こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
今回は、ボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアの5都市を9日間で巡る旅の移動手段とその費用について詳しくご紹介します。
バルカン半島の美しい景色を満喫しながら、効率的かつ経済的に国々を巡るためのベストプラクティスを共有したいと思います。
それぞれの国での移動オプションから、私が実際に利用した手段とコストまで、旅の計画に役立つ情報を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアの5都市を9日間で巡る旅程を地図で解説
ドイツからRayanairというLCCを利用して、ボスニア・ヘルツェゴビナのバニャルカまでとび、陸路で移動しながら観光、最後はクロアチアのドブロブニク空港からRayanairを利用してドイツまで戻ると言う旅程を計画しました。
ドイツの『ミュンヘン西空港』と名前ばかりはミュンヘンっぽいけど、実はミュンヘンから離れたメミンゲン空港を利用しました。
メミンゲン空港までは車で移動しましたが、実は9日間の駐車場代の方がフライトより高いです(苦笑)
とは言え、電車とバスを使って空港まで移動することも可能です。
空港駐車料金だけで100ユーロ以上です!
訪れた場所は、以下の5都市+アルファ(半日観光など)で、どの場所もとても素敵でした❢
- バニャルカ(Banja Luka)|ボスニア・ヘルツェゴビナ(スルプスカ共和国)
- クルパ・ナ・ヴルバス(Krupa na Vrbasu)|バニャルカから半日トリップ
- サラエボ(Sarajevo)|ボスニア・ヘルツェゴビナ
- モスタル(Mostar)|ボスニア・ヘルツェゴビナ
- ブラガイ(Bragaj)|モスタルから半日トリップ
- トレビニエ(Trebinje)|ボスニア・ヘルツェゴビナ(スルプスカ共和国)
- ドブロブニク(Dubrovnik)|クロアチア
- ツァヴァタット(Cavtat)|クロアチア(宿泊場所)
各都市での交通オプションと実体験
ボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアの5都市を9日間で巡る旅では、各都市での交通手段が旅の快適さと効率に大きく影響します。
以下に、バニャルカから始めて、各都市での主な交通オプションと私たちの実体験を紹介します。
1. バニャルカ(Banja Luka)|ボスニア・ヘルツェゴビナ(スルプスカ共和国)
バニャルカでは、市内の観光にはバスやタクシーが便利です。
バニャルカ空港からゲストハウスまでは、ゲストハウスの送迎サービスを利用して、15ユーロでした。
空港から市内までは、フライトに合わせてバスもあるようですが、私たちは預入れ荷物もなく、空港から早く出てくるので送迎サービスの方が時間を節約できて良かったです。
バニャルカの市内中心部は比較的コンパクトで、一通り歩いて観光できます。
タクシーは料金が高くなりがちですが、バスを利用すれば経済的です。
とは言え、言葉の壁があるし、知らない土地でのローカルバスの利用はハードルが高いので(2泊しかしなかった事もありバスを駆使する必要性があまりなかった)、バニャルカの中心部を歩きながら観光するのも楽しい体験でした。
バニャルカからサラエボまでの移動には、バニャルカの中央バスターミナルからバスを利用し、バスターミナルまではタクシーで移動しました。
価格は、チップもあげて5ユーロ(10MRK)ほどでした。
バニャルカからサラエボまでのバスの旅に関しては別記事をご覧ください。
2. クルパ・ナ・ヴルバス(Krupa na Vrbasu)|バニャルカから半日トリップ
バニャルカからクルパ・ナ・ヴルバスへは、レンタカーやタクシーでのアクセスが便利です。
周辺の自然を楽しむには、自動車移動が最適です。
この地域は、短時間で美しい自然を満喫できるスポットでおススメです。
川沿いや山間にはプールのついた家を沢山見かけたので、避暑地としてこのあたりへ来る人も多そうです。
私たちは、市内中心部のタクシー乗り場でスマホの電卓を使ってドライバーと価格交渉し、滝で有名なクルパ・ナ・ヴルバス(Krupa na Vrbasu)と、ヴルバス川温泉(Vrućica Srpske toplice)までタクシーで移動しました。
記憶があいまいですが、4時間半ほどの運転で70~75ユーロ(150MRK?)払ったと思います。
バニャルカ観光とヴルバス川温泉については別記事にまとめていますので、ぜひ読んでみてくださいね♪
3. サラエボ(Sarajevo)|ボスニア・ヘルツェゴビナ
サラエボでは、到着したバスターミナルからゲストハウスまでタクシーで移動しました。
サラエボ出身で40代半ばという女性のドライバーさんは、サラエボ包囲と内戦時のつらい体験を語ってくれました。
市内中心部では、バスやトラムがあるので、長期滞在する場合には、ローカルの公共交通機関の利用が便利だと思います。
サラエボの観光スポットの多くが徒歩圏内に集中しているため、公共交通機関を使いながらも徒歩での移動でも色々と見て回ることができます。
街の歴史を感じながら快適に観光できました。
そして、サラエボからモスタルへは列車で移動しました。
詳しくは「サラエボからモスタルへ:電車とバスの移動を徹底比較!どちらがおすすめ?」の別記事をご覧ください。
4. モスタル(Mostar)|ボスニア・ヘルツェゴビナ
モスタルの中心部は徒歩での移動が主でした。
スタリ・モスト(古い橋)周辺など、主要観光地が徒歩圏内にあり、街歩きが楽しいです。
旧市街地には見どころが沢山ありますし、タクシーやレンタサイクルも利用可能ですが、徒歩が一番楽しめました。
5. ブラガイ(Bragaj)|モスタルから半日トリップ
モスタルからブラガイへは、レンタカーやタクシーが便利です。
短時間で自然の美しさを堪能できるスポットで、車でのアクセスが快適でした。
私たちは、ブラガイへはタクシーを利用、帰りはローカルの路線バスでモスタルまで戻りました。
ブラガイの観光名所は、切り立った崖の下にある修道院と美しい水源ですが、宿泊してハイキングを楽しむこともできます。
モスタルとブラガイの観光情報や写真スポットを別記事にまとめていますのでぜひご参考にしてくださいね!
6. トレビニエ(Trebinje)|ボスニア・ヘルツェゴビナ(スルプスカ共和国)
実は、モスタルのバスターミナル(鉄道駅近く)近くに止まっていたタクシーの運転手に直談判して価格交渉し、モスタルからトレビニエまでタクシーを使って移動しました。
トレビニエでは、街の中心部は徒歩で観光し、ワイナリーや水源の自然のプールがある場所で遊泳するまめにタクシーを利用しました。
タクシーの運転手は基本的にカタコトの英語しか話せないか、英語は話せないとキッパリ断られる事もしばしば。
なので、ホテルやレストランの英語ができる方にお願いして、現地のタクシーを呼んでもらっていました。
一度だけ街に止まっているタクシーの運転手には言い値で乗せてもらいました。
旧市街や丘の上にある教会などの観光地は徒歩で回るのが楽しく、タクシーは郊外や遠出に便利です。
美しい自然がいっぱいのトレビニエは静かな街の雰囲気があり、とても良い思い出です。
7. ドブロブニク(Dubrovnik)|クロアチア
ドブロブニクでは、旧市街の観光には徒歩が最も便利です。
城壁を歩くなど、観光スポットが旧市街地に集中しているため、移動も徒歩がほとんど。
旧市街の外に出る場合は、バスやタクシーの利用が必要です。
特に、ケーブルカーを使って山頂からの絶景を楽しむのはおすすめで、私たちはケーブルカーでスルジ山山頂に登り、素晴らしい景色を堪能しました。
また、クロアチアではUberが使えますので、Uberで目的地まで行くことも可能なのでとても便利です。
ドブロブニクの旧市街地からは、宿泊場所のカヴタットまでローカルの路線バスで移動しました。
8. カヴタット(Cavtat)|クロアチア(宿泊場所)
カヴタット(ツヴァタット)では、街の中心部がコンパクトで、徒歩がメインです。
ビーチや遊歩道も徒歩圏内にあり、リラックスした時間を過ごせます。
レンタサイクルも利用できますが、私たちは徒歩でのんびりと街を散策し、海辺の遊歩道を歩きました。
ドブロブニクへのアクセスにはバスやボートも便利で、ボートでドブロブニクに移動し、美しい夕暮れを楽しむこともできます。
旧市街地以外の場所へ移動するには勾配があるので車での移動が良いと思います。
カヴタットのバス停周辺まではタクシーやUberも使えますが、カヴタットの旧市街地には特定車両しか通れないため、私たちのゲストハウスからバス乗り場(タクシー乗り場)までは、徒歩で移動する必要がありました。
カヴタットからドブロブニク空港まではタクシーで20ユーロでした。
Uberでも移動できます。
これらの都市での移動手段を上手に活用することで、効率的かつ快適な旅行が実現しました。
それぞれの都市の特徴に合わせた移動方法を選ぶことで、旅のクオリティを大いに高めることができました。
ドブロブニクまで(から)の移動に関しては以下の記事中でも書いていますので是非ご参考にしてください。
ボスニアとクロアチア旅行の総額費用を大公開!思ったより高い?安い?
さて、最後に私たちのボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアの旅行でかかった費用の詳細を公開します。
9日間の2か国5都市を巡る旅。
どのくらいの予算を見積もっておけば良いかを知るために、旅行の各項目ごとに費用を詳しく見てみましょう。
ちなみに、私たちの食費は覚えている限りをまとめて平均的に入力しています。
旅行中の食事は、各人それぞれ旅のコンセプトがあると思うので、もっと安くも、もっと高くもなり得ます。
なお、ここではユーロで計算していますが、ボスニアの現地通貨は兌換マルク、クロアチアはユーロです。
計算は、ユーロで統一していますが、日本円に単純計算すると、219,506円となりました。(1ユーロ=162円で計算)
やはりボスニア・ヘルツェゴビナは比較的リーズナブルに旅ができ、クロアチアの海岸線沿いは観光客価格になります。
ここに入れ忘れている雑費もあると思うので、1500ユーロを見ておけば比較的快適で予算に見合った旅行ができると思います。
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