ドイツ語では発音が全く違う!つい二度聞きしてしまうドイツ語単語4選

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

ドイツ語学習者にとって「え?!今何とおっしゃいました?!」という、聞きなれない単語がいくつかあると思います。

もちろん、ドイツ語特有の、なが~~い単語もそうですが、21世紀となった今ではグローバルで共通している単語というのもあるかと思います。

それでも我が道を行ってしまうのがドイツ(人)とドイツ語です。(まあ、日本もカタカナにしてしまったりということはありますが)

今回は、完全に個人の独断と偏見で思う「発音が違い過ぎてしっくりこないドイツ語単語」4つをご紹介します。

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目次

【聞きなれないドイツ語単語その1】フワヴァイ

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皆さん、この「フワヴァイ」、何のことか想像できますか?

これは今や世界市場で急成長中の中国通信機器メーカー「ファーウェイ(HUAWEI)」のこと。

ドイツでもこのファーウェイの携帯電話が普及しており、安くて良いもの好きのドイツ人にはとても人気があります。

このファーウェイ、アルファベット表記では、中国語の発音に基づいて「HUAWEI」となっており、日本語のカタカナ表記「ファーウェイ」も、英語読みに近くなっています。

しかし、なんでドイツ語では「フワヴァイ」になってしまうのでしょうか。

それは、ドイツ語のアルファベット読みに起因しています。

まず、「HUAWEI」のHu+Aのコンビネーション。これはドイツ語では「H=ハー」と発音し、「A=アー」と発音することと、「HU」は「フー」(英語の”Hood”のHooのような感じ)と発音します。

そして、「W」と「Ei」のコンビネーションはドイツ語特有で、「W=ヴィー」「Ei=アイ」と発音するため「フワヴァイ」と呼ばれています。

これは、中国人に「フワヴァイ」と言っても全く通じないのと一緒で、私も始めは「何を言っているんだろう?!」と思っていました。

ハイジャーマンが話されているニュースでも「フワヴァイ」と言われていることがほとんどで、一度だけ「ファーウェイ」と発音しているキャスターを見たことがあります。

しかし、ハイジャーマンでも人によって発音が違うドイツって・・・と、なんだか腑に落ちない私です。

個人的にはこの「フワヴァイ」という発音がダサすぎてw(ドイツ語好きの方ごめんなさい、でも私は生理的にこの発音は許すことができない・・・汗)いつも笑ってしまいます。

特に英語圏の方、英語を勉強した方には、ドイツ語の単語は若干異質に感じるところがあります。

なので、旅先で中国の方とお話しする時に、夫が必死に英語で、でもHUAWEIだけはドイツ語発音で「フワヴァイのスマホ使ってるよ!」と言うのですが、100%通じませんw

【聞きなれないドイツ語単語その2】ユードー

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ドイツ語の語学学校へ行っていた時に、「スポーツをテーマに話しましょう」という授業がありました。

スポーツ用語をドイツ語の単語ではどう言うのか学びました。

その頃、ちょうど平昌オリンピックと時期が重なっており、スキーやスケート、ボブスレー、スキージャンプなどの単語をドイツ語でどう言うか等クラスメートと話していた時に、先生が「ユードーは日本発祥のスポーツでしょ?」と私に話しかけてきました。

「ユードー?!」

この発音からまったく日本のスポーツが想像できなかったのですが、先生がそのスポーツの内容を説明してくれて、それは「柔道」であるとわかりました。

そうです!ドイツ語では、「J」の発音は「ヨット/ヨュット」と発音されるため、「Judo」は「ユードー」となるのです。

「柔道(じゅうどう)」=「ジュードー(英語読み)」はまだしも、「ユードー」かあ・・・。

だただた驚きとショックでした。

【聞きなれないドイツ語単語その3】ニッカイ

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これも、「Ei」というスペリングがドイツ語では「アイ」になってしまうことに由来しているのですが、ニュースでよく「ニッカイ」と言われていて、経済大好き人間のはねうさ夫にもいつも「ニッカイ」「ニッカイ」と言われ、何のことか全くわからなかった私。

頭が「????」マークでいっぱいになってしまいます。

そう、これは「日経平均株価」のことです。

英語ニュースでは、「INDEX NIKKEI」そのまま「ニッケイ、アップ」とか「ニッケイ、ダウン」とか報道されていたので、この「ニッカイ」を聞いた時には、またまたショックだったのを覚えています。

ただ、これも、ニュースキャスターさんによっては、たま~に、きちんと「ニッケイ」と発音してくれることもあり、規定のユル~いドイツに再度驚いてしまいます。

しかし、例えば、ドイツ語で「New(新しい)」を意味する「Neu(ノイと発音します)」が含まれる「New York(ニューヨーク)」は、古来「Neuyork=ノイヨーク」と発音されていたのですが、最近では「New York(ニューヨーク)」と言われるようにもなってきており、両方OK!ってことになってるみたいです。

これは個人的には良い傾向だと思っています。

【聞きなれないドイツ語単語その4】ハーウンドエム

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ここまできたらお分りのことと思いますが、「ハー」はドイツ語で「H」ですので、「ハー・ウンド・エム」は、ファストファッションブランドの「H&M」のことです。

英語の「&」「and」は、ドイツ語では「und(ウンド)」になりますので、「ハー・ウンド・エム」なんです。

初めてこの単語を聞いた時、何のお店のことかわからず、「そんなお店には行ったことが無い」と答えていましたが、「H&M」のことでした。(笑)

また、アメリカの最大の衣料品の小売店ブランド「GAP(ギャップ)」や「Old Navy(オールド・ネイビー)」のようなカジュアルファッションブランド「C&A」というショップがヨーロッパ各地にあるのですが、これも「ツェー・ウンド・アー」になってしまいます。

「C」=ツェー
「A」=アー

これぞ、ザ!ドイツ語の極み!(笑)

逆に、日本語にもなっている高級ドイツ車ブランドにおいては、「フォルクスワーゲン」は、「F」から始まるわけではなく、「Volkswagen」で、「VW=ファオ・ヴェー」と略されますし、「BMW」は「ビーエムダブリュー」ではなく、「ベー・エム・ヴェー」と発音されます。

ドイツの新幹線「ICE(Inter City Express)」は、アイスィーイーではなく、「イーツェーエー」と言われています。

個人的には、これはなんだかしっくり来ていて、無駄にカッコいいかも?!な~んて思ってきている今日この頃です。

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