こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。
ドイツ料理でイメージすることは、プレッツェル、ソーセージにビール、アイスバイン、シュニッツェル(ちなみに上の写真がこれ)・・・などなど?!でしょうか。
とはいっても、ドイツも日本同様、地域によって「ご当地グルメ」には大きな差があります。
住んでいるわけではないのですが、ヨーロッパのハブ空港ともいえる国際空港もあり、ビジネスや観光で立ち寄る方も多いであろう、フランクフルト。旅行や出張先でも、「ご当地グルメを味わってみたい」と思う方は多いことでしょう。
私も、たびたびフランクフルトへは、友達に会ったり、お仕事だったり、もちろん旅行の時には空港も使うので、何度か行っているのですが、ご当地グルメを食べるきっかけとなったのは、現地に住む友人のオススメのおかげです。
そこで今回は、私の友達、フランクフルト在住ドイツ人による「フランクフルトで絶対食べたい!3つのご当地グルメ」をご紹介します!
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フランクフルトご当地グルメ1:アプフェル・ヴァイン(Apfelwein)
フランクフルトは、私の住んでいるバイエルン州のお隣(北西)に位置しているヘッセン州に属しています。
ちなみにヘッセン州の州都は、州南西部に位置するヴィースバーデン。
よくフランクフルトと間違える方もいるのですが、フランクフルトは、経済の中心都市という位置付けだと思います。
さて、このヘッセン州ですが、古来からリンゴが沢山とれるのだとか。
そこで、リンゴを使った「リンゴワイン」が、ヘッセン州の特産品として有名です。
フランクフルトのドイツレストランやパブに行くと、ほぼ必ずこの「アプフェル・ヴァイン(Apfelwein)」がありますので、一度は飲んでいただきたいです。
いわゆる「シードル」を想像していただければよいのですが、シードルよりも、微炭酸でどちらかと言うとスッキリ辛口な味わいです。
また、アプフェル・ワインが入れられてくるグラスは、定番のデザインがあり、ワイングラスではなくて以下のようなグラスで提供されます。可愛いです
お店によって「自家製アプフェル・ヴァイン」を提供しているレストランもあり、醗酵の具合やレシピによって味わいが違うので、パブをはしごして飲み比べてみるのも楽しいですね。
フランクフルトご当地グルメ2: ハンド・ケーゼ(Handkäse)
直訳すると「ハンド=手」「ケーゼ=チーズ」・・・んーー?!「手のチーズ?!」となってしまうこのチーズ。
ドイツのご当地「サワーミルクチーズ」のことを指していて、フランクフルトをはじめとする主に南ヘッセン地域のご当地グルメ。
「自分の手でチーズを形成する」という意味で、チーズを作り出すその伝統的な方法から名前が付けられたと言われています。
独特のチーズの香り、黄色味を帯びた半透明なルックスから、あまり好みでない方もいるかもしれません。
先ほどご紹介した「アプフェル・ヴァイン」のお供として、おつまみ感覚や軽食としていただくことが多いようです。
大抵は、玉ねぎのみじん切りと、クミンシードと一緒に提供されます。
黒パンに、バターを塗って、このハンド・ケーゼを乗せ、玉ねぎのみじん切りとクミンシード少々を乗せて食べると、と~~~ってもおいしいです!
私は、臭い食べ物も割と平気なので、このハンド・ケーゼが大好き!
クミンシードは、カレーにも使われるスパイスなので、お好みでつけたりつけなかったりして良いと思います。
ハンド・ケーゼは、私のような「飲んげべえ~」以外にも、食事療法を行っている方々や、ヘルシー志向の健康食品マニアにも人気があるんですよ。
なぜかと言うと、チーズの分類の中では比較的低脂肪なのに、タンパク質を多く含んでいるため、ランナーをはじめ、アスリートの間でも人気があるそうです!
スーパーで、同じようなものが売られていますが、これは、私の地元バイエルン州のレストランでは見かけない食べ物なので、フランクフルトへ行った際にお店で食べるチャンスがあれば、必ず注文する定番おつまみです^^
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フランクフルトご当地グルメ3:グリーンソース(GrüneSoße)
フランクフルトのドイツレストランに行ったらぜ試していただきたいのが、このグリーンソース。
ドイツ語だと、「グルーネ・ソーセ」みたいな発音になりますが、このグリーンソースも、ヘッセン州の特産ご当地グルメのひとつです。
何とフランクフルト市の公式ページにも掲載されていて、フランクフルトスタイルのグリーンソースは、7つの新鮮なハーブ(パセリ、チャイブ、チャービル、ルリヂサ、スイバ、ガーデンクレス、サラダバーネット)に、サワークリーム、油、酢、マスタード、塩を加えてソース上にしたものに、ゆで卵とジャガイモを添えたモノが定番とされています。
サワークリームの代わりにバター、クワルク(ドイツ語:Quark)、またはヨーグルトを使用するバリエーションもあるようです。
そして、なんと「グリーンソースフェスティバル」なるものも毎年開催されているようで、ヘッセン州の料理人による料理のコンテストをメインに、音楽やコメディ等の様々なイベントが予定されているそうです。
本気度が違いますねーー!!^^
今年は、2019年5月11日~18日まで行われます。
詳しくは、こちら(ドイツ語ページ)からどうぞ。
フランクフルトのスーパーへ行くと、このハーブ7種類がセットになって売られていたり、すでにみじん切りになったものが売られていたりしますし、お花屋さん(ハーブや植物の種も売っている)などでは、「グリーンソース用のハーブセット」のようなパッケージになって、お土産として(?)売られていたりもします。(日本へは種は持ち込めないので注意!)
このグリーンソースは、ジャガイモにはもちろん合うのですが、ドイツ料理レストランでシュニッツェル(ドイツ風・オーストリア風カツレツ)を注文する時に、「グリーンソース付きで!」とお願いし、シュニッツェルにグリーンソースをつけて食べるのが大好きです!
お野菜、お魚、お肉、何にでもマッチするオールマイティーなソースと言ってよいですね。
フランクフルトへ出張や観光、お出かけの際には、ぜひドイツ人友人オススメのご当地グルメのビッグ3:
●アプフェル・ヴァイン
●ハンド・ケーゼ
●グリーンソース
上記3アイテムを堪能してみてください!
※グリーンソースだけの注文は基本無しで、何かをオーダーした時の「グリーンソース添え(または追加)」と言う形になります。
どれもお店のこだわりのレシピがあり、オススメですよ!!
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