サラエボのおススメレストラン!ボスニア料理からイタリアンまで

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

西と東が交差する街、サラエボ。

様々な文化が交わるボスニア・ヘルツェゴビナの首都での食事は、ただの食事ではありません!

この記事では、地元の名物「Ćevapi(チェヴァピ)」を堪能できる伝統的なレストランから、オシャレながらカジュアルなイタリア料理、洗練されたインターナショナルなレストランまで、私と地元出身のガイドさんからおすすめされたサラエボのレストランを厳選してご紹介します。

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目次

ボスニア・ヘルツェゴビナの食事・食文化について

サラエボに来たら絶対食べたいチヴァピ(手前)とソムン。他にもお米、野菜料理などバリエーション豊富 ©haneusagi.com

美しい自然と豊かな歴史を持つボスニア・ヘルツェゴビナの料理は、約300年にわたるオスマン帝国の統治の影響を強く受けています。

「ボスニアンコーヒー」と呼ばれるコーヒーも、トルココーヒーとよく似ています。

特に肉料理が主流で、仔牛肉などの良質な肉を比較的安価で楽しむことができますが、新鮮な材料とハーブ、スパイスを用いた料理が日常的に楽しまれています。

ムスリム(イスラム教徒)の多いサラエボでは、豚肉を扱う店は少なく、主に羊肉や牛肉がよく食べられています。

サラエボを代表する料理として、バルカン各国で見られる「チェヴァプチチ(チェヴァピと呼ばれる)Cevapcici」や、バルカン風ハンバーグの「プリェスカヴィッツァ(Pljeskavica)」があり、これらはソムン(Somun)と呼ばれるモチモチの白パンと一緒にタマネギやヨーグルトを添えていただきます。

“sarmak”というトルコ語で「包む」という意味から派生した「サルマ(Sarma)」というブドウの葉やキャベツでブルグルやお米等の穀物や挽肉とスパイスの具を巻いた料理で、日本でいうロールキャベツ的な料理もあります。

また、魚料理も豊富で、特にサラエボ郊外のハジチ(Hadžići)には養鱒場がありますが、アドリア海産の魚介も人気がありますが、シーフードはお肉料理と比べて比較的価格がお高め。

イカのグリル。比較的アドリア海が近いのでシーフードもおいしいボスニア・ヘルツェゴビナ ©haneusagi.com

シーフードは、「オラダ(黒鯛)Orada」や「ブランツィン(スズキ)Brancin」、「カラマリ(イカ)Kalamari」、「オクトプス・サラータ(Oktopus salata)又はサラータ・オド・ホポトニッツェ(Salata od hobotnice) たこのサラダ」などがあります。

バルカンと言えば美味しい野菜ですが、サラダ類も豊富です。

レタス、タマネギ、トマト、キュウリ等の上に羊のチーズをまぶした「ショプスカ・サラータ(Sopska salata)」やキャベツのサラダ「クープス・サラータ(Kupus salata)」など、新鮮な野菜を使ったサラダが人気です。

サラダは通常、ドレッシングで味付けされています。

ドイツのキャベツサラダの様な、酸味のあるさっぱりとした味付けで美味しいし、お肉との相性も良いです♪

ボスニア料理は、シンプルながらも豊かな風味が特徴で、新鮮な材料とハーブ、スパイスが使われていますので、特定のスパイスやハーブが苦手でない場合には、全体的に日本人の口に合うと思います。

すごく辛い食事もほとんどありませんでした。

また、調べていて分かったのですが、トマトのことを「パラダイズ(Paradajz)」、 じゃがいものことを「クロンピール(Krompir)」と言うようで、オーストリアドイツ語、または私の住む南ドイツ出身だと想像できる単語などもあり、ここでもかつてのオーストリア=ハンガリー時代の形跡を感じ取ることができます。

ご参考までに、パラダイスの事は以下の記事でも書いています(笑)

サラエボ一番と言われるチェヴァピとBBQのレストラン:Ćevabdžinica Petica Ferhatović

参照:Skeniraj.ba

ガイドさんがイチオシしてくれたこのボスニアBBQのレストランは、大変人気でいつも満席。

Ćevabdžinica Petica Ferhatovićはサラエボで非常に人気のあるレストランで、特に「Ćevapi(チェヴァピ)」(ボスニアの伝統的なミニケバブ)で知られています。

Ćevabdzinica “PETICA” Ferhatovićはバシュチャルシヤの中心部にあるので観光のついでに立ち寄れるのも便利。

この家族経営のレストランは、サラエボで冬季オリンピックが開催された 1984 年にオープンしたそうですがFerhatović(フェルハトヴィッチ)という姓は、最初のケバブ店がサラエボにオープンした1957年以来知られているそうで、多くの人の意見では、ボスニア・ヘルツェゴビナ初のケバブ店であると考えられているそうです。(公式ホームページより)

また、リーズナブルな価格も魅力の一つです。

私たちが行った時には満席でしたが、店員さんが「直ぐにテーブルを片付けます」と言ってくれ、超ラッキーなことに席に着けそう・・・だったのですが、ビール命のはねうさ夫が「このレストラン、何かがおかしい。女性客の大半はスカーフ被ってるし、誰もビールを飲んでいない。BBQレストランなら誰かビールは注文するだろう。もしかしたらお酒を提供していないのかも」と不信感を示したため、退散する事となってしまいました(泣)

お酒も一緒に楽しみたい方は、ランチに行くなどして夕食は別の場所で食べた方が良いかもしれません。

私たち夫婦は夕食時に食事と一緒にお酒を飲むため、ディナーで行くレストランのドリンクセレクションにはウルサイはねうさ夫…

とは言え、サラエボに訪れた際に、地元料理を味わいたい方にとって外せないスポットだと言えるでしょう。

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