こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
ドイツ料理に欠かせない食材のひとつがジャガイモ。
ジャガイモ料理が大好きな『はねうさ夫』に「世界一おいしい❣」と言わせたローズマリーポテトのレシピをご紹介します。
簡単なのにレストラン級に仕上げるコツと、ドイツでよく使われるジャガイモの種類についても解説します。
ドイツで一般的なジャガイモの種類

ドイツのスーパーに行くと、沢山の種類のジャガイモが売っていてどれを選んだらいいかわからなくなりますよね。
ドイツではジャガイモを主にでんぷん質の度合いで3種類に分類します。
🥔 Festkochend(フェストコッヘント)
- でんぷん含有量:約 10〜12%
- でんぷん量が少なく、しっかりした食感。煮崩れしにくいため、サラダや煮込み料理に最適。
- 煮崩れしにくく、形がきれいに残るのが特徴です。
🥔 Vorwiegend festkochend(フォーヴィーゲント・フェストコッヘント)
- でんぷん含有量:約 13〜15%
- でんぷん量中間のバランスタイプ。加熱すると少しホクホク感が出て多くのジャガイモ料理に適している。
- フライドポテト、ロスティ、グラタン、オーブン料理などにおすすめ。
🥔 Mehligkochend(メーリッヒコッヘント)
- でんぷん含有量:約 16〜20%
- 非常にホクホクしていて崩れやすい。
- スープ、ピューレ、マッシュポテト向き。
ドイツではジャガイモのパッケージにこれらの分類が明記されていて、料理によって使い分けるのが一般的です。
どのブランドのジャガイモを使っても美味しくできますが、今回のローズマリーポテトには、Vorwiegend festkochendのジャガイモを選んでください。

ちなみに、私がドイツで一番好きなジャガイモは「Drillinge」です❤
日本のジャガイモでローズマリーポテトを作る場合に適したジャガイモは?


日本のジャガイモでローズマリーポテトを作る場合は、メークインが最適です。
インカのめざめは固さは良いのですが甘みが強いのでお好みでどうぞ。
一般的に販売されている「男爵イモ」は、でんぷん質が多いので注意が必要です。
以下をご参考にしてください。
- 男爵いも → ドイツ分類:Mehligkochend
ホクホク。マッシュポテトやコロッケ向き。
- メークイン → ドイツ分類:Festkochend
煮崩れしにくい。煮物やカレー向き。
- キタアカリ → ドイツ分類:Mehligkochend 寄り
甘みあり。ポタージュやポテトサラダに。
- インカのめざめ → ドイツ分類:Vorwiegend festkochend
甘み強め。炒め物やグラタン向き。


はねうさ流ローズマリーポテトの材料


私のレシピでは、材料は4つしか使いません。
塩は使わず、塩気とコクを出すため、隠し味的にパルメザンチーズを使っています。
【材料(2~3人分)】
- ジャガイモ:500g(その時に応じて分量を調節。我が家は2人分で中~大6個ほどを使用)
- フレッシュローズマリー:適量 (我が家は4~5本使用)
- パルメザンチーズすりおろし:大さじ2
- EXバージンオリーブオイル:小さじ1



ローズマリーは多少「多すぎかな?」と思うくらいがちょうど良い仕上がりになります。必ず生のローズマリーを使用してください。
シンプルな材料なので、ジャガイモの素材の味が引き立ちます。
はねうさ流ローズマリーポテトの作り方
材料をそろえたら、オーブンの天板やオーブンの天板に敷くオーブンペーパーを準備しておきましょう。
我が家のローズマリーポテトは皮つきです。
皮付きのままオーブンで焼くと本当に美味しいし、ゴミは出ないし、栄養価も高いし良いことずくめです。
【作り方】
- ジャガイモをよく洗い、水気をふいて芽を足り除く。最低限の芽を取るだけであとはすべて食べます。


2. 芽を取ったら縦にくし形に切る。





小さいサイズの場合は縦半分に。大きいサイズは縦6等分のくし形に大きさをそろえるイメージで切りましょう。
3. オーブンを200度に設定し、10分予熱にセットする。
4. 切ったジャガイモをジップロック袋などに平らに入れて、レンジで片面2分、袋をひっくり返してさらに2分加熱。(我が家のレンジは700W)



過熱しすぎは水気が出過ぎて型崩れするので、ご家庭のレンジでの最適な時間を見つけてください。
5. フレッシュローズマリーをみじん切りにする(茎が太ければ取り除いてみじん切り)


6. パルメザンチーズはチーズおろしでおろし、大さじ2ほど用意する(多すぎると脂っぽくなるので注意)。
市販の粉チーズでも代用できますが、ブロックを調理前におろした方が風味が断然良いです❤


7. レンジから取り出したジャガイモの入った袋に(火傷注意)、オリーブオイル、ローズマリー、パルメザンチーズを入れてよく混ぜる。袋に空気を入れて下からゆするようにするとよく混ざります。



ジャガイモの表面にすべてまんべんなく絡ませるイメージで、袋をシャカシャカします。
8. オーブンペーパーを敷いた鉄板に、ジャガイモがくっつかないように並べる(皮目を上にするとこんがり仕上がります)。


9. オーブンに入れて、200度で10~15分焼いたら完成❣



ご家庭のオーブンで焼き上がりが違うと思うので時間は様子を見ながらお好みの焼き加減に焼いてください。
このレシピでは、電子レンジで先に加熱することで、オーブンでの加熱時間を短縮し、さらに中はホクホクで外はパリッと仕上げる事ができます❣
このローズマリーポテトは、自宅でステーキを焼くときに必ず付け合わせにしている夫の大好物です。
ステーキを自宅のフライパンで上手く焼くコツは「【わが家deごはん】失敗しないステーキ!フライパンでおいしく焼く方法」を、ぜひご覧ください♪
ローズマリーの代用品として、クミンポテト(ドイツのスーパーで手軽に買えます)もお勧めです❤
手軽に作れて香り豊かなローズマリーポテトを、ぜひお試しください!


コメント