こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
念願の「ブルガリアのバラ(薔薇)祭り」に行ったことは前回書きました。
今も感動が残っているため、クライマックスのパレードの楽しみ方やベストスポット、お勧めのお土産、その他のイベントをご紹介します。
ブルガリア薔薇祭りのパレードは必見!カザンラクでバラ祭りを楽しもう
バラ祭りのクライマックスは、日曜日に行われるパレード。
ローズクイーンのパレード宣言以外にも、このお祭りを開催するにあたって協力メンバーである地域の政治家さんやバラに関係するコミュニティのお偉い方がスピーチをします。
ローズクイーンは、特設のピンク色のテントに座って待機しており、まずはパレードの皮切りとして、暴走族のイカツイおにーちゃんやおねーちゃんたちをイメージしていただけるとぴったりな、バイククラブ「ブラック・ローズ」の代表メンバーが、ローズクイーンに赤いバラを届け、その後、彼らご自慢の自動二輪車をブンブンふかしながら、大音量の音楽とともにパレードがスタート。
ちょっと笑えました・・・。
その後は、チアガールのパフォーマンスやらがあり、クイーンご一行様が、まるでバラの妖精のようにかわいくドレスアップした子供たちと一緒に、バラの花びらを撒きながら歩いていきます。
この瞬間は、とっても華やか!!
その後、ブルガリア伝統の魔除けのダンスということで、大きなベルを身に着け、仮面をかぶった人たちが練り歩き、さまざまなグループが行進していきます。
パレードは約1時間ほどですが、最後は民族衣装を身にまとった方々が、ローズウォーターを散布機で吹きかけてくれたり、バラの花びらを撒きながら練り歩き、一帯に良い香りが漂います。
最後の最後は、ブルガリアの至る場所でみかけたフォークダンスで締め!
パレードに参加した人も、見物人も、みな輪になってフォークダンスを踊りまくり、またある人はローズクイーンと一緒に写真撮影を試みるなど、もう・・・カオスw
そのフォークダンスのまま、ざっくばらんに「おひらき」となり、バラ祭りは終了です。
もちろん、露店は夕方ま出ているので、買い物は引き続き楽しめます。
私達はその後カフェに行ったのですが、特別メニューが用意されていて、「ローズ・レモネード」をいただきましたが、とっても美味しかったです!
ブルガリア・カザンラク薔薇祭りパレードでのベストポジションは?!
パレードは、椅子やベンチが設けられている有料席と、一般市民が立ち見できるエリアと別れています。
ダメもとで、有料席のチケットを買えないか、当日交渉しましたが、全席売り切れとのことでした。
まあ、そうですよねー(のんき)
大抵の有料席は大きく分けて2つあるものと思われます。
ひとつは、「お偉いさん」や関係者が着席するための席で、もう一つはツアー会社がまとめて予約している観光客用の席です。
お偉いさんの席エリアは、ローズクイーンのテントの真ん前や周辺だったりするので、とても分かりやすいです。
他の観光客用の席は、ほとんどが中国人や日本人観光客で埋め尽くされていました。
「じゃあ、有料席以外は見ることができないの?」と思う方もいると思いますが、シートが設置されていない場所は、立ち見になりますが、一般人も見ることができます。
12:00の正午にパレードが始まりますので、早い人だと1時間くらい前には場所取りをしている感じでした。
女性の多くは、バラを輪にしたような髪飾りをつけたり、バラの首飾りをつけたりして可愛かったです。
地元の方から聞いて、ベストポジションと言われる場所は、ステージが特設されている広場のすぐ横にある「ホテル・カザンラク」のメイン通りの反対側、十字路になっているので、そのコーナーあたりが良いとのことで、私たちはそこに場所取りに行きました。
私達が行った時にはもう人がいっぱいで、交通規制をしており、ホテルの反対側に渡れなかったので、ホテル側の一番前を陣取りましたが、道を挟んで反対側の方が良かったのではないかと思っています。
【ブルガリアの薔薇祭り】様々な薔薇にまつわるイベントの楽しみ方
バラ祭りでは、クライマックスのパレードを見ることは必須ですが、金曜日の夜を皮切りに様々なイベントが用意されていますので、興味のあるイベントをチェックして参加することができます。
観光案内所のインフォメーションセンターがあるので、そこで進行表を入手して、アドバイスを受けても良いと思います。
一番人気のイベントは、朝のバラ収穫体験のようです。
でも、私は朝弱いのと、カザンラクから離れた村まで行って収穫の手伝いをする必要があるため、バラの収穫体験はしませんでした。
また、バラのブローチなどを手作りするワークショップなども開かれているので、インドアでも楽しめます。
私達は、バラ博物館(The Rose Museum)に行きました。
博物館は、公園の中にあり、もちろんバラも沢山咲いていて、公園を歩くだけでも癒されます。
バラ博物館の中には、カザンラクのバラ生産、世界的に有名なローズオイルの抽出方法やそれに使用されていた道具、国際的なステータスなどの理解を深めることができます。
はねうさ夫は、この博物館に行くまで、なぜローズオイルがそんなに高いのか理解していなかったのですが、展示を見てよく理解できたとのことでした。
時代によっては、ローズオイルは金よりも高い価格で取引されていたとか。
確かに、ローズオイルの効能は、女性ホルモンのバランスを整えてくれる、血液循環を良くする、リラックス効果、殺菌作用などなど、たくさんあり、その香りだけでも優雅な気分にさせてくれる、特に女性の強い味方。
薔薇祭り期間中は、石鹸、ローズウォーター、美容液などのバラ製品を販売している業者さんや店舗がブースを出展しており、即売を行っていました。
予想に漏れず、たくさんの中国人観光客が美容製品を爆買いしていましたが、私は、飛行機にチェックインできるサイズの100ミリ入りのオーガニックローズウォーターを購入。
夜寝る前や朝起きたときに顔に吹きかけています。保湿効果があるのはもちろん、お肌の修復効能もあるとのことで、いい香りをまとって、気分も上がります^^????⤴
ローズウォーターは、価格も手ごろですので、お勧めです!
また、この博物館のミュージアムショップで販売されているモノは「本物」ですので、買いたいものがあれば、こちらで買うのがオススメ。
お祭りの露天によっては、このミュージアムショップよりも高めに価格設定されているお店もあるので、ミュージアムショップで買うと安心です。
こんなところに日本人?!カザンラクに住むオーガニックローズ生産者
実は、このバラ祭りで、日本人のダマスクローズ生産者の「シマザキ・タケシ」さんと言う方とお話しする機会がありました。
彼が初めてブルガリアに来たのは20年以上前とのこと。
ブルガリアがその後EUに加盟し、年々変わっていくブルガリアとカザンラクを見てきた日本人であると言ってよいでしょう。
カザンラクには、6年ほど前から住んでおられるとのことで、一年の半分はカザンラクで、冬は日本で営業活動などをされているシマザキさん。
オーガニックローズを栽培し、オイルやローズウォーター、ローズティー等を通常は小売り業者へ販売していて、このバラ祭りの時には、消費者へ直接販売しているとのことでした。
ダマスクローズのハチミツを試食させていただきましたが、とっても美味しかったです!
生産者の顔が見え、なおかつオーガニックローズにこだわって生産されているので、安心して購入することができますね。
さらに日本人の方ですし、海外で頑張っている日本人の方は応援したくなってしまいます。
快く撮影にも応じてくれました。
ご興味のある方は、Facebookページ
「Kazanlak Organic Rose Project」
https://www.facebook.com/kazanlakrose
をチェックしてみてください!
ブルガリアの薔薇祭りでのオススメお土産トップ3!
実際にバラ祭りに行ってみて、独断と偏見で「これはお土産に良いなあ!!」と思ったものをご紹介します。
バラ祭りのオススメお土産TOP 1:バラのキャンドル
キャンドルは、ローズオイルが練り込まれていて、とてもいい香り!
私は自分用に2種類、友人や義理母に各1個ずつ買いました。
バラまき用にもいいですね!ただ、重いので、重要には気を付けましょう!
バラ祭りのオススメお土産TOP 2:美容製品(ローズウォーター、ローズオイル、石鹸など)
女性なら、たとえガサツな私でも、ちょっとは気になる美容製品。
実際に購入したオーガニックローズウォーターは、朝晩使用しており、お気に入りです。
バラの形の石鹸、またブルガリアと言えばヨーグルト!?ですので、ヨーグルト×ローズ石鹸なんていうのも販売されています。
私は、ローズのバスソルトも買いました^^
ハンドクリーム、Q10入りのフェイスクリーム、ローズオイル入りのリップクリームなどもオススメ!
安すぎる製品は、加工品としてのローズオイル(つまりケミカルで、本物ではない)が使用されていることがほとんどですので、その辺は自己責任で判断してくださいね。
シマザキさんのオーがニックローズオイルで、1ミリ20ユーロでしたので、価格帯のご参考まで。
価格も製品によってピンキリですが、ぜひ彼女やお友達のお土産にどうぞ~!
バラ祭りのオススメお土産TOP 3:食品
ローズウォーターって飲用できるってご存知ですか?
もちろん、ごくごく飲むものではないのですが、飲んでも害はありません。オーガニックならなおさら安心ですよね。
バラを使った食品も沢山販売されています。
まず、「クロム」と呼ばれる、固い寒天に粉砂糖がついたようなお菓子が良く売られています。
このローズ味のクロムはお茶のお供にうってつけです。
ローズジャム、ローズティーなども販売されていますので、試食してみて、気に入ったら買ってみてはいかがでしょうか。
ローズジャムは少し紅茶に混ぜて楽しんだり、ローズパウダーや乾燥ローズなどは、ハーブティーとしてもいただけますし、お菓子作りにも重宝します。
私はこのほかに、伝統的なブルガリアの模様を使ったテーブルクロスを買いました。
とってもかわいいです
ブルガリアのバラ祭り、パレードは必見ですが、お土産ショッピングも楽しめます。
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