こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
結婚を機にドイツ移住を決意して引っ越してきた私。
新しい環境や文化に慣れることはもちろん楽しみですが、料理好きな私にとって一番気になるのはキッチン周りのこと。
日本で使い慣れたキッチン用品が手元にないと、不便さを感じることもしばしば。
そんな中、日本から持ってきて本当に良かったと実感しているキッチン用品を5つご紹介します。
これから海外に移住を考えている方や、海外生活を始めたばかりの方の参考になれば幸いです。
2017年からドイツ在住の私ですが、移住前およびその間の日本一時帰国で購入し、ドイツへ持ってきたものは沢山あります。
【海外移住】日本からキッチン用品を持ってくる理由
「ドイツにもオシャレで世界的に有名なキッチンメーカーってたくさんあるのでは?なぜわざわざ日本の物?」と思う方もいることでしょう。
私が日本からわざわざ物を持ってきているのには、いくつかの理由があります。
- そもそも、現地にその製品が無い、または普及していない
- 日本製の物の方が性能がはるかに良い
- 自分の手のサイズにピッタリフィットする(欧州製はデカすぎなど)
- 日本のものを使い慣れている
- 日本で売られている製品のデザインの方が好み
- 現地に似たようなものは売っているが、日本で買う方がリーズナブル
ドイツ製品は頑丈長持ちしそうなイメージを持つ方もいると思いますが、実はすぐに壊れてしまったり、重厚すぎて料理中に手が痛くなったりと、なかなか納得のいくものに出会えない事もありました。
そんな時は、海外生活のキッチンでの時間をより快適に、楽しむためには日本の物をうまく取り入れるのがベストです!
お料理のレシピは別ページでご紹介していますので是非覗いてみてくださいね❣
日本から持ってきて良かったと思うお勧めのキッチン用品#1:寿司桶(お寿司用の道具)
今や世界食となったと言えるお寿司は、ドイツでも大変人気があります。
「お寿司を作ってみたい!食べたい!」と思っているドイツ人は多く、お寿司を食べる事=Cool!カッコイイ!という風潮さえあります。
日本から持って来て、何度も使用し、自宅用の手巻き寿司や巻き寿司はもちろんのこと、一目見てドイツ人の友達が来た時に皆大興奮するのが、この「寿司桶」。
巻きすや木のしゃもじ、お箸などはドイツでも購入できますが、寿司桶はなかなか簡単には見つけることができません。
私はドイツに来た翌年の一時帰国で購入しました。
理由は、レストランでお寿司を食べるとべらぼうに高いだけでなく、クオリティも微妙・・・「それなら自分で作っちゃえ!」と思ったのは良いのですが、ボウルで酢飯を作ると何かが違う・・・べチャとするというか、お米に照りが出ないと言うか。
その点、木製の寿司桶は本当に優れもの!
日本人の知恵と技術の集大成か?!と感動してしまうほど、酢飯の仕上がりが違います。
勿論、ゲストが来た時のプレゼンテーションにもピッタリ!
日本の寿司桶を目の前に、手巻き寿司の説明をしつつ、皆でわいわい手巻き寿司パーティーすると、盛り上がること間違いなし!です。
本当は職人が作った良い物を長く使いたいのですが、価格にまけてニトリで購入しました・・・私が買ったのは以下の様な感じの5合用で、しゃもじとミニ巻きすがセットになっているものです。
3合用、7合用、蓋つき・蓋無しなど大きさやセット品など様々なものがあるので家族構成を考えて選ぶと良いですね。
少しお金を出せば、以下のような木製でお寿司以外の用途にも使えそうな寿司桶もあるので、こういうデザインのものも素敵ですね♪
日本から持ってきて良かったと思うお勧めのキッチン用品#2:卵焼き器
お寿司とも関連があるのですが、卵焼きを専用につくるフライパン、そう「卵焼き器」です。
これ、本当に日本らしさ満載のキッチン用品で、ドイツには売っていません。
家族がドイツに遊びに来た時にお願いして買ってきてもらいましたが、本当にあって良かった!と使うたびに思うものの一つです。
ちょっと副菜を一品追加したい時にささっと作れますし、もちろんお弁当にも、だし巻き卵を作っておいておつまみにも重宝します。
丸いフライパンでも、もちろん良いのですが、食いしん坊の私からすると、やはり仕上がりや食感が全然美味しくできるので、卵焼き器は必須です!
我が家は、母お勧めの世界に誇る燕三条製の鉄製卵焼き器を使っています^^
もちろんリーズナブルな卵焼き器でも美味しくできますが、鉄製はキチンとお手入れすると、油が馴染んで長く使えるのでお勧めです!
ご自宅のコンロの仕様を確認してから卵焼き器を買いましょうね。
IH対応など色々あり、私は日本を代表する金物の街・燕三条製の物を使っています。
日本から持ってきて良かったと思うお勧めのキッチン用品#3:皮むき器/ピーラー
野菜の皮をむく、ピーラー(皮むき器)は、いわゆる「T型」のものが多いと思うのですが、ドイツのピーラーは「I型」が主流です。
これは、好みだと思うのですが、私はT型のピーラーを愛用しています。
「T型」のピーラーを見つけて買ったはいいのですが、あまりよく切れないし、なんだか若干大きいと言うかグリップ感が自分の手に合わない気がしました。
調理器具が使いづらいのは非常にストレス。
特にドイツで美味しく頂ける白アスパラガスの皮をむくときなんかは発狂しちゃいそうです。
そして、日本の皮むき器と言えば「貝印」ではないですか??(笑)←まわしものではありません
私は貝印のいたって普通のピーラーを愛用しています。
この価格でハイクオリティ!
信頼の日本製!
白アスパラガスの皮も良くむけます♪
日本から持ってきて良かったと思うお勧めのキッチン用品#4:無印良品のシリコーン調理スプーン 長さ約26cm
今まで炒め物や煮物を混ぜたりするのには木べらを使っていたのですが、無印良品の調理用シリコンスプーンを買ってみてビックリしました。
めちゃくちゃ使い易い!
こんなに使い易いのに、手ごろな価格で、良いのだろうか?!!
ドイツだったら最低10ユーロはしそうなクオリティなのに500円前後で買えてしまう、良い意味での恐ろしさよ。
今まで使っていた木べらのように炒め物にも大活躍し、スプーン型になっているので、麻婆豆腐のような少し汁気やとろみのあるお料理を調理した後に、フライパンやお鍋からすくうのにも適しており、シリコンなので取り残しが無く、鍋やフライパンを水ですすぐ手間が一段回省けて洗い物もラクチン❣
チャーハンもこれ一本で、炒めて盛り付けまで完璧にできます!
マジで、これは次の一時帰国でもう1本買おうと思っている調理スプーンです。
個人的には26cmというのが少し短く感じますが、この様に持ち手が短めなのもドイツ製品ではあまり無いので、手の短い日本人には?!
ちょうどいいサイズなのかもしれませんw
日本から持ってきて良かったと思うお勧めのキッチン用品#5:ごはん冷凍保存タッパー/ジップロックコンテナー
今まで長期間住んだことのある国が、日本とアメリカなので、ドイツに来て「ジップロック®(Ziploc)」という商品がスーパーの店頭にないことに愕然とした私。
ドイツでは、タッパーのデザインが日本と少し違い、とにかく「頑丈!」「強固!」「しっかり逃さないぜ!」という主張がタッパーから聞こえてきそうなデザインばかりで、ガラス製の保存容器も主流です。
日本のように少量を入れる小さなタッパーを見つけるのにも一苦労ですし、あのジップロックコンテナ―の軽くて人差し指で軽く押すだけでパチッと閉まる手軽な安心感あるタッパーを探すのはなかなか難しいです。
特に、白米を炊いて冷凍保存している私には、日本の「ごはん用保存タッパー」を見た時に「コレダ――――!」と思いました。
マジで、この商品考えた日本人(?)日本企業の皆さんには感謝しかありません。
炊いた白米をタッパーに入れ、そのまま冷凍保存してそのままレンジでチンするという工程を徹底的に分析したタッパー形状や機能。
なのにリーズナブルな価格!
軽いので、日本から持ってきやすいですし、本当に便利です!
私は以下のような丸いタイプを愛用しています。
1人暮らしの方に特にお勧めですし、我が家のように白米のストックとして利用しているご家庭にもお勧めです。
大盛用のサイズもありますので、男性にも◎
ヨーロッパに住んでいると、プラスティック製品の使用に懸念を持つ方もいると思います。
私は壊れるまで延々と使う性格ですが、気になる方は、陶器のご飯用お櫃があります。
冷凍も、電子レンジもOK!食洗器もOK!な優れモノ。個人的にはこのスクエアタイプが好き♪
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