ドブロブニク旧市街の日帰り観光ガイド:観光客の多い街で効率的に楽しむ方法

ドブロブニク観光

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

ドブロブニク旧市街地は、その美しい景色と歴史的名所で有名ですが、観光客が多く、宿泊費用が高いのが難点です。

そこで、旧市街地やドブロブニク市内には宿泊せずに一日で旧市街の魅力を最大限に楽しむための実際に私たちが実行した観光プランと、ドブロブニク観光での見どころをご紹介します。

効率的に観光しつつ、ドブロブニクの魅力を存分に味わいましょう。

ドゥブロブニクやドブロヴニクなど書き方が何通りかあるようですが、この記事ではドブロブニクで統一します。

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目次

ドブロブニクとクロアチアについて:歴史と美景が織りなす特別なエリア

ドブロブニク旧市街地の港 ©haneusagi.com

ドブロブニクは、クロアチアのアドリア海沿岸に位置する歴史的な都市で、その美しい旧市街は1979年に世界遺産に登録されています。

中世の城壁に囲まれた旧市街地は、歴史的な建物や狭い石畳の路地が特徴で、観光客にタイムスリップしたかのような感覚になります。

古代の城壁や教会、ロブリイェナッツ要塞などが点在し、歴史的背景と美しい風景が融合しています。

クロアチアの概要

  • 首都:ザグレブ
  • 通貨: ユーロ(EUR)。2023年1月より自国通貨のクロアチアクーナ(HRK)からユーロに移行。
  • 人口: 約410万人(2024年時点)。
  • 面積5万6,594平方キロメートル(九州の約1.5倍)
  • 言語: クロアチア語が公用語。観光地では英語も広く通じます。
  • 宗教: 主にカトリック教徒が多数を占めています。他にはセルビア正教、イスラム教、プロテスタントなども存在。
  • 外交基本方針2009年4月、NATOに加盟。2013年7月にEU加盟。2020年1月から半年間、EU議長国を務めた。2023年1月からユーロ導入及びシェンゲン圏に加盟。また、OECD加盟を目標としており、2022年6月にOECD理事会はクロアチアの加盟に向けたロード・マップを採択。
  • 主要産業: 観光業が最も重要で、特にアドリア海沿岸の美しい景観が観光客を引き付けています。その他、農業(オリーブ、ワインなど)、製造業、船舶建造、情報技術なども重要な産業です。
  • 気候:首都のザグレブは、温帯海洋性気候(または大陸性気候)ですが、ドブロブニクは地中海性気候で、暖かい夏と温暖な冬が特徴。観光シーズンは春から秋にかけてがピークです。

ドブロブニクの旧市街が国際的に有名になった主なきっかけは、ジブリ映画『魔女の宅急便』や『紅の豚』のモデルと言われた事や、世界的に人気の海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケ地として注目を浴び、エミー賞で史上最多の12冠を獲得したことで、その名はさらに広まりました。

このドラマの影響などで、世界中から多くの観光客がドブロブニクを訪れるようになり、旧市街の魅力が広く知られることとなりました。

城壁と坂と美しく咲き乱れる花がある旧市街地はどこを見ても絵になる ©haneusagi.com

ドブロブニクは、その歴史的な建造物と壮麗な城壁で世界的に有名です。

この地域の魅力は、中世の雰囲気が色濃く残る歴史的町並みと、息を呑むような絶景にあり、これが多くの観光客を惹きつける理由です。

ドブロブニクの旧市街地を1日で観光する

オレンジ色の屋根の建物が美しい街並みのドブロブニク ©haneusagi.com

私たちは、ボスニア・ヘルツェゴビナのトレビニエから個人タクシーを利用して朝の8:00前にドブロブニク旧市街地に到着し14:30には移動。

実際には、1日とは言え、ほぼ半日のプランと言っても良いかもしれません。

初夏のハイシーズンという事を考慮して、トレビニエを7:00に出発しました。トレビニエに関しての記事は以下をご参考ください。

この記事内では、私たちのドブロブニクでの約6時間の滞在時間内で、実際に観光したドブロブニク観光で外せない以下の3つを効率的にカバーするプランをご紹介します。ご参考になれば幸いです!

ドブロブニク観光で外せないスポット

  • 旧市街散策と名所
  • スルジ山山頂からアドリア海と旧市街の絶景を堪能
  • 旧市街をロブリイェナッツ要塞から望む(余裕があれば城壁ウォーキング)

【8:00】早朝の旧市街地到着と朝食

オムレツとコーヒーをを注文 ©haneusagi.com

まだ開店準備をしているお店が多い中、朝8:00前にドブロブニク旧市街地に到着し、聖ヴラホ教会のはす向かいにあるカフェレストランで朝食をとりました。

クルーズ船やバスツアーで押し寄せる観光客が少ない早朝の時間帯に、静かな街並みを少し散策しながら、ドブロブニク旧市街地やマーケット広場の風情を感じる事が出来て良かったです♪

【8:30】聖ヴラホ教会とマーケットの散策

美しい聖ヴラホ教会 ©haneusagi.com

朝食後、聖ヴラホ教会の中を見学、その壮麗な建築を堪能しました。

そのままレクター宮殿の方へ向かって歩き、続いて地元のマーケットを探索して、新鮮な食材や土産物をチェック。

レクター宮殿はまだ開館していない時間でしたが、レクター宮殿は14世紀に建てられたゴシック ルネサンス様式のエレガントな宮殿で、現在は博物館となっています。

入場料金や開館時間に関しては、こちらのレクター宮殿公式サイトをご確認ください

レクター宮殿の9時からのオープンを待つ人々 ©haneusagi.com

建築様式を外観から見るだけでも絵になる素敵な建物です。

当時の家具や紋章を見ることができるので、時間と興味のある方はぜひ博物館も見学してみてください。

また、どの国も、地元の物が売っているマーケットは興味深いですよね。

グンドゥリッチ広場にある活気に満ちた屋外マーケットは、地元産の果物と野菜、お菓子類、土産物が売られていて見てるだけでもとても楽しいです。

まだ朝早かったのでグンドゥリッチ広場では準備中のお店も ©haneusagi.com

ドブロブニクの特産品や、クロアチアのお土産などが沢山売られていました。

広場とマーケット付近の散策を続けます。

建物の間から見えるドゥブロブニク大聖堂の美しいドーム ©haneusagi.com

マーケットは、ドブロブニクの文化に触れる貴重な体験ができますし、周辺には、ドゥブロブニク大聖堂や聖イグナチオ教会などがあり、美しい建築様式の建物をみながら街歩きをするだけでも楽しめました。

【9:00】ケーブルカーでスルジ山頂からの絶景を楽しむ

ドブロブニクと言えばこの絶景! ©haneusagi.com

9:00から運行開始のケーブルカーで山頂へ移動します。

私たちはバックパックがあったので、ブジャ門(Buza Gate)近くのケーブルカーチケット売り場で荷物預かりサービスがあったので、荷物を預けてロープウェイのチケットを購入しました。

看板を見つけてすぐに荷物を預けました! ©haneusagi.com

チケット売り場と荷物預かりサービスの場所は以下の地図でご確認ください。

9時過ぎの時点でロープウェイの入り口にはまだ人は並んでおらず、私たちの後からクルーズ船から観光でドブロブニクに来たと言うツアー観光客が沢山来たので、早めに行って良かったです。

ケーブルカーの発着所。チケット購入場所は別の場所。 ©haneusagi.com

山頂からのパノラマビューを楽しみ、記念撮影をしましょう。

ちなみに、ケーブルカーの料金もなかなか強気です。

私たちは下りは徒歩を予定して片道チケットを購入しましたが、一人15ユーロ(2024年時点)でした。

詳しくは、公式サイトのこちらの料金表をご覧ください。

いざ、ぎゅうぎゅうのロープウェイに乗り込み山頂へ進んで行きます!

ビューポイントからだとケーブルが写真に写りこんでしまうのでトレイルルートがおススメ ©haneusagi.com

景色を眺める事の出来るヴュ―イングデッキで記念撮影したり、売店をお水を買ったりして(この日も暑かった!)山頂での時間を楽しみました。

その後は、徒歩でスルジ山のハイキングコース(トレイル)を降りながら、旧市街に戻ります。

降りたところには看板もありました。

ケーブルカーを利用せずにハイキングコース(トレイル)をのぼることもできる ©haneusagi.com

このハイキングコース(トレイル)の所々に、オレンジ色の屋根の建物を城壁が取り囲む美しい旧市街と青いアドリア海の絶景ポイントがいくつもあるので、少し歩くことにはなりますが下りなら体力に自信がない人でも楽しめると思います!

私たちはジグザグルートで下山 ©haneusagi.com

どの高さのどのアングルから見ても一つと同じ景色が無いので、美しい景色を見ながらのハイキングは最高でした。

休憩したり写真を撮りながら下山していったので、所要時間は2時間弱ほどでした。

【12:00】ロブリイェナッツ要塞まで行き景色を楽しむ

ロブリイェナッツ要塞からの眺めは大迫力! ©haneusagi.com

スルジ山のハイキングコースから旧市街に戻ったら、ロブリイェナッツ要塞を訪問します。

ここからの眺めは圧巻で、美しい景色を堪能できるのでおススメです♪

ロブリイェナッツ要塞(Fort Lovrijenac)は、旧市街の西に位置する高さ37メートルの崖の上に建つ壮大な要塞です。

この要塞はドブロブニクの生存と自由の象徴で、海から町を守り、西側のピレ門を見守っていました。

また、ロブリイェナッツ要塞は、ドブロブニク夏祭りの主要な野外ステージとしても知られており、特にシェイクスピアの「ハムレット」の舞台が人気なのだとか。

要塞内を見学するには入場料が必要ですが、城壁が見渡せるため、景色を楽しむだけでも訪れる価値があります。

時間もお金も節約したい私たちは、入場はせずに景色を楽しみ、写真撮影だけしました(苦笑)

詳細は、ロブリイェナッツ要塞の公式ホームページからご覧いただけます。

要塞の歴史に触れつつ、美しい景色を楽しみましょう。

【13:00】オノフリオの泉(Onofrio’s Fountain)と旧市街の軽い観光

オノフリオの泉で水分補給を! ©haneusagi.com

ロブリイェナッツ要塞で絶景を堪能した後は、ピレ門まで歩き、旧市街地に戻ります。

まず、ピレ門をくぐると見えるのが、ドブロブニクのオノフリオの泉(Onofrio’s Fountain)です。

オノフリオの泉は、ピレ門から旧市街に入るとまず目に飛び込む16角形のドーム型のユニークな噴水です。

1438年に造られ、12km離れた水源から引かれた水が常に流れ出しており、24時間休むことなく旅人の喉を潤しています。

暑い日には、この泉の冷たい水が特にありがたく、散策中に爽やかなひとときを提供してくれます。

蛇口がないため、誰でも簡単に飲むことができ、そのひんやりとした美味しさは観光の疲れを癒してくれます。

泉の周りでひと休みして記念撮影♪

その後は、旧市街の風情を楽しみます。

歴史的なStradun通り ©haneusagi.com

暑すぎたのと価格が高すぎてあまり食欲がなかったので、昼食をスキップし、アイスクリームだけ食べて街の魅力を味わいました。

街をもう少し観光したい場合には、昼食をとったりショッピングするのも良いと思います。

ドブロブニクの城壁歩きをしたい場合の注意点と、私たちが観光しなかった理由

圧巻のドブロブニク旧市街地の城壁 ©haneusagi.com

ドブロブニクの旧市街地に入るのは無料で簡単にできますが、城壁都市のドブロブニクを堪能し、城壁の上を歩く場合には、有料チケットが必要となります。

「ドブロブニクの城壁を歩くのは旧市街地観光ではマスト!」とよく言われます。

城壁からはアドリア海や旧市街の絶景を360度楽しめ、街の歴史を感じながら散策できるからです。

約2キロメートルの距離を歩くことで主要な名所を一望でき、良い運動にもなります。

ただし、チケットの値段は35ユーロとかなり高いため、じっくり楽しむ時間がない場合はコストパフォーマンスを考える必要があります。

あまりの高値に思わず写真を撮ってしまった…. ©haneusagi.com

城壁の上を歩くためだけのチケットは35ユーロですが、ドブロヴニクパス1日だと35ユーロで、パスに含まれているので、城壁の上を歩きたい方や観光予定に入れている場合には、ドブロヴニクパスを購入するのが良いです。

私たちはすでにケーブルカーで山頂からの景色を見ていた事、すでに昼過ぎで日差しが非常に強く扱った事、ハイキングで体力も消耗し城壁を歩く時間をゲストハウス近くのビーチで泳ぐ時間にしたかったので城壁は歩きませんでした。
やはり1日だけの計画だと難しいですね!

また、価格以外の注意点として、特に夏の間は非常に暑く、道にアップダウンがあるため、十分な水分補給と休憩を忘れずに楽しみましょう。

午前中に城壁を歩くとと比較的涼しく、混雑も避けられると思います。

ケーブルカーで往復してスルジ山での滞在時間を短くすれば、城壁を歩く時間に充てる事も可能だと思います。ご自身の予定に合わせて計画立てましょう♪

特に山側からの景色は素晴らしいと評判で、写真スポットとしても最適です。

特に夕暮れ時や朝日の景色は格別なようです。

【14:30】ドブロブニクからカヴタット(Cavtat)への移動と宿泊(オプション)

クロアチア独立運動の父であり初代大統領となったフラニョ・トゥジマンの銅像。Cavtatにも訪問している ©haneusagi.com

ドブロブニクの観光地としての価格は高騰しており、予算に敏感な私たち夫婦は、コスパを重視して旅行計画を立てました。

そこで、観光シーズンのドブロブニクには宿泊せず、ドブロブニク旧市街横にあるバス停からバスで30分ほど移動し、カヴタット(Cavtat)のゲストハウスを1泊85ユーロで予約しました。

バス情報は、ゲストハウスのオーナーに聞いて、10番のバスで移動です。

料金は確か一人2ユーロほどだったと記憶しています。

ケーブルカー乗り場のすぐ横のバス停から10番バスでCavtatまで移動 ©haneusagi.com

バス停の場所は以下の地図でご確認ください。

結構人が待っているのですぐにわかりました。

ちなみに、なぜか地図アプリ上では「ツヴァタット」という表示になっていますが、カヴタットだと思うんだよね….

【15:00】予約していたゲストハウスにチェックインして海水浴

かわいいサインのゲストハウス「ヴィラ・フィリパ」。お世話になりました ©haneusagi.com

ゲストハウスのVilla Filipaを予約していたので、チェックインをし、オーナーさんのホームメイドと言うレモンチェッロをうウェルカムドリンクとしていただきました。

とても暑い日だったので、一気にリフレッシュ♪

こちらのゲストハウスはお庭も綺麗でした。驚いたのは個人宅なのに敷地内に小さな礼拝堂があり、私たちが到着した時には奥様がお祈りをささげていました。

お部屋は清潔で、エアコンもパワフルで良かったです。

そのまま少し仮眠して、ゲストハウスから徒歩1分の遊泳場まで行って海で泳ぎました。

クロアチアの海はどこも水の透明度が高くて泳ぐのが楽しいです❤

カヴタット(Cavtat)の魅力

半島の所々にビーチがあり、素敵なビーチバーも点在 ©haneusagi.com

Cavtatはクロアチアのドブロブニク郡に位置する美しい海沿いの町で、古代ローマ時代からの歴史があり、アドリア海に面した透明度の高い青い海と美しいビーチが特徴です。

日が沈んだCavtatの街も平和な雰囲気で美しい ©haneusagi,com

また、カヴタットに宿をとったもう一つの理由に、翌日のフライトが早朝だったことを考慮し、ドブロブニク空港まで車で約10分の距離にあるこの町を選びました。

Uberも利用可能ですが、私たちはタクシーで移動しました。

タクシー代は20ユーロでした。Uberだとコンパクトカーで15ユーロからあったと思います。

Cavtatのゲストハウスから徒歩1分の場所には泳げる美しい海があり、レストランやカフェも豊富で、遊歩道を歩きながらお店巡りを楽しむことができます。

整備された遊歩道を木の香りと波の音を楽しみながらウォーキングやサイクリング、海でのアクティビティも楽しめます。

ハッキリ言って、期待以上に素敵な街だったので、再訪したいと考えています❣

Cavtatからはボート(ウォータータクシー)でドブロブニクまで行けるので、サンセットの時間にボートで移動し、ドブロブニクの夜を楽しむのもおすすめです。

スケジュールや価格については、こちらのCavtatフェリーリンクから確認できます(英語サイト)

片道約45分で、片道のみの場合はひとり15ユーロ、往復で20ユーロと言われました。

静かでリラックスできるカヴタット(ツヴァタット)で、美しいビーチと遊歩道を楽しみながら、充実した時間を過ごせます。

Cavtatのおススメレストラン

明るい雰囲気のテラス席 ©haneusagi.com

ゲストハウスのオーナーさんからおススメのレストランをいくつか紹介していただき、シーフードで有名な「Leut」というレストランに行ってきました。

レストラン「Leut」は1971年創設の家族経営のレストランです。

ドブロブニクからほど近いCavtatに位置し、その歴史の中で数多くの著名なゲストを迎えてきたこのレストランは、政治家や起業家、俳優、セレブリティたちに選ばれる人気のスポット。

サッカークロアチア代表のスーパースター・モドリッチ選手をはじめとした有名アスリート、中国やシンガポールからの政治家、NVIDIAのジェンスンフアン氏やロシア人大富豪のロマンアブラモヴィッチ氏などの実業家の写真もお店の壁にびっしり!

このお店は何者なんだ….とビックリ。

レストランは、変わらぬビジョンと細部へのこだわり、家族の伝統に根ざしたサービスが特長で、三代目だというオーナーさんと写真撮影もさせていただきました(笑)

気さくなオーナーさん。有名人と沢山の写真撮影をしたフレームと共にパシャリ。 ©haneusagi.com

Cavtatのレストランは、「Leut」だけに限らずシーフードを売りにしているお店が多いですが、Leutも、新鮮な魚とシーフードを使用し、創業当初からその品質を保ち続けています。

お店のシグニチャーメニューは、Seafood Selection Platters(シーフード・セレクション・プラッター)で、日替わりのランチメニューも人気です。

伝統的なレシピを大切にしながらも、現代的なアレンジや革新的な料理を取り入れ、新しい食体験を提供しています。

シグニチャーメニューのシーフード・セレクション・プラッターはシンプルなのに最高においしい ©haneusagi.com

夏は海を見ながらテラス席で美味しいシーフードがいただけるし、エレガントなレストランの雰囲気の割には価格もリーズナブルでとてもおいしかったです。

ウェイターさんが「タコ」とか「エビ」とか「オイシイ」とか日本語で話しかけてくるもの笑えました。

海の幸を活かした料理と温かなサービスで、多くのリピーターに愛されるレストランです。

ドブロブニクへのアクセス

ボスニア・ヘルツェゴビナから国境を超えてドブロブニクへ ©haneusagi.com

ドブロブニクには鉄道駅がないため、鉄道での直接のアクセスはできません。

アクセス方法は、飛行機、バス、車、フェリー、ツアーでのアクセスとなります。

1. 飛行機でのアクセス:空港からドブロブニク市内まで移動

ドブロブニク空港(Dubrovnik Airport, DBV):ドブロブニクには国際空港があり、ウィーン、ロンドン、ダブリン、パリ、ナポリ、バーリなどなど、特に夏の観光シーズンはヨーロッパ各地からの直行便があります。

空港は市内中心部から約20km南に位置しており、ドブロブニク空港からは、タクシー、バス、レンタカー、Uberでアクセスが可能です。

Uberを使えば、ドブロブニクにホテルを取っている場合や、行きたい場所がある場合に直接空港から移動ができるので、シャトルバスよりは割高になりますが、アプリで目的地までの指定や価格も把握でき、言語の壁もクリアできるので便利です。

空港からドブロブニクに市内までのシャトルバスは、Platanus(プラタナス)社が運航しています。

なお、基本的に空港シャトルバスは飛行機のフライトスケジュールにあわせて運行されており、空港から市内までの所要時間は道路状況により、約30分~40分程度です。

空港にチケット販売所があるのでそこで買う事もできますし、オンラインで購入も可能です。

おススメの乗車降車場所は、以下です。

  • 空港から市内に行く場合:プロチェ門で下車
  • 市内から空港へ行く場合:旧市街のケーブルカー乗り場の横のバス停から乗車
旧市街のケーブルカー乗り場近くのシャトルバスチケット売り場。荷物も預けられる。 ©haneusagi.com

私たちは、ボスニア・ヘルツェゴビナのトレビニエから個人タクシーで移動し、帰りはドブロブニク空港からドイツのメミンゲン空港まで戻りました。

2. バスでのアクセス

  • 長距離バス:クロアチア国内や近隣の国(例えば、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ)からドブロブニク行きの長距離バスが運行しています。

    長距離バスターミナルからドブロブニクの旧市街地へ向かうには別のローカルバスに乗り換える必要があります。

    Flixbusもこのターミナルの近くに到着します。
  • 国内バス:近隣の都市(例えば、ザグレブ、スプリト)からバスでアクセスすることもできます。

3. 車でのアクセス

  • 自家用車:クロアチア国内や周辺国からドブロブニクまで自家用車でのアクセスが可能です。
  • レンタカー:レンタカーを借りてアクセスが可能です。日本在住の方は国際免許の取得をお忘れなく!

ドブロブニクの旧市街には駐車場が限られているため、外部の駐車場に車を停めて、シャトルバスや徒歩で旧市街にアクセスするのが一般的です。道路も狭く運転しづらそうなので気をつけましょう。

4. フェリーでのアクセス

  • イタリアのバーリからの国際フェリーや他のアドリア海沿岸の都市からフェリーでドブロブニクにアクセスできます。

    また、先ほどご紹介したカヴタットの街からも特設ドブロブニクへの旧市街地の港に直接アクセスできます。

    5. ツアーでのアクセス

    • 観光ツアー:複数の旅行代理店がドブロブニクを含むツアーを提供しています。これには、送迎や観光ガイド付きのパッケージが含まれることが多いです。

      ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルから、または逆にドブロブニクからモスタルまでの観光ツアーや、モンテネグロのコトルからまたは逆にドブロブニクからコトルまでのツアーもあります。

    これらの上記の方法で、ドブロブニクへアクセスできますので、旅行計画に応じて、最適な移動手段を選んでくださいね。

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    この記事を書いた人

    旅行、おいしいもの・ワインが大好きのドイツ在住40代。旅行、デザイン&アート、国際結婚ネタ、語学学習(英語・ドイツ語)のヒントをお届けします。20代後半にアメリカでインターン経験。現在はフリーランス翻訳家。ひょんなことから2017年7月11日より南ドイツ在住。干支と小動物風な行動により、幼少時に父親から「うさ」と呼ばれて育つ。その最愛の父は2021年に他界。気ままに書いてます~
    プロフィール詳細は「はねうさぎ」をクリックしてね!
    ★TabiTabiさんに寄稿した「旅行記」
    https://tabi-two.com/posts/9

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