こんにちは!はねうさぎです(@haneusagi_com)です。
Wise(ワイズ)に関してこのブログで何度か記事を書いていますが「ヨーロッパ在住者なら今すぐ全員Wise口座を開設しろ」と言いたいので書かせていただきます。
厳密にはEEA(欧州経済領域)に住んでいる人は今すぐWise口座を開設してお金を入れましょう!
今回はWiseのキャッシュバックシステムに関してご説明します。
※EEA以外在住の方は該当しないので、すっ飛ばしていただいてOKです!
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Wiseキャッシュバックって何?
今年に入ってから毎月初めに私のWise口座に「Cashback(キャッシュバック)」と言う名の入金がされるようになりました。
はじめの2~3か月は少額、低レートだったこともあり「何だろ?手数料の差し引きでも間違えて戻してくれたのかな?」等と考えていましたが、ほぼ毎月月初にこのキャッシュバックというものを受け取ることになり、気になったので調べてみました。
英語で読んでもよくわからない・・・でもどうやらアメリカの金利政策を反映して、それによる決められたキャッシュバック率が設定されている模様。
とは言え「利息」とははっきり書いていない。
気になってドイツ語のページを読んでみると、あら「利息」とはっきり書いてあるではないですかw
さすがドイツ語。キッチリはっきり白黒明確w
最近は日本語でもきちんと更新されるようになってきました(以下一部抜粋)
「収益を還元」などわかりにくい言葉が使われていますが、それは恐らくWiseは銀行ではないからだと考えます。
Wiseも自社のホームページで以下のように明言しています。
Wiseは銀行ではありません。 当社は世界中の国々で認可を受けており、規制に基づきサービスを提供しています。 Wiseお客様の資金を安全に守る義務がありますが、その方法は通常の銀行とは異なります。 銀行とは違い、Wiseがお客様の資金を貸し出すことはありません。
EEAって具体的にどこの国のこと?EUとは違うの?
EEAはEuropean Economic Area の略で、日本語では「欧州経済領域」と訳されます。
EEAは現在30ヶ国。
- EU27ヶ国に以下3か国を加えたもの
- リヒテンシュタイン
- アイスランド
- ノルウェー
EUから脱退したイギリスやもともと加盟していない独自政策を貫いているスイスは含まれません。
EEA(欧州経済領域)は、欧州自由貿易連合 加盟国が欧州連合 に加盟することなく、EUの単一市場に参加することができるように、1994年1月1日にEFTAとEUとの間で発効した協定に基づいて設置された枠組み
by Wikipedia
ということです。
つまり、上記30か国に居住している(Wiseアカウント登録時の情報)方に、毎月キャッシュバックを行うということです。
Wiseキャッシュバック率はどれくらい?
Wiseのキャッシュバック率は変動します。
事実、今年の1月や2月に支払われた時には対して気にも留めなかった割合だったと記憶していますが、2023年4月26日時点のキャッシュバック率は上がり、以下となっています。
- EUR:1.79%
- GBP:3.12%
- USD:3.85%
キャッシュバック率は年間として計算されますが、キャッシュバックを受け取れるのは「毎月」です。
大事なのでもう一度言いますよ!キャッシュバックは「毎月」受け取れます!
Wise利用者がWiseアカウントで保有するユーロ(EUR)、英ポンド(GBP)、米ドル(USD)に対し、毎月キャッシュバックを払う、とうことなので、例えば日本円だけしか保有していない場合や、上記3通貨以外のマルチ通貨のみを保有している場合はキャッシュバックは無いという事になります。
(例)残高に1,000 GBP、貯金箱に2,000 EURを1か月間保有した場合、残高に1.80 GBP、貯金箱に2.06 EURのキャッシュバックを受け取れます。
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Wiseキャッシュバックで受け取ったお金には税金がかかるの?
Wise Europeはベルギーの税務管轄内で運営しており、キャッシュバックは30%の源泉徴収税の対象となります。
Wiseはキャッシュバックを顧客のアカウントに入金する前に、この税金を差し引きベルギーの税務当局に支払います。
先ほどの事例の場合:残高に1,000 GBP、貯金箱に2,000 EURを1か月間保有した場合、残高に1.80 GBP、貯金箱に2.06 EURのキャッシュバックを受け取ります。両方のキャッシュバックにおいて30%の源泉徴収税が差し引かれます。
30%って結構えぐいですよね・・・それでも私は毎月ランチ代くらいのキャッシュバックを受け取っているのでちょっと気分は良いです♪
かつては、日本もドイツも経済が上向きで、銀行にお金を預ければ年に一度それなりの率の利息が付いていました。
今では夢のようですが、1980年代末から1990年代初頭にかけては最大6%前後、銀行にお金を預けておくだけで10年たったらほぼ2倍近くになるという時代があったのです。
私も子供の頃は「おこづかいは貯金!」と口を酸っぱくして言われ続けましたが、マイナス金利の現在は夢のまた夢です。
それが運よくUSドルとユーロで収入を得ていてEEA国内に住んでいる私には、このWiseのキャッシュバックは気分が上がる要素になっています。
例えば、$100,000(もちろん無いけど)をWiseのUSドル口座に入れていたら毎月$3,850(引く30%TAX=ざっと計算しても35万円くらい?)のキャッシュバックが受け取れるなんてウハウハじゃないでしょうか?
キャッシュバックの対象となる人はどんな人?
Wiseアカウント上の残高がマイナスでないEUR、GBP、USDの残高および貯金箱でキャッシュバックを受け取れます。当然ですが、キャッシュバックの金額は口座残高によって変わります。
また、2023年4月のキャッシュバック率に基づき、キャッシュバックを受け取るには、丸1か月間39 GBP、68 EUR、または32 USD以上の残高をWise口座に保有している必要があります。
そして、以下に該当する場合は、キャッシュバックを受け取ることはできません。
- WiseアカウントがEEA圏外にある場合(EEA外でアカウントが登録されている日はキャッシュバックの対象外となります)
- EUR、GBP、またはUSDを保有していない
- アセットとして資金を保有している(アセットととして資金を保有している日はキャッシュバックの対象となりません)
- キャッシュバックが支払われる前に、対象となる残高また貯金箱を閉鎖した
- アカウントが一時停止または無効化されている
- 残高がマイナスになっている
- 税引き前のキャッシュバック額が、対象となる通貨で0.10未満になる
- 残高のキャッシュバックプログラムからオプトアウトしている
- 顧客契約に反していると考えられる人
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キャッシュバックプログラムを辞退したい場合
凡人の私は「タダでお金くれる制度を辞めたい人なんか要るの?」と思ったのですが、EEA内の国によっては税制の関係でキャッシュバックを受け取りたくない人もいるとのこと。
残高のキャッシュバックの受け取りを停止したい場合は、いつでもオプトアウトすることができます。
なお、この情報は2023年5月1日時点のものであり、Wiseのキャッシュバック制度はWise社の判断で変更または終了する場合もあると思いますのでご了承ください。
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