とっても魅力的な台北で、観光にグルメにマッサージを楽しもう!

こんにちは!はねうさぎです。

日本ではゴールデンウィークに突入しました。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

今年のゴールデンウィークは最大9連休ということで、ヨーロッパへの旅行者が盛り返していると先日のニュースで言っていました。

とはいえ、「そこまで長い休みが取れない」「時差の無い近場にサクッと行きたい」などと思っている方に、台湾の台北市の楽しみ方をお伝えします。

台北へは賢くLCCを利用しよう

東京から台湾まではたくさんの航空会社が乗り入れていますが、なんと、台湾へ定期便の直行便を就航している日本の都市は、 東京以外にも、札幌、函館、仙台、富山、名古屋、小松、高松、静岡、大阪、広島、福岡、宮崎、鹿児島、沖縄・那覇、 などがあるようです。

いかに日本と台湾が仲の良い関係であることがわかりますね。

台北は台湾の首都で、東京からは3時間半のフライトで行くことができます。

また、台北近郊の場合、台湾桃園国際空港と松山空港の2つの国際空港があります。

私はスクート(Scoot)というLCCを利用して、片道7,000円でチケットが取れたので、台北に2泊することにしました。

スクートは、シンガポールを拠点にしている格安航空会社です。

台湾からシンガポールまでの直行便もリーズナブルに運航しています。

台湾は日本人には住みやすい国

実は台北に立ち寄った理由の一つに、以前働いていた会社の同僚が転勤のため台北に住んでいたので、一緒にご飯を食べたいと思ったこともありました。

私が、中山駅(ジョンシャンジャン)から徒歩圏内にユースホステルを予約した(私のホステル好きに関しては「海外旅行での宿泊場所、ユースホステル利用のススメ」をどうぞ)と伝えたら、おいしいと評判のレストランを予約してくれたとのこと。

そのレストランが「高記」(Kao chi)というレストランです。

「高記」は永康街に最初にオープンした上海点心の老舗だそうです。

こちらでは、日本語メニューもあり、スタッフは英語も話せるし、おいしいのにリーズナブルということで、日本からの赴任者の中ではなかなか人気のレストランのようです。

そして、なんと私が予約したTaipei Family Hostelから徒歩10秒だったのです!

偶然にしてもかなりびっくりしました!!

空港からのバスが若干予定より遅れていたので、何とか待ち合わせには間に合いました。

◯Taipei Family Hostel公式サイト
http://taipeifamily.com

ちなみに、台北にはたくさんのリーズナブルなバックパッカー宿がありますので、興味のある方は検索してみて、自分のテイストに合った宿を予約してみると良いと思います。

また、台湾には日本資本のコンビニやお店がたくさんあり、ドラッグストアに行っても日本の物が日本語表示で普通の価格で手に入るという、まるで南国に位置する小さな日本!

人も暖かく、物価も高くないので、元同僚は「とっても住みやすいので、もう日本に帰りたくない」と言っていました。

台湾に来たら、やっぱり食べ歩き!

台湾と聞いたら、やはりリーズナブルでおいしい食事です。

台湾も、他のアジア各国と同様、屋台から超高級レストランまでバリエーションの広い価格やスタイルの食事処を見つけることができます。

また、有名なナイトマーケットも各地にあります。

実は私は、食べ歩きしすぎで、夕方にはお腹がいっぱいになってしまい、ナイトマーケットが始まるくらいの時間に屋台で台湾オムレツを食べた後、すぐに宿に戻ってきて寝てしまいました。

また、中山駅(ジョンシャンジャン)周辺は、高級デパートの「新光三越 南西店」を筆頭に高級ホテルや有名ブランドショップが立ち並び、路地に一歩入ると、リノベーションされたオシャレなカフェや雑貨店が点在していて、ショッピングするにも食事を楽しむにも最高の立地で、日本人には人気のエリアです。

また、週末(土曜日だけ?日曜日だけ?)は、朝市も出ているとのことで、早速行ってみました。

フルーツやジュース、豚や鳥をそのまま吊るした状態で販売しているお肉屋さんなどの食品から洋服や雑貨などのお土産品まで幅広く売られています。

市場の中は通りがそんなに広くないのに人がたくさんだったので、移動が大変でしたがとても楽しかったです。台湾の方はモノを売ろうと必死?!(というか買ってくださいモードがすごかった)

そんなに買うものも無かったので、搾りたてのフレッシュジュースを買いました。

ちょっと人が多くて逃げ出したかったので、市場のメイン通りから外れて公園のように広くなっていた場所へ移動しました。

すると、そこに、見たことのない赤い果物を売っているスタンドが。

私がじ~~~~っと見ていたので、おじさんが「@X`ア@xz?Syxp$%$・・・」と、何か話しかけてきました。

アジア人同士だと、外国人かどうかは言葉を発するまでわからないものですよね。(さらに私はアジアのどの国に行ってもなぜかローカルに間違えられるので、台湾でも馴染んでしまっていたようです)

このようなパターンの場合、微笑みかけると何も起こらない(相手が私をおそらく外国人だと思うのか、買う気が無いと思うのか話しかけなくなるのです)のですが、おじさんはどうやら「たくさん買ったらボリュームディスカウントしてあげる」と言っているらしい(ように聞こえた)。

英語で「ごめんなさい、果物を買いたいわけじゃないのだけど、この果物は何ですか?」と聞いてみましたが、おじさんは英語が話せません。

そこにおもむろに、私とおじさんのやりとりを見ていた女性が「日本から来たの?」と話しかけてきました。

親戚が神戸に住んでいるというこの女性は何度も日本に行ったことがあるらしく、日本語が堪能で、いろいろと説明してくれました。

どうやら、その果物は日本にはない台湾を代表する「リエンウー」という果物で、リンゴのようなナシのような中間をとったような味、とのこと。

見た目は赤く、円錐のような形をしています。

おばさんが「買ってあげるから食べてみたら?」と言ってくれました。

でも、さすがにそこまでお世話になれないし、食べられるならサンプルのひと切れでもいいくらいなのに、これから街歩きをしようという時で荷物になるのも嫌だったので、「今日の夜には帰るから結構です。ありがとうございます」と丁重にお断りしました。

また、台湾と言えば、マンゴーのかき氷を連想する方も多いのではないでしょうか。

日本でも「アイスモンスター」のマンゴーかき氷のお店が、表参道に日本1号店としてオープンして話題になりました。

友達が「絶対台湾に来たら食べるべきモノはマンゴーかき氷」と言い切っていたので(友達は冰讃(ピンザン)が最高!と言っていましたが、私は別のお店に行ってしまいました)とりあえず食べてみましたが、こちらでも案の定、食べ歩きしすぎでそんなに食べられない・・・でも食べている人の1人前を見ると、めちゃくちゃ山盛りになっています。

IMG_2096.JPG

©haneusagi.com

さすがに1人ではキツイので、ハーフサイズがないか英語で聞いてみるも、店員のおにーちゃんは英語がわからず、仕方なくレギュラーサイズを注文。

お腹いっぱいになりました…。

台北観光の定番「国立故宮博物館」

故宮博物館は、台湾に来たら欠かせない観光スポットです。

このブログでも「デザイン・アート」のカテゴリーを設けていますし、もちろんチェックしてきました。

国立故宮博物館は、中国と台湾の歴史がわかり、歴史に翻弄された膨大なお宝やコレクションが並ぶ、世界一の中国美術と工芸の博物館としてとして有名です。

フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュと並んで世界四大博物館の1つにも数えられているそうです。

博物館内の敷地はかなり広いので、すべてのコレクションをじっくり見ていたらあっという間に1日が過ぎてしまうと思うので、見るべき人気のコレクションと称されるものを中心に見ました。

その「見るべきコレクション」のトップ2が、

◯「肉形石」
◯「翠玉白菜」

です。

少し暗めの場所に、別々の透明ショーケースの中で展示されていました。

このお宝2つにたどり着くまでの長蛇の列にはかなり驚きました!40分~1時間くらい待ったような…。

しかし、まずこの「肉形石」というのは、豚の角煮そっくりに加工された石の事で、「翠玉白菜」は天然の翡翠と玉の混ざり具合を巧みに利用した白菜を形どった繊細な彫刻作品で、大きさそのものはすごく小さく、細部にわたる彫刻や細工が翡翠に施されており、一瞬ため息が出るような作品。

すばらしいお宝だったのですが、個人的には「なぜ食べ物?!」「なぜ豚の角煮?!白菜?!」という衝撃というか疑問の方が大きく、なんだか素直に美術品としてのすばらしさを理解できなかった…。

考え方によっては若干趣味が悪いとも言えないような…。

是非、ご自身の目で確認してみてください!

また、この博物館にはたくさんの中国人観光客がいました。

ここ数年、かなりの数の中国人観光客が押し寄せているのだとか。

本土からも近いことや、言葉が通じることなどから人気なのと、中国美術の神髄を見たいのでしょうか。

若干、私の中の「海外の美術館の良さ」が味わえなかったので、美術館記事としてはアップせず、こちらに紹介させていただきました。

早朝や夜は人も少ないようですので、混雑の時間をさけていくのが良さそうです。

台湾と言えば「台北101」

世界一の座をUAEのブルジュ・ハリファに譲ってしまいましたが、101階フロアーから成るとっても高いビルは台北市のランドマークとなっています。

ビルの全貌を写真に収めようとするとかなり遠くまで歩かなくてはなりません。

やはり、絵葉書のように、丘の上や高台から街の全貌を眺めるのが良さそうです。

さて、意を決して台北101までいってみましたが、中国人観光客の長蛇の列を見たのと、結構いい料金だったので、展望フロアまで上るのは断念しました。

なので、中のショッピングセンターをみたり、フードコートでミニ食べ歩き…(笑)

ショッピングモール内では、各国の高級ブランドしょっぴでのショッピングを楽しむことができます。

また、このビルの周辺には楽しいアート作品もあり、アメリカ人アーティストのロバート・インディアナの彫刻作品『LOVE』もありました。

日本では、東京の新宿アイランドタワーにもありますね。

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出典:jp.tranews.com

台湾と言えばマッサージやエステ

台湾観光の魅力の一つとして、エステやマッサージもあるかと思います。

今回、エステは時間がかなったのですが、観光で歩き疲れたので、地下街にあったマッサージ屋さんに入ってみました。

お店の価格帯はいろいろな設定がありますが、日本よりは若干リーズナブルです。

日本国内、海外と、今まで何軒ものマッサージに行きましたが、すごく上手でした!というか、私好みだったのかも。

施術してくれた先生は、おそらく目の不自由な方で、施術ベッドの周囲を移動するときなども私の体を起点に感覚で移動しているのがわかりました。

言い方は変かもしれませんが、見えないからこその感覚の鋭さというのはあるのかなと思いました。

グルメ、マッサージ、観光、すべてにおいて楽しめる台湾。日本からも近く、親日国家としても知られていることから、日本人にはとっても旅行しやすい国だと感じました。

また、正直、台北2泊では、その魅力を吸収できないほどたくさんの見どころを持った街だと感じ、また行ってみたいと思っています!

治安も良い方なので、女性一人旅にもオススメです。(ただし、1人では食べ歩きの上限が限られます…)

また、台北の様々な情報は、台北ナビが便利です。

◯台北ナビ
http://www.taipeinavi.com/

ゴールデンウィークだけとは言わず、週末にも気軽に行ける台北にぜひ足を運んできてはいかがでしょうか。

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