チェコ・プラハでおすすめのビアホール6選!1人当たりのビール消費量世界1位

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

プラハは、歴史的な建造物や美しい景観だけでなく、その豊かなビール文化でも知られています。

チェコは世界で最もビールを消費する国として有名で、プラハの街には魅力的なビアホールが数多く存在します。

今回は、ビール大好きなあなたに贈る、プラハで本場の美味しいチェコビールを楽しめる、おすすめビアホール6選をご紹介します。

もちろん、他にも美味しいビアホールはたくさんあると思いますが、ここでは私が実際に訪れて気に入った場所だけを厳選しました。

地元の人々と観光客が集うこれらのビアホールで、チェコのビール文化を存分に楽しんでください。

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目次

プラハでお勧めのビアホール1:U DVOU KOČEK(レストラン ウ・ドゥヴォウ・コチェク)

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「2匹の猫」を意味する伝統的なチェコのレストランプラスビアホール「U DVOU KOČEK」。

1678年から本格的なチェコ料理を提供しているレストラン・ビアホールで、ヴァーツラフ広場から歩いてすぐの市内中心部にあり、私たちは、偶然、街の散策中に見つけ、旅人アンテナが「ビビビっ❣」と来て入ってみたお店です。

私は動物は対して興味ない人間なのですが、猫だけは別で、猫好き・ビール好きなら絶対に気に入るビアホールだと思います。

食事はしませんでしたが、伝統的なチェコ料理を提供しており、週替わりのメニューもあります。

ピルスナーウルケルの生ビールはもちろんですが、ここで2010年から独自に醸造されているハウスビールの「Kočka(コチュカ)」というビールが楽しめます。

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せっかくプラハに来たから、伝統的なチェコ料理を食べながらおいしいチェコビールを飲んでみたい!という方にお勧めです。

とても雰囲気が良くてビールも美味しかったので、後で調べてみたら、なんとモーツアルトが足しげく通ったパブだと分かり、モーツアルトが座ったシートのプレートもあるようで、次にまたプラハへ行くときは絶対また行きたいお店の一つです。

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注意点は、ビールを一杯だけ飲みたい・・・と言う場合には、レストランエリアには案内されず、座れない場合もあります(私は横のスツールに座っちゃいましたが)。

でもパブエリアに立っている利点は、その辺で飲んでいる別のお客さんと会話が始まり、楽しいお話をたくさんできる事・・・私たちはブラジルから旅行で来ていたカップルとお話して、とても楽しかったです。

やっぱり旅は良いね!ビールは良いね!!(笑)

U DVOU KOČEK(レストラン ウ・ドゥヴォウ・コチェク)

  • 所在地:UHELNÝ TRH 415/10, 110 00 STARÉ MĚSTO, Czech Republic
  • Tel: +420 224 229 982
  • E-MAIL: INFO@UDVOUKOCEK.CZ
  • 営業時間:月曜日~日曜日:11:00-23:00

プラハでお勧めのビアホール2:U Fleků(ウ・フレクー)

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プラハと言えばこの「ウ・フレクー」とも言われる超有名な伝統的ビアレストラン。

ウ・フレクーは、500年以上にわたって醸造を続けている中央ヨーロッパの数少ないビール醸造所の一つで、共産党支配時代は、醸造所は国有化されていました。政権崩壊後の1991年、元の所有者であるBrtník一家が醸造所とレストランの経営を取り戻したという歴史あるレストラン・ビアホールです。

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実は、10年以上前に、初めてプラハに行った時に、ホステルで同部屋だったカナダ人から教えてもらい連れて行ってもらった場所なのですが、確かその時は春か夏だったので、外のビアガーデン席が空いていて、そこにグループで座りました。

アコーディオンの演奏があり、また、このビアホールはレストランの中のトイレでもチップを請求されたことで衝撃だったことを覚えています。

因みに・・・2022年現在でも、トイレ横にそのチップ置き場(と女性が座ってる場所)がありました!Σ(・□・;)

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さて、ビールは、このビアホールオリジナルのダークビアがとても人気です。

10年前に行った時は500mlグラスだったような記憶がありますが、今回は400mlグラスでした(記憶が不確かです)。

すでに他のビールを飲んでいたからかもしれませんが、注文してビールを飲んでみた時の感想は「なんか普通だな~凄い感動とかあまりないと言うか微妙」と思っていたのですが、一口、二口・・・と飲み進めていくうちに、ウ・フレクーのビールの何とも言えない奥深さが広がり、「さすが、チェコビールの王者?!これは長い間美味しいと言われるだけの事はあるな」と感じました。

10年前の当時、ダークビアを500mlも飲めなかった記憶があるので(400mlかもですが)、今回は通常のラガービールとダークビアの両方を注文。

ダークビアはアルコール度数が高めなのでゆっくり楽しんでくださいね。

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ウエイターさんは観光客に慣れているので、全員が英語、ドイツ語(たぶんロシア語なども)を話せます。

また、お店には瓶ビールやロゴの入ったグッズの販売もしていますのでお土産にもピッタリです。

私たちはビールだけだったので、これまた相席になり、お隣に座っていたドイツ人の若い女子2人と少し会話。みなさん、ビールが好きなんですね^^

U Fleků(ウ・フレクー)

  • 所在地:Křemencova 11, 11000 Praha 1, Czech Republic
  • Tel: +420 224 934 019–20、+420 602 660 290
  • E-MAIL: ufleku@ufleku.cz
  • 営業時間:
    レストラン 月曜日~日曜日:10:00-23:00(12月24日休業日)
    美術館 月曜日〜土曜日:10:00-16:00 ※予約のみ
    日・月・祝日:休館

プラハでお勧めのビアホール3:Srdcovka Spálená(サルツコフカ・スパレナー)

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Srdcovkaレストランは、Gambrinus(ガンブリヌス)ブランドのフラッグシップ店です。

このお店も、歩いていて「ビビビ❣」と来たので入りましたw

ガンブリヌスビールは、チェコのピルスナーウルケル醸造所で醸造されているビールで、チェコで最も人気のあるビールの1つです。

ちょっとカッコイイのは、ビールの名前が、醸造能力を持つ伝説的なヨーロッパの神話上の王であるガンブリヌスにちなんで名付けられていることです。

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このフラッグシップレストランでは、徹底管理された生ビールを、モダンなコンセプトのチェコ料理と一緒に、質の高いサービスを受けながら、オシャレで小奇麗な店内で味わうことができます❣

何と言ってもオススメは、新鮮な低温管理された生タンクビアですが、ノンフィルタービールやダークビアなどもあるのでお好みのビールを選んでくださいね。

「GambrinusNepasterizovaná10」は、伝統的な製造方法と高品質のチェコ生産の原材料を使用し、Česképivoの商標を取得しています。

Srdcovka Spálená(サルツコフカ・スパレナー)

  • 所在地:Spálená 99/33
    110 00 Nové Město Praha 1, Czech Republic
  • Tel: :+420 773 821 218
  • E-MAIL: ssrdcovka@gmail.com
  • 営業時間:月曜日~日曜日:11:00〜23:00

プラハでお勧めのビアホール4:Kozlovna U Paukerta(コズロフナ・ウ・パウケルタ)

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このビアホールの歴史は、100年以上前に、ヤン・パウケルトという人物がプラハのNárodní třídaに同名のデリカテッセンを創業し、長年にわたり、品質が良いと評判でした。現在のオーナーであるMarek Cieślarがこの場所を買い取り、高品質なデリカテッセンの評判を元にしたビアホール、Kozlovna U Paukertaを2015年10月にオープンしました。(ホームページより意訳)

まず、お店に入ると、ビアタップが並んだバーカウンターが見えます。

コズロフナは、プラハ近郊の地ビール「Kozel(コゼル)」を味わえるお店です。

私たちはタンクビアが大好きなので、今ではプラハでおなじみとなった、タンクから直接ビールを注いでくれるスタイルのお店が大好き。

このビアホールでは、伝統的な製法で作られたホイップクリームのような濃厚な泡立のフレッシュな生ビールを提供しており、Kozel 11はČeské pivot(チェコビール)の商標を取得しています。

私のオススメは、ライトラガービールで、いわゆる「タンクビア」のKozel 11ですが、Kozelを代表するダーク生ビールを飲んでいるお客さんもたくさん見かけました。

ちなみに、「VelkopopovickýKozel(コゼルビール)」は、1874年以来製造されているチェコのラガーで、醸造所は、プラハの南東25kmのVelkéPopoviceという町に設立されました。

Kozelのシンボルはヤギなので、ビールのラベルやグラスにも山羊のロゴを見ることができますよ。

同社は2002年にSABミラーに買収され、2016年にアサヒビールに売却されています。

このビアホール・レストランでは、当然ランチやディナーの食事も提供しています。

グヤーシュも美味しい ©haneusagi.com

チェコの食事のボリュームは結構大きいので私はソーセージの盛り合わせを注文しましたが、夫はグヤーシュを注文。

盛り付けもキレイで、美味しかったです。

ソーセージの盛り合わせ © haneusagi.com

Kozlovna U Paukerta(コズロフナ・ウ・パウケルタ)

  • 所在地:Národní 981/17, 110 00 Praha 1, Czech Republic
  • Tel: +420222212144
  • E-MAIL: info@cetrad.cz
  • 営業時間:月曜日~水曜日11:00-24:00
    木曜日~金曜日11:00-01:00、土曜日12:00-01:00
    日曜日12:00-24:00

プラハでお勧めのビアホール5:Restaurace U Mlynáře(レストラン・ウ・ミルナージェ)

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プラハの旧市街地中心部からカレル橋を渡って対岸にあるプラハ城近くのネルドヴァ通りに位置する家族経営のレストラン・ビアホールです。

道を隔てて向かい側に、ルーマニア大使館があります。

このレストラン一番のオススメは、Krušovice(クルショヴィツェ)のタンクビールが飲めることなのですが、一番はビールの価格。

ここ最近プラハの物価上昇と共に、以前なら生ビール1杯1ドルまたはそれ以下で飲めたチェコビールも、現在では、なかなかそんな破格のビールは見なくなりました。

そんな中、ここのお店では、プラハで10件以上行ったビアパブ・ホールの中でも最安でビールを提供(生ビール1杯29Kč)しており、それもタンクビアなので、私たちが行かない理由がありませんでした(笑)

ちなみに、ビールの紹介を少ししますと、クルショヴィツェ王立醸造所(Krušovice)は、1581年にチェコのクルショヴィツェという町で創業したビール醸造所・ブランドで、ドイツでも人気のあるチェコビールです。

1583年に皇帝ルドルフ2世に売却され、オーストリア帝国の王冠が会社のロゴの一部となりました。1945年以降、クルショヴィツェ醸造所は国営企業として運営されていましたが、1993年に民営化され、アメリカやイギリスへの輸出を開始。2007年にハイネケン社に買収されました。

このレストランで、高品質の格安タンクビールを飲みながら頂く、手作りのチェコ料理ランチは最高でした!

パンにはいったグヤーシュスープ ©haneusagi.com

夫はパン入りのグヤーシュ、私はチキンのフライをいただきました。(写真では見えにくいですが付け合わせのジャガイモも美味!^^)

サクッと揚がったチキンフライ © haneusagi.com

街歩きの続きをしないといけなかったので、たくさん飲めなかったのが残念・・・苦笑

200ml×6のビアテイスティングメニューもありますよ。

家族経営ということで、ほっこり落ち着く雰囲気の店内や、フレンドリーな定員さん、出来たての美味しい手作り家庭料理は文句なしです!

Restaurace U Mlynáře(レストラン・ウ・ミルナージェ)

  • 所在地:Nerudova 213/18
    118 00 Prague 1 – Malá Strana, Czech Republic
  • Tel: +420 257 534 589
  • E-MAIL: info@restauraceumlynare.cz
  • 営業時間:月曜日~日曜日:11:00-22:00

プラハでお勧めのビアホール6:Fat Cat Beerhouse & Restaurant(ファットキャット・ビアハウス&レストラン)

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お店の看板に笑いをこらえながら・・・いや、むしろ笑いながら入店したビアパブですw

「Husband Day Care」、「Need to be relaxed?」、「Want to go to shopping?」

「Leave your husband with us. We take care of him for you. You only pay for his drinks.」

「あなたの夫さんの面倒見ます」、「のんびりしたい?」、「ショッピングへ行きたい?」

あなたの旦那さんのケアは私たちにお任せください。あなたは彼のドリンク代を払うだけ」(笑)

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最近できたのかリフォームしたのかわかりませんが、かなり新しい内装とコンセプトのビアバーです。

プラハの旧市街地の中心部にあり、観光客もいましたが、現地人も良く来るようで賑わっていました。

なぜかこの店で、チェコ人に間違えられるワタシ・・・チェコにはベトナム系チェコ人の大きなコミュニティがあるのだそうです!

店内は、ちょっとしたモダンなスポーツバーと言った雰囲気で、私たちはすでに食事を済ませてしまっていたので、6種類のビアテイスティングメニューを注文しました。

フレンドリーな若い店員さんがちゃきちゃきと6種類のビールの説明をしてくれました。

食事のメニューは、バーガー、チキンウィング、サンドイッチ、ナチョスなどの欧米ビアパブメニューが主流なので、伝統的なチェコ料理を食べたい方は飲み物だけに、またチェコ料理ではないものを食べたい方は食事もどうぞ。

日替わりビール、週替わりビールなど、ビールの種類は色々あり、伝統的なチェコビールというよりは、IPAなどのクラフトビール系が好きな方に特にお勧めです。

お店のコンセプトなのか雰囲気なのかわかりませんが、私たちが行った時間は、男性のおひとりさまもいましたが、若いカップルが多かったです。

Fat Cat Beerhouse & Restaurant(ファットキャット・ビアハウス&レストラン)

  • 所在地:Karlova 147/44 Prague, Czech Republic
  • Tel: +420 735 751 751
  • E-MAIL: praha@fat-cat.cz
  • 営業時間:月曜日~日曜日:7:00-23:00

チェコのビアホールやレストランでのチップマナーについて

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「1人当たりのビール消費量世界TOPのチェコ!首都プラハでオススメのビアホール6選」はいかがでしたか?

初めてタンクビアを知ってから5年が経とうとしているわけですが、当時はピルスナーウルケルのお家芸だったタンクビアも、今ではプラハの至る所で様々な地ビールブランドがタンクビアを提供するようになってきています。

タイトルにもある通り、チェコは1人当たりのビール消費量が28年連続の首位(2021年の統計)と、ビール大国ぶっちりぎのビール好きなお国柄であることがわかりますが、プラハの街を歩くと、それをひしひしと実感します。

チェコ人のビール愛、クオリティや美味しさへの追求は、ドイツをしのぐものがあると感じます。

そんな私たちも大好きなチェコビールを飲みに行くにあたり、チップについて触れておきます。

チェコでは基本的にサービス料は料金に含まれていませんので、チップを払う習慣があります。

チップの目安は10%ですが、あまり神経質にならずにキリのいい数字に切り上げればオーケーです。 例えば、138コルナなら、150コルナ、44コルナなら50コルナ、というように。 支払う時はチップ込みの額を伝えてお金を渡します。(知っておきたいチェコの習慣より)

ドイツとほぼ同じですので、ドイツ在住でチェコへ旅行へ行く方には問題ないと思います。

ドイツのチップ事情は以下の記事をご参考にしてください。

また、観光客の多いビアホールや、地元民が行くような場所でも週末などになると、アコーディオンなどの楽器の演奏があるビアホールがあります。

曲をリクエストした場合や、踊ったりして楽しい時間を過ごした場合は、気持ち程度のチップを渡すのがマナーですので覚えておきましょう。

チェコよ、プラハよ!また会う日まで~ Čau

※この記事の内容は、2022年4月に旅行した体験をもとに2024年6月にリライトしたものです。

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