こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
バイエルン州の州都ミュンヘン。
そのミュンヘンで、バウムクーヘンを味わいたいと思っている方にぴったりのお店があります。
それが、「クロイツカム(Kreutzkamm)」カフェです。
先日友人とミュンヘンで会う事になり、美術館へ行ったり街歩きをしたりしながら、友達との待ち合わせに良さそうなカフェを探していると、気になるお店を発見。
2回くらい店舗の前をうろうろし、他のカフェとも比較してみて、気になったので入ってみることにしたのです。
このカフェが、後でわかったのですが、バウムクーヘンの名店「クロイツカム(Kreutzkamm)」というお店でした!
※Twitterのフォロワーさんから教えていただきました、ありがとうございました!
自分で言うのも何ですが、旅行中に気になり、有名店に知らずに行っていたという事は過去に何度もあります。
食いしん坊ぶりを発揮しまくっているのか「ニオイ」をかぎ分けているような(笑)
なかなかアンテナ凄くないですか?!w
クロイツカム(Kreutzkamm)カフェでは、伝統的なバウムクーヘンを楽しむことができます。
この記事では、ミュンヘンのクロイツカムをご紹介します。
ドイツのバウムクーヘンの名店「クロイツカム(Kreutzkamm)」
クロイツカム製菓はドイツで最も古く、最も有名な製菓ショップの 1 つです。
1825年、Jeremias Kreutzkammにより、ドイツ東部の街ドレスデンでコンディトライ(ドイツ語でKonditrei:菓子店)として創業しました。
クリスマスツリーに飾るためのチョコレートを提供する目的で、クリスマス菓子をメインとしたラインナップのお店でしたが、とても人気で、ザクセン王家もクロイツカムに手作りのお菓子を信頼しており、その後、宮廷御用達の菓子メーカーの称号を受けました。
バウムはドイツ語で木(Baum)を意味し、クーヘン(Kuchen)はケーキを意味しますので、クリスマス菓子のバウムクーヘンやシュトレン、クリスマスクッキーなどのラインナップがたくさんあります。
第二次世界大戦で、一時はドレスデンの店舗を閉めてしまったそうですが、その時にミュンヘンに店舗をオープンし、公式HPによると現在のオーナーは5代目だそうです。
今でもクロイツカム一族の伝統的なレシピに従い、厳選された材料と秘密のスパイスを使ってクロイツカムブランドのバウムクーヘンが作られています。
実は、以前もブログ内で書いたのですが、「ドイツのお菓子と言えばバウムクーヘンだよね」と思う日本人は多いと思います。
ですが、さほどバウムクーヘンは市場には出回っておらず、バウムクーヘンを食べたことがないドイツ人も多くいます。
それには理由があり、まずバウムクーヘンは、もともとドイツの東部地域が発祥であり、さらにバウムクーヘンを焼くことのできる職人というのは限定されているからという事です。
クロイツカムも、ザクセン州のドレスデン発祥。
西ドイツに住んでいるとバウムクーヘンを見る機会が少ないことは納得できます。
そして、なんと2024年現在で、創業199年の老舗!
日本にも息の長い会社はたくさんありますが、ドイツにも結構老舗と呼ばれる企業や店舗は多いです。
ミュンヘンのクロイツカム・カフェ情報
今回、私が偶然入ったクロイツカムのカフェは、ミュンヘンの市街中心地にある「Café Kreutzkamm, Maffeistraße」の店舗です。
マリエン広場からもほど近く、ZARAやMANGOなどのファッション店舗、無印良品などが入っている「FÜNF HÖFE CityQuartier」という商業施設からすぐの場所に位置しています。
入口のすぐ横がトラムの駅になっているので意外と人込みに紛れて通り過ぎてしまいそうなので、注意深く歩きましょう。
これも後でわかったことなのですが、観光やショッピングに便利な場所なので、こちらの店舗に日本人が多くやってくるようです。
ミュンヘンに住む友人は「店舗があるのは知っていたけどカフェがあるのは知らなかった」というほどカフェが外から見えず、店舗のショーケースを奥へ進んでいくと席があるので、カフェスペースで座ってケーキをいただきたい場合には奥まで進みましょう。(初めて知らずに入ったのに奥までずんずん進んでいった私の図々しさよ・・・w)
ただし、店舗内はさほど広いスペースはありません。
実は、後で調べてみたところ、クロイツカムのカフェは、ドレスデンを含めドイツに3店舗あるようで、そのうちの2店舗はミュンヘンにあります。
ホームページの写真を見る限り、パケリ通りにある店舗のほうがカフェスペースが広く、ゆっくりできそうです。
ミュンヘン店舗1:カフェ・クロイツカム@マッファイ通り
カフェ・クロイツカム@マッファイストラーセ
Maffeistrasse 4、80333 ミュンヘン
電話: +49 (0) 89 – 29 32 77
営業時間: 月曜日から金曜日 08:00 – 18:00
土曜日 10:00 – 18:00
日曜・祝日休み
ミュンヘン店舗2:カフェ・クロイツカム@マックスブルク(パケリ通り)
カフェ・クロイツカム@マックスブルク(パケル通り)
Pacellistrasse 5、80333 ミュンヘン
電話: +49 (0) 89 – 22 880 300
営業時間: 月曜日から金曜日 08:00 – 18:00
土曜日 10:00 – 18:00
日曜・祝日休み
【どれも美味しい】ミュンヘンのクロイツカム・カフェで食べたケーキをご紹介
私は大の食いしん坊ですが、実はスイーツにはあまり興味がありません。
こんな私ですが、このカフェをとても気に入り、このお店のケーキがどうしても食べたくて、2日連続で行ってしまいました(笑)
クロイツカムよ・・・一体秘伝のレシピってなんなんだって言うw
そんなわけで、クロイツカムの虜になってしまった私が食べたケーキ3種類をご紹介します!
カシス・チョコ・ケーキ!(Cassis-Schoko Törtchen)
まずは、カシス・チョコ・ケーキ!(Cassis-Schoko Törtchen)
ケーキの説明はツイッターでしました。土台のチョコがね、中じゃなくて外側(つまり一番底の部分)にされていてサクッとしておいしかったです。
たまたま気になって入ったcafeで食べたケーキが美味しすぎた。住んでるドドドドど田舎では絶対にお目にかかれない上品なサイズとクオリティ😋カシスムースの中にチョコムースが入っていて土台生地はサクッとした薄いクッキーにチョコがコーティングされ上にはベリーソース🥰ミュンヘンはやはり都会ね😍 pic.twitter.com/cqNy0WkbNL
— はねうさぎドットコム (@haneusagi_com) November 4, 2022
大きさもクオリティも日本のケーキに負けず劣らず日本人が好きなケーキだと思います!
日本人の友人と2人で行き、半分こにしました。
ちなみに、カフェでいただけるコーヒーや紅茶は、ミュンヘンの老舗ダルマイヤー(Dallmayr)を使っているので、ケーキだけでなく、飲み物もおいしいと思います。
ウィーン風さくらんぼケーキ(Wiener-Kirschkuchen)
次に、ウィーン風さくらんぼケーキ(Wiener-Kirschkuchen)生クリーム付き。
前日、あまりにも感動したため、はねうさ夫とその友人の3人でカフェを再訪。
店員さんに気になるケーキの質問をして説明を受けた後、「生クリーム付ける?」と聞かれたので、さくらんぼケーキのほうにホイップクリームをつけてもらいました。
ケーキは小麦粉少な目なのか、素朴な感じのケーキだったのでホイップクリームつけてもらって良かったです。
甘いものは好きじゃないのですが、このホイップクリームはおそらくほぼ無糖で重くなかったのでサクッと食べてしまいました。
バウムクーヘンデザート(Baumkuchen Dessert)
そして、バウムクーヘンデザート(Baumkuchen Dessert)。
実は、もう一つバウムクーヘンを使ったケーキがあり、「なんだかこのケーキ屋さん、普段はドイツであまり見かけないバウムクーヘンがこんなにあるなんて変わってるなあ」と思いながら説明を聞いていたのですが、なんとそのケーキこそがこのクロイツカム秘伝のバウムクーヘンケーキだったのです(←バカまるだしw)
チョコに惹かれてバウムクーヘンデザートのほうを注文しましたが、バウムクーヘンケーキも食べたかった!
次はリベンジです!
バウムクーヘンデザートは、棒状のバウムクーヘンをチョコレートでコーティングしたケーキで、缶入り3個入り14ユーロで販売されているので、お土産にもいいと思います。
バウムクーヘンケーキは、店員さんの説明によると、外側半分がバウムクーヘンで、中央部分にバタークリームとキルシュ(アルコール)を使った特別なクリームが入っていると。
ホームページで調べてみたら「弊社の菓子職人が最も試行錯誤した特別なケーキのひとつです」とあるではありませんか!!
店員さんよ!あの時それを伝えてほしかった・・・(ますます食べたくなるw)
バウムクーヘンの老舗「クロイツカム」カフェを振り返ってみて
ミュンヘンから自宅に戻り、はねうさ夫とミュンヘンでの思い出話をしていた時に「あのカフェ見つけたことも収穫の一つ」と言ったら、私以上にデザートには興味がなく、スーパー主婦の義理母の手つくりケーキをいつも食べている彼が「確かにあそこのケーキはおいしかった」と言ったのです。
始めは、カフェに入ったときにケーキはいらないと言っていたのですが、どうしても2種類食べたかった私は、無理やり2人分注文。
目の前に食べ物があれば食べちゃう夫は無心で食べてました(爆笑)
ケーキだけでなく、クッキーやバウムクーヘンも持ち帰りやお土産として購入できるので、カフェで食べなくても自宅でも楽しめるのが良いですね。
また、日本人の友人と行った日に、笑顔でとても感じの良い店員さんがいて、お会計の時に日本語で接客されたのでびっくりしてしまいました。
まさかそんな名店とは知らずだったので、友人も「場所的に日本人観光客がいっぱい来るんだろうね」と言っていましたが、なんと、以下のブログを読んでみたら、おそらく接客したのはこの女性です!
※ブログは数年前のものなのか、店舗の外装・内装、メニューなどが私が行った時とは少し違っています。
ミュンヘンのバームクーヘン名店クロイツカムが観光にもオススメ!
ドレスデンのクロイツカム・カフェの情報もいかに載せておきます。クリスマスマーケットに行ったときに行ってみたいなあ。
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