ドイツ旅行の楽しみ方!フランクフルトで味わうべきおススメの食べ物・飲み物

フランクフルトご当地グルメ

こんにちは!はねうさぎ(@haneusagi_com)です。

フランクフルトはドイツの主要な空の窓口であり、観光や出張など様々な目的で訪れる人が多い都市です。

日本語では一般的に「フランクフルト」と呼ばれていますが、他にも同国内にフランクフルトという地名の街があるため、ドイツ語ではフランクフルト・アム・マイン (ドイツ語: Frankfurt am Main)とされます 。

アム・マインとはマイン川沿いにある都市を意味し、有名な作家ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの生誕地でもあり、近年は欧州中央銀行がある金融都市として知られています。

フランクフルトは世界各国の料理を楽しめる多国籍なレストランも増えていますが、この街に来たらやはりドイツの伝統的な料理を味わいたいですよね。

今回は、ドイツのフランクフルトで絶対に味わうべきお勧めの食べ物や飲み物をご紹介します。

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目次

【フランクフルトで食べたいおススメのご当地グルメ】Grüne Soße(7種類のハーブを使った伝統的なグリーンソース)

©haneusagi.com

フランクフルトに来たらぜひ食べたいものの一つにグリーンソース(Grüne Soße)があります。

ドイツ語で「グリューネ・ゾーゼ(Grüne Soße)」のような発音になるこのグリーンソースは、フランクフルトを代表する名物料理で、グリーンソースのお祭りまであるほどです!(※2024年は5月11~18日開催)

美味しいもの好きの方、ご当地食を試してみたい方はぜひどうそ!

ベジタリアンや肉を食べない日を設けている方にもおススメです。何故かと言うと、グリーンソースはその名の通り、「緑のソース」という意味で、7種類のハーブを使って作られています。

※クリームが入っているレシピの場合はビーガンの方には不向きです

伝統的な7種類のハーブは以下です。

  • Borretsch – Borage -ルリジサ
  • Kerbel – Chervil – チャービル
  • Kresse – Garden Cress – コショウソウ
  • Petersilie – Parsley – パセリ
  • Pimpinelle – Salad Burnet – サラダバーネット
  • Sauerampfer – Sorrel – スイバ
  • Schnittlauch – Chives – チャイブ

グリーンソースは温かい魚料理や、肉料理と一緒に提供されますが、冷製のお料理にも添えられます。

また、茹でたジャガイモとゆで卵と一緒にグリーンソースが提供されることもよくあります。(一番最初に食べた時は、その質素さに驚いてしまいましたが、軽いランチなどに良いと思います)

参照:RGrüneSosseEierWZ

レストランでは、シュニッツェルにこのソースをかけて食べるのもポピュラーで、私がフランクフルトへ行くと必ず注文するのがこのシュニッツェルにグリーンソースを添えたもの。

パン粉をまぶして揚げたドイツ風の薄いカツレツと爽やかでクリーミーなグリーンソースが良いコントラストで、揚げ物でもさっぱりといただけるのが好きです♪

【フランクフルトで食べたいおススメのご当地グルメ】Apfelwein(アプフェルヴァイン)

参照:https://planchamexx.com

フランクフルトに来たら味わいたい物にアップルワイン(Apfelwein:ドイツ語でアプフェルヴァインのような発音、現地方言でApfelwei(エッベルヴァイ)とも言う)があります。

つまり、リンゴ酒(ここではアップルワインという事にします)。

このアップルワインは、一般的なサイダー(シードル)と似ていますが、少し違って、後味には酸味があり、これは使用されるリンゴの種類によるもののようです。

また、製造過程でガスが抜けていますし甘さも控えめなので、いわゆるシードルよりもワインやブランデーのようなものに近いと思います。

フランクフルトの地元民はアップルワイン愛があり、これまた夏にはアプフェルヴァイン祭りも開催されます(※2024年は8月9~18日開催)し、車内でアップルワインが楽しめる観光用のアップルワイン路面電車もあるほどです。

アップルワインを試すなら、フランクフルト市内でもマイン川の南側に位置するザクセンハウゼンという地域のレストランやパブに行くのがおすすめ!

ザクセンハウゼン地域には伝統的なアプフェルヴァインのパブが数多くあり、ハシゴもできますよ♪

観光用のアップルワイン路面電車「Apfelwei Express」。車内でアップルワインが飲めるらしい(笑) ©haneusagi.com

お店によってアップルワインの味が違うので、色々と飲み比べてみて自分のお気に入りをみつけるのも楽しいです。

フランクフルトでの滞在が1日だけでも、ザクセンハウゼンを訪れる価値はあると思います。トラムや地下鉄でもフランクフルト中央駅付近や旧市街地からもアクセスしやすいです。

アップルワインを注文する際は、グラスでももちろん注文可能ですが、ベンベルと呼ばれる灰青色の土瓶ポットで注文して何人かでシェアするのも良いですね。

ベンベルにはさまざまな容量があるので、メニューを見るか店員さんに聞いてみましょう。

飲み物が提供されるときには、アップルワイン専用のGeripptes(ゲリプテス)と呼ばれる特別なグラスが使用され、アプフェルヴァインを飲む際に伝統的に使用されるものです。

このアップルワイン専用グラスのデザインのキャンドルホルダーがお土産として売られているお店もありますよ(笑)

【フランクフルトで食べたいおススメのご当地グルメ】Handkäs’ mit Musik(ハンドケーゼ・ミット・ムジーク)

© Tourismus+Congress GmbH Frankfurt am Main

フランクフルトの郷土料理に、ハンドケーゼ・ミット・ムジーク(Handkäs’ mit Musik)というものがあります。

「ハンド(手)+ケーゼ(チーズ)」=えええ??何?!と思いますが、ドイツ人の友人に聞いても「名前は変だが美味しい」とのこと(笑)

ハントケーゼは、200年以上の歴史を持つ酸っぱいご当地ミルクチーズで、フランクフルトのクリスマスマーケットでは、ハンドケーゼのフォンデュやラクレットを見かけるほど、この地方ではポピュラーなチーズだと言います。

独特の酸味がある半透明な色をしたチーズなのですが、その名前『Handkäs’ mit Musik』の「ミュージック」つまり直訳で「音楽付きハンドチーズ」の音楽とは何を意味しているのでしょうか?

ハンドケーゼは、ビネガー、オイル、塩、胡椒でマリネし、大抵はクミンが乗せられています(別でお好みで提供される場合もあります)。

そして、チーズの上には生の刻み玉ねぎ乗っており、この「音楽」は生の玉ねぎを食べて消化するときの音を指していると考えられているそうです。

このビネガーとオイル、クミンで味付けされたチーズに乗っている生の刻み玉ねぎをドイツの黒パンにつけて食べると、何とも言えないハーモニーが生まれ、お酒が進みます♪

参照:Pnterest

個人的には好きな味ですが、はねうさ夫はあまり好みではないようで、ドイツ人と言えども好き嫌いが分かれるご当地グルメです。

一般的に日本にはないような味なので好き嫌いは人により分かれそうですが、一度は食べてみたいちょっと奇妙な?!料理のひとつだと思います。

ハンドケーゼは、フランクフルトの伝統的なドイツ料理店のメニューに殆どある料理で、前菜の欄に「Handkäs mit Musik」が載っていることが多いので、フランクフルトの伝統的なドイツレストランへ行ったらメニューを見てみてくださいね。

【フランクフルトで食べたいおススメのご当地グルメ】Frankfurter Würstchen(フランクフルトソーセージ)

© www.fotos-stadtlandfluss.de

ドイツと言えばソーセージ!のイメージが強いと思います。

そして「フランクフルト」そのものの単語が日本語では「ソーセージ」を意味する事もありますよね。

せっかくフランクフルトに来たのだから、本物のフランクフルトソーセージを食べてみたい!という方もいらっしゃることでしょう。

ちなみに、ドイツでご当地ソーセージの名前を言うときに「~~~er」というと、その土地のソーセージを意味することが多いです。

例えば、フランクフルター(フランクフルトのソーセージ)以外に、ニュルンベルガー(ニュルンベルクのソーセージ)、テューリンガー(テューリンゲンのソーセージ)が有名どころです!ちなみに、ドイツではありませんが、オーストリアのウィンナーもウィーンのソーセージという事になります。

フランクフルトソーセージは、豚肉とヒツジの腸のケーシングで作られた薄い茹でたソーセージで、「フランクフルトソーセージ」を名乗るためには、フランクフルトかその近郊で生産されたものでなければならない決まりがあります。

フランクフルトソーセージは、低温で調理し、燻製しているので冷たいまま食べてもOKではありますが、レストランでは茹でた熱々を出すのが通例で、パンやポテトサラダ、またはザワークラウトと一緒に食べます。

フランクフルトソーセージは、いわゆるファーストフードなので、屋台などで見かけることもありますよ。

【フランクフルトで食べたいおススメのご当地グルメ】Frankfurter Rippchen(フランクフルト風ポークリブ)

参照:Wikipedia

フランクフルト風リップヒェン(Frankfurter Rippchen)は、フランクフルトの伝統的な豚肉のリブを使った料理です。

リップヒェンは見た目も食感カッセラーに似ていますが、燻製ではなく熟成させるだけなので、風味はややマイルドです。

通常はザワークラウト、マッシュポテト、マスタードと一緒に提供されますが、私が先日行ったレストランで相席だった男性は、リップヒェンにグリーンソースというものを食べていました(こちらもザ・フランクフルト!なメニュー)。

リップヒェンはフランクフルトの多くのドイツ料理レストランで食べることができ、先ほどアプフェルヴァインが飲める多くの場プがあるとご紹介したザクセンハウゼン地域では、ほとんどのアプフェルヴァイン・パブのメニューにあるので、リップヒェンを試してみたい方はぜひ行ってみましょう。

【フランクフルトで食べたいおススメのご当地グルメ】Frankfurter Kranz(フランクフルタークランツ)

©thabisfotowelt

「フランクフルトの花輪」を意味するフランクフルタークランツは、フランクフルト・アム・マインで中世に行われた盛大な戴冠式に由来する真ん中が空洞の丸いケーキです。

王冠を思わせるリング状のスポンジとバタークリームを何層にも重ねて作られたケーキで、ケーキの上と側面もバタークリームで覆い、キャラメリゼしたアーモンドやヘーゼルナッツのクラッシュがかかっています。

ケーキの内層にはジャムを使うこともあるようで、ケーキの上にはルビーを彷彿させる赤いマラスキーノチェリーが飾られているバージョンが多いです。

旧市街周辺のベーカリーやカフェで見つけることができるので、フランクフルトへ遊びに行く際にはぜひ試してみてくださいね♪

>>あわせて読む

https://www.haneusagi.com/haneusa-diary-mygermanlife-different-buttercream

https://www.haneusagi.com/travel-germany-munich-paulaner-am-nockherberg

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