技はドイツが強豪で、今回男女ともに金メダルを獲得しています。
そして、1回ごとの試合を「Heat」という英単語で表現しています。
この「Heat」は熱と言う意味は勿論ですが、「スポーツの一試合」という意味の単語としても使われます。
冬季オリンピック競技の英語【スノーボード:Snowboard】
新潟県出身の平野歩夢選手は、この競技の日本人注目選手でしたが、見事金メダルを獲得。同じく新潟県出身の冨田せな選手も、この競技に日本人女子として初のメダルを獲得しました。
今後も若い世代に注目の競技だと思うので、ぜひ英単語を記憶しておきましょう!
- スノーボードクロス Snowboard Cross
- スノーボードスロープスタイル Snowboard Slopestyle
- スノーボードハーフパイプ Snowboard Halfpipe
- スノーボードビッグエア Snowboard Big Air
- パラレル大回転 Parallel Giant Slalom
- 混合団体スノーボードクロス Mixed Team Snowboard Cross
冬季オリンピック競技の英語【スピードスケート:Speed Skating】
スピードスケート は、1周400mのスケートリンクを周回し、ゴールタイムを競う競技です。
距離に応じてタイムを競うので、ここでは400m~5000m、10000m(男子のみ)の競技名英単語のご紹介は割愛します。
スピードスケートは、フィギュアスケート、ショートトラックと並ぶ、冬季オリンピックの3つのスケート競技のひとつで、全14種目で構成されており、種目数で見ると2022年の北京オリンピックでは最大の競技数だそうです。
オランダ発祥の競技と言われていて、事実、オランダ人選手が常にメダル候補に名前を連ねていますね。
- マススタート Mass Start
- 団体追い抜き Team Pursuit
「パシュート」の発音は、アメリカ英語とイギリス英語で発音が違います。パスートっぽかったりパシュートっぽかったり色々あるのですがこちらでご確認ください。
冬季オリンピック競技の英語【ノルディック複合:Nordic Combined】
ノルディック複合は、「言葉は耳にしたことはあるけどルールとか良くわからない」と言う方もいるのではないでしょうか。
クロスカントリースキーとスキージャンプという2つのノルディックスキー競技を組み合わせて競う競技を「ノルディック複合」と言います。
クロスカントリーでは持久力、ジャンプでは瞬発力が必要で、総合的な運動能力が求められます。
オリンピックでは男子のみの競技種目となっています。
J-Sportsさんのサイトを見ると以下のように説明があります。
冬季五輪、世界選手権、FISワールドカップでは、現在ではスキージャンプ→クロスカントリーの順に行われるグンダーセン方式が採用されることが多い。 クロスカントリー→ジャンプの順に争われるものはマススタート方式と呼ばれる。また個人戦の他に、1チーム4人制で争われる団体戦、 1チーム2人制で争われるチームスプリントがある。2つのまったく異なる運動能力が必要とされることから、ノルディック複合の王者は「キング・オブ・スキー」と賞賛される。
- グンダーセン方式 個人ノーマルヒル/10km Individual Gundersen Large Hill/10km
- グンダーセン方式 個人ラージヒル/10km Individual Gundersen Normal Hill/10km
- グンダーセン方式 団体ラージヒル/4x5km Team Gundersen Large Hill/4x5km
ちなみに、「グンダーセン方式」とは、ノルウェー人のグンダー・グンダーセン(Gunder Gundersen)というノルディック複合選手が、競技の勝敗をわかりやすくするために考案した方法で、スキージャンプの成績に従って、クロスカントリーを時間差スタートによる追い抜き(パシュート)方式のことを言います。
まず始めにスキージャンプを争ったあとに、飛距離点+飛形点の合計ポイントで順位を決め、 後半のクロスカントリーではジャンプの成績が良かった順から換算したタイムに差をつけて後続が次々とスタートし、トップでゴールした選手が優勝となるので順位がわかりやすくなったのだそうです。
冬季オリンピック競技の英語【バイアスロン:Biathlon】
「バイアスロンって2種競技の事だよね?でも夏のオリンピックにもなかったっけ??」と思ったあなたはカンが良いです!
バイアスロンとは、ラテン語で「2」を意味する接頭辞bi-にathlonを合成した造語。一般にはクロスカントリースキーと、ライフル射撃を組み合わせた冬の競技が有名だが、ランニング・自転車・ランニングを通しで行う夏の「バイアスロン」も存在する。by Wikipedia
なんとなんと!
と、いう事で、冬季オリンピックのBiathlonは、クロスカントリースキーとライフル射撃の組み合わせとなります。
クロスカントリースキーを滑った後に射撃って・・・結構体力も集中力も必要なスポーツであることが想像できますね!
ここでは、男女で距離が違いますので女子を例に英単語をご紹介します。しつこいですが、「アスロン」はTHを含む単語ですので発音に気を付けましょう!
個人的に少し謎なのが、「個人」と表記するものと「インディビジュアル」と表記するものが協議によって違う事です・・・また、スケートでは「追い抜き」と言っていたものがこちらでは「パシュート」と言われたり・・・日本語って難しいですねw
- 女子7.5kmスプリント(短距離) Women’s 7.5km Sprint
- 女子10kmパシュート(追い抜き) Women’s 10km Pursuit
- 女子12.5kmマススタート(一斉スタート) Women’s 12.5km Mass Start
- 女子15kmインディビジュアル(個人) Women’s 15km Individual
- 女子4x6kmリレー Women’s 4x6km Relay
- ミックスリレー 4x6km (男女混合) Mixed Relay 4x6km (Woman+Men)
私の住んでいるドイツをはじめ、北欧で盛んなスポーツですので、ヨーロッパ勢が強いイメージはあると思いますが、日本ではどうかと言うと、予想通りで、1998年長野冬季オリンピックでの高橋涼子選手が6位入賞しているけど、それ以降はこの成績を越える選手はいないのですね。
冬季オリンピック競技の英語【フィギュアスケート:Figure Skating】
日本だけでなく全世界に羽生結弦選手のファンは沢山いると思いますが、今回の男子シングルの銀メダルと銅メダルも素晴らしかったですね!
男女ともに日本人の活躍が目立つ競技の一つと言えるでしょう。
フィギュアスケートの場合は「個人(Individual)」とは言わず、「シングル(Single)」という単語を使います。
- シングル Single Skating
- アイスダンス Ice Dance
- ペア Pair Skating
- 団体戦 Team Event
冬季オリンピック競技の英語【フリースタイルスキー:Freestyle Skiing】
1980年代から90年代にかけてニュースタイルカテゴリーとして生まれたフリースタイルのスキー競技で、複数人で滑りエアーなどのジャンプを交えて競う競技です。若干スノーボードとイメージが被るかもしれません。
以下は、日本オリンピック協会の公式ページから、ルールと見どころを引用させていただきます。
【エアリアル – Aerials】
エアリアル競技専用のジャンプ台から飛び出し、空中での演技を競う種目。ジャンプの高さ、技の難易度や完成度、着地の精度などが勝負を分けます。
【スキークロス – Ski Cross】
ジャンプやウェーブ、バンクなどのアイテムが設置されたコースを、複数人で同時に滑って先着を競う種目。スタートダッシュ、各セクションでのライン取りや着地の処理、ブレーキングのテクニックなど、わずかな要因が大きな差となって現れ、転倒によって一瞬で順位が入れ替わるため、目の離せないスリリングな展開が一番の見どころです。
【スロープスタイル – Slopestyle】
800〜1000m前後の斜面に連続的に設置されたジャンプ台やレール、ボックスなどのジブアイテムを使用し、トリックを組み合わせて演技を行います。全体の印象、ジャンプの高さやトリックの難度、完成度などを総合的に評価して採点します。
【ハーフパイプ – Halfpipe】
その名の通り、パイプを半分にカットしたような斜面を滑りながら、左右の壁を利用してトリックを行います。ジャンプの高さと繰り出す技の難易度や完成度で競い合います。華麗なエアトリックの連発が一番の見どころ。
【モーグル – Moguls】
コブが設けられた急斜面を滑り降りながら2カ所でエアトリックを行い、ターン、エア、タイムの3要素を採点し、合計点数によって順位を競います。
モーグルは、東京都出身の川村あんり選手が有名ですね。北京オリンピックでは、金メダル候補とも言われていましたが5位入賞と健闘しました。
- エアリアル Aerials ※アメリカ発音[eh·ree·uhlz]
- スキークロス Ski Cross
- フリースキー・スロープスタイル Freeski Slopestyle ※アメリカ発音[slowp·stai·uhl]
- フリースキー・ハーフパイプ Freeski Halfpipe
- フリースキー・ビッグエア Freeski Big Air
- モーグル Moguls ※発音[mow·glz] もー・ぐ・ると発音しないように注意!
- 混合団体エアリアル Mixed Team Aerials
冬季オリンピック競技の英語【ボブスレー:Bobsleigh】
ボブスレーは、前方にハンドル、後方にブレーキを備えた独特な形状と機構を持つ鋼鉄製の「ソリ」に乗って氷が張ったコースを滑走し、タイムを競う競技です。ソリの事を「ボブスレー」と呼び、名称そのものが競技名になっています。
この競技は、2人乗りまたは4人乗りの団体競技で、出場資格は18才以上とされています。
前方に乗る選手をパイロットまたはドライバーと言い、パイロットの選手がハンドル操作をし、後方に乗る選手(2人乗りは1人、4人乗りは3人)は頭を低くしてひたすら空気抵抗を少なくする「おもり」の役目を担うブレーカーと言います。
最高速度は130km/時~140km/時に達することから「氷上のF1」と呼ばれています。
目の前で見たら迫力満点でしょうね!!
競技は1台ずつで行われる。選手は呼吸を合わせながらそりを押して走り、加速をつけて素早く乗り込む(押す距離は約50〜60m)。この時、1人でも乗り込めなかったら失格になる。あとはドライバーがハンドルを操作、残りの選手は空気抵抗が少なくなるよう頭を下げ、約1300mの曲がりくねったコースを滑降、タイムを計る。
by Wikipedia
そしてなんと、ブレーキはついているのですが、ゴールまで使ってはいけないようです( ゚Д゚)
- 女子モノボブ Women’s Monobob
- 女子2人乗り 2-woman
- 男子2人乗り 2-man
- 男子4人乗り Open 4-man
冬季オリンピック競技の英語【リュージュ:Luge】
リュージュとはフランス語で木ぞりを意味し、そりに先に足を乗せる状態で仰向けに乗って氷上を滑る速さを競う競技です。
競技は男子1人乗り、女子1人乗り、2人乗り(性別を問わない)の3種目と、2022年の冬季北京オリンピックからはチームリレーが追加されました。
競技用のそりは、座席に相当するシャーレと呼ばれる部分、滑走面に相当するシーネ(刃)が付いたクーヘと呼ばれる部分、この二つを繋げるブリッジから構成される。ブレーキやハンドルはなく、シャーレの上で仰向けに寝て水平なフォームを保ちながら、クーヘを足首で挟み、これを内側へ押し込みながら操縦する。
そりの重量は1人乗りが21kg~25kg、2人乗りが25kg~30kgで、選手の体重に規制はないが、男子は13kg以下、女子は10kg以下の重りをつけることが許されている。by Wikipedia
- 1人乗り (Woman’s or Men’s) Singles
- 2人乗り Doubles
- チームリレー Team Relay
なんと、今回の冬季北京オリンピックでは、女子・男子1人乗り、2人乗り、チームリレーの4種目すべてでドイツ人が金メダルを総なめにしてしまいました。
リュージュだけで金メダル4つ!強い・・・ドイツ。
ちなみに、夫がずっと「ローデル、ローデル!」と言ってるので???と思って調べたら、ドイツやオーストリアでは木ぞりを「ローデル」、アメリカやカナダでは「トボガン」と言うそうです。
そして、「ローデル」と連呼している私に対して「Rohdelじゃない!Rodelnだよ!始めはRの発音してあとはL!」と10回以上ドイツ語の発音を直させられましたが、日本人には無理!ってことで諦めました・・・(っちw)
ハンドルもブレーキも無いこのシンプルなソリで競うって、心身ともに強くないと厳しそうなスポーツです・・・(ドイツよ・・・)。
オリンピックにまつわる英単語!聖火リレーから閉会式まで
- 聖火 The Olympic flame
- 聖火リレー Olympic torch relay
- 北京にオリンピック聖火が到着した。 The Olympic Flame has arrived in Beijing.
- 北京オリンピックの開会式まであと2日。 Two days to go until the opening ceremony of the Beijing Olympics.
- 開会式 Opening Ceremony
- 反則 Foul play
- 対戦相手 Opponent
- 準々決勝 Quarterfinals
- 準決勝 Semifinals
- 決勝戦 Final (game)
- 自己最高記録更新 Set a personal record
- 世界記録を更新 Set a world record/ Break a world record
- ~で記録を樹立する Set a record in~
- 表彰台 Awarding podium/ Three-tiered rostrum
- 国歌 National Anthem
- 観客 Spectators
- 金メダル Gold medal
- 銀メダル Silver medal
- 銅メダル Bronze medal
- 閉会式 Closing Ceremony
- オリンピックは4年に一度開催される。 The Olympic Games are held once every four years.
北京オリンピックのマスコットを英語で説明してみよう
メダリストの表彰式で見かけるオリンピックのマスコット。
北京オリンピックのマスコット「ビンドゥンドゥン」可愛いですね^^
コチラに関する以下の英語記事を読んでみましょう。
Who are the mascots of the Beijing Winter Games?
Bing Dwen Dwen: Bing Dwen Dwen, the Olympic mascot, is a panda. In Mandarin, the word “Bing” has several meanings, including ice, and also symbolizes purity and strength. “Dwen Dwen” means robust and lively and also represents children. The mascot wears a full body shell made out of ice and is said to embody the strength and spirit of Olympic athletes.
Shuey Rhon Rhon: Shuey Rhon Rhon, the Paralympic mascot, is a Chinese lantern child with a glowing heart who symbolizes warmth, friendship, courage, and perseverance of Paralympic athletes. The Chinese lantern is a cultural symbol representing celebration, harvest, and prosperity. Red is considered the most festive color (and is fitting since the Games will overlap with Chinese New Year celebrations).
和訳:
北京冬季大会のマスコットキャラクターは?
オリンピックのマスコットである「ビンドゥンドゥン(冰墩墩)」は、パンダのマスコットです。北京語では、「ビン」は氷などいくつかの意味を持ち、また、純粋さと強さを象徴しています。「ドゥンドゥン」とは、頑強で活発という意味があり、また、子供を表しています。ビンドゥンドゥンは、宇宙飛行士のスーツを模した氷でできた 「シェル」を装着。無限の可能性を秘めたオリンピック選手の強さと精神を体現していると言われています。
パラリンピックのマスコットである「シュエ・ロンロン(雪容融)」は、パラリンピックの選手の温かさ、友情、勇気、忍耐を象徴する、心が輝く中国の提灯のような子供たちをモチーフにデザインされました。中国の提灯は、お祝い、収穫、繁栄を表す文化的シンボルと言えます。中国で赤色は最もめでたい色とされており、五輪大会が中国の旧正月のお祝いと重なることから、この色にふさわしいと言えるでしょう。
>>あわせて読む
コメント